いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

お終わりの始まり:浮き沈み?世代交代?

2011-02-19 17:20:38 | 日記

明け烏:

 誰彼を問わず、人は明滅・興亡を繰り返すものである。つまり頂上にくれば驕り、やがて凋落してゆく。絶頂を迎えて落ちてゆく人間と、どん底にきた人間は意外に類型的な同じ行動をとり、それが表にもはっきり見えるときがある。

 すなわち前者は、傲慢になって発言の調子が上ずり、他人を見下したような言動をしては、首をかしげるような要らぬちょっかいを出したりする。実はこれがピークなのであって、あとは落ちる一方なのだ。柿は枝を離れて落下する前が一番甘い。どん底の特徴は、とんでもない起死回生策を、おっ始めるところだろうか。

 先日、東京都の猪瀬直樹副知事が、「マンガ規制条例」の見直しについて漫画家が話し合いを求めたところ「夕張の雪かきをすれば話し合いをする」旨の発言をし、漫画家の一人が実際に夕張市まで出向いて、雪かきをしたというニュースを目にした。実際に雪かきに行った漫画家もどうかと思うが、猪瀬氏の傲った発言には、頂上に尖ったところの先端に登り詰めた者独特の雰囲気があった。

 猪瀬直樹氏は国労の書記から、ひっそりと右への重心移動を始めて、やがて小泉改革の波に乗って保守派の言論人としての地位を固めた。東京都の副知事への抜擢でも満足できないらしく都知事の座を狙っているとも聞く。
 こういう上昇志向の塊のような男が政治家としてトップにたつことに危惧を持つ方も多かろうが安心してほしい。猪瀬氏にこれ以上はない。頭の悪いマスコミの先導によってある程度の余熱的な高値安定はあっても更に上の階梯に登ることは、ほぼ絶対に不可能である。猪瀬直樹は間違いなく凋落への一歩を踏み出した。

いかりや:
 猪瀬氏はその時その時に応じて変幻自在する男である。全共闘華やかなりしころは、S大学の全共闘の議長だった。その男がいつの間にか権力側に取り入り、小泉ー竹中路線のときは、道路公団民営化の旗振り役をつとめた。ろくに財務諸表も理解できないくせに、道路公団には「幻の財務諸表」が存在するなどと、うそぶいた(その時の国交相が石原 伸晃、それが縁となったのかどうかいつの間にか、石原都知事の副都知事に昇格(笑))。佐高信氏に言わせると「わずかな知識をひけらかし、権力に立ち向かうポーズで、国民の人気を得ているだけだ」「権力に擦り寄るのがうまい」などと批判されている(ウィキペディア)。
 
 菅直人、仙谷由人、猪瀬直樹らは、いずれも1946年生まれである。戦後のベビーブーマー世代というのか、焼け跡のなかで父ちゃん母ちゃんが昼も夜も頑張って生まれた世代です。菅、仙谷、猪瀬氏らをみると粗製乱造された世代と言えるかもしれません。

 全共闘世代とも言うが、共通するのは変節漢であることです。全共闘世代とは、1965年から1972年までの、全共闘運動・安保闘争とベトナム戦争の時期に大学時代を送った世代である。

 彼らの学生時代の闘争は、大学という体制の恩恵にどっぷり漬かりながら体制批判をするという極めて矛盾に満ちた闘争だった。従ってそういう矛盾には盲目にして、周囲の環境に応じて都合よく変態するカメレオン・タイプだろう、変態変節することこそが彼らの真骨頂といえるかもしれない
 何をとち狂ったのか菅首相は、古い壊れたレコードのような傷物を閣僚にひっぱり込んだ。消費税アップ論者の与謝野氏(お世話になった自民を脱党し、立ち上がれニッポンを裏切った)を経済財政担当相に起用して世間の顰蹙をかっている。
 
 人生の浮き沈みはあるにしても、全共闘世代ももう終わりだろう。

 特に変節漢菅氏は、アメリカにおだてられて総理になった。沖縄米軍基地移転問題にしろ、消費税アップにしろ、わけもわからずTPPの参入を臭わせて、アメリカに思いっきり尻尾を振ってみせたものの、同僚議員からもけつを捲くられ、国民の支持を完全に失い政権運営もままならず、アメリカ筋から、こりゃ使い物にならないと米サイドからも見放されているに違いない。まさかと思われるが、後釜に前原氏が予定されているらしい、この男も顔はあちらに向き、頭は国民の方に向けていないことだけは確かのようである。

 全共闘世代のみなさま、ぼろ糞に言い過ぎた、ゴメンチャイ!

 

Seiji:

全共闘世代の方へ、

ブログ主が、皆様方世代の変節ぶりを責めていらっしゃいますが、以前、現代の若者にも全共闘世代のような活気と反体制エネルギーが欲しいと書いておられたようにも記憶しています。

従いまして、あなた方の当時の心の有り様と行動自体については一定の評価をされておられるものと思います。

ブログ主が仰っているように、政治家には変節漢とも言うべき人間が多く見受けられます。一方、わたしは、企業に入った同世代人が、経営層の理不尽な施策に対して自己保身に走ることなく、指弾の声を挙げて下位職に留まったようなケースも目にしています。また、例えば、極めて人道的で誠意のある医師になっている方もいらっしゃいます。

あなた方の中に、かって示した情熱や正義心を失わずに過ごしていらっしゃる方が多くいることを知っています。

いかりや:
現代の若者にも全共闘世代のような活気と反体制エネルギーが欲しいと・・・

その通りです、若者は内向きにならず、政治に関心をもち不満をぶっつけて欲しい。
「どうせやっても、報われないさ」、無駄かもしれないと思いつつ俺は今回で452回目のこの日記を書いた。「おもしろきこともなき世をおもしろく」と高杉晋作は言い残してこの世を去った・・・明治維新の世を見ることもなく。

 現在の不況も元を糺せば政治が悪いからです。政治家なんて常に自己本位で安易に流される。今のマスコミは堕落腐敗しています、政治を監視する役割を放棄している。だから国民が監視する必要がある

>企業に入った同世代人が、経営層の理不尽な施策に対して自己保身に走ることなく、指弾の声を挙げて下位職に留まったようなケースも目にしています

自慢じゃないけれど、わたしもトップに盾ついて損した(笑)。
 

Drジョー:

全共闘

>大学という体制の恩恵にどっぷり漬かりながら体制批判をするという極めて矛盾に満ちた闘争だった・・・変態変節することこそが彼らの真骨頂といえるかもしれない。

そのような矛盾に悩む学生もいたからこそ「自己否定」の論理が生まれたのではないでしょうか。

あげくの果て、連合赤軍事件などで決定的な挫折を味わって闘争から離れていった人が多いように想像します。

菅直人、仙谷由人、猪瀬直樹らは、あの世代の面汚しです。さっさと舞台から引っ込んでもらいたいものです。

いかりや:
全共闘世代が残したものは、一体何だったのだろうか
。菅、仙谷、猪瀬氏らのように、他人を蹴落として生きて行く世渡り上手ばかりが目立つ。

あの時の若者のエネルギーが、今の時代にこそ必要だと思う
2月3日の東京新聞「こちら特報部」、大規模デモ 世界で頻発 日本はなぜ静か?と題して特集記事を載せています。以下その記事からの抜粋です。

なぜ日本では、市民らによる街頭での意思表示がとぼしいのか。
一橋大大学院鵜飼教授は、

””デモは独裁国家だけに起きるわけではない。現状の体制ではもう限界だ、と人々が感じたときに生まれる。日本でも、政権交代後に生活が向上しないことから・・・今後、他の国のように、若者が中心となって、街頭行動が始まるかもしれない””

若者の貧困問題に詳しい作家の雨宮処凛さんは、

””「七十年代の連合赤軍事件などで、若者が政治に突出すると危険だと言うイメージが社会全体に広がった。事件を知らない若者世代も、親世代や社会からこうした価値観を植えつけられているのだろう」””
””加えて、「若者世代は周囲の空気を読むことを強いられ、周りに合わせることに懸命だ」と、社会に抗議することへの恐れも一因とみている。 しかし悲観はしていないという。・・・
””

90年代初頭から、アメリカ型の新自由主義(市場原理主義)が社会を席巻し、競争至上主義が横行し排除指向が強まった。競争至上主義は、少数の勝ち組と大多数の負け組みを生んだ、所謂格差社会を作り出した。負け組みは声を上げづらい世の中になってしもうた。

 

ジャンル:
政治
キーワード
全共闘世代 消費税アップ 連合赤軍事件 空気を読む 新自由主義 市場原理主義 ベトナム戦争 ベビーブーマー世代 全共闘運動 石原都知事
コメント (5) |  トラックバック (0) |  この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加 mixiチェック
« 米国の対日工作:日本は今、重大... | トップ | 春遠からじ? 庶民の政論 »
最近の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
全共闘世代 (Seiji)
2011-02-19 20:27:47
全共闘世代の方へ、

ブログ主様が、皆様方世代の変節ぶりを責めていらっしゃいますが、以前、現代の若者にも全共闘世代のような活気と反体制エネルギーが欲しいと書いておられたようにも記憶しています。

従いまして、あなた方の当時の心の有り様と行動自体については一定の評価をされておられるものと思います。

ブログ主様が仰っているように、政治家には変節漢とも言うべき人間が多く見受けられます。一方、わたしは、企業に入った同世代人が、経営層の理不尽な施策に対して自己保身に走ることなく、指弾の声を挙げて下位職に留まったようなケースも目にしています。また、例えば、極めて人道的で誠意のある医師になっている方もいらっしゃいます。

あなた方の中に、かって示した情熱や正義心を失わずに過ごしていらっしゃる方が多くいることを知っています。
ヤクザと堅気 (明け烏)
2011-02-20 04:09:07
あまり品の良くない話で申し訳ないが、ヤクザ(博徒)が太いダンベエや、おいしいカモを見つけると他の賭場で金をつかわぬようにマンツーマンで人を付けてしっかり囲い込みをする。最後の一滴まで搾り取ろうというわけだ。
北方領土の返還交渉をやっていた鈴木宗男氏が、デッチあげで捕まったのもこのあたりから考えてみると非常に分かりやすい。他所に金を流そうなどという不届き者は抹殺しなければならないのだ。

北方領土支援に中国・韓国が名乗りを上げたニュースが流れた。おそらく北方領土は鈴木宗男氏の交渉がラストチャンスだったのだろう。前原誠司の勇ましい発言に喝采をおくっているアホがいくら「凛として毅然と矜持をもって」けしかけても話は絶対にまとまらない。交渉相手を一方的に非難することで交渉がうまく運ぶことなどありえないのは、少しでも社会に出て商売ごとをやってみれば誰でも解ることだろう。

話はとぶが、この鈴木宗男氏の放逐に大いに手を貸した、「ど忘れ禁止法と疑惑の総合商社」の辻元清美、「ムネオハウス」の佐々木憲昭は国会のバカ騒ぎののち、ほどなくして己のバカさ加減に気づいたことであろう。さすれば一刻も早く、己の過ちを認め鈴木宗男氏を獄から救い出す運動をやったほうがいいと思う。勇気ある者には誰でも賞賛を送る。
全共闘 (johmodoki)
2011-02-20 15:21:36
>大学という体制の恩恵にどっぷり漬かりながら体制批判をするという極めて矛盾に満ちた闘争だった・・・変態変節することこそが彼らの真骨頂といえるかもしれない。

そのような矛盾に悩む学生もいたからこそ「自己否定」の論理が生まれたのではないでしょうか。

あげくの果て、連合赤軍事件などで決定的な挫折を味わって闘争から離れていった人が多いように想像します。

菅直人、仙谷由人、猪瀬直樹らは、あの世代の面汚しです。さっさと舞台から引っ込んでもらいたいものです。
全共闘世代 (いかりや)
2011-02-20 17:21:51

Seijiさん、ジョーさんコメントありがとう。私の意見と共に本文に載せました。
デモは日本でも起こっているのですが (JAXVN)
2011-02-21 09:06:46
こんにちは。
昨日は東京でもデモがありました。片方は500人規模で場所も都心とかなり目立つものでしたし、もう片方は警官隊とのもみ合い等かなり騒然とした雰囲気となりました。

「菅首相は退陣せよ」市民デモ
http://tanakaryusaku.seesaa.net/article/186920416.html

日本国内にて治安警察が市民デモを弾圧 〜沖縄・高江ヘリパッド建設抗議デモ〜
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/1d9e17f82748be0711cb603eaaf83ce3

しかし、今日の東京新聞にはサイトを見る限りどちらのデモの記事も無い様です。紙面にはあるのでしょうか?

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。