いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

「地下原発議連の発足」は菅降ろし?大物が勢揃い、 首相不信任騒動の最中 大連立に含み

2011-06-10 19:03:03 | 日記

本日6/10東京新聞こちら特報部に、超党派の「地下原発」議連が5月31日発足したという記事が出ている。多くの国民が原発不信をつのらせ、反原発、脱原発へ向けて走ろうとする時に、地下式原子力発電所政策推進議連を発足とは、一体こいつらは何を考えているのだろうか。

 議連の名簿には、民主、自民、公明、みんな、国民新、たちあがれ日本、新党改革と無所属の計49人だという。会長は立ち上がれ日本代表の平沼赳夫氏。顧問は、民主党から鳩山由紀夫、羽田孜、石井一、渡辺恒三、自民党から谷垣禎一、森喜朗、安倍普三、山本有二、国民新党の亀井静香の計9名。

 原発を地下に造るという発想は今に始まったわけではない。反原発運動などで、新規の原発は地上式では難しいことから、未利用地まで選択の幅を広げるのが狙いだったというのだが。

 同記事によれば、

 今回の地下原発議連は、福島原発事故で地上での新規立地や増設はおろか、既存原発の存続も危うくなる中、かっての自民党の懇談会メンバーを中心に、与野党の原発推進派が結集した格好だ。
 地下原発議連は、発足のタイミングから、不信任騒動との関連が取り沙汰された。与野党の原発推進派が、原子力政策の見直しに傾斜した菅直人首相を引きずり降ろそうとしたのではないか。「原発推進大連立」の拠点が地下原発議連ではないか・・・と。

 実際、谷垣、安倍、鳩山の各氏は「菅降ろし」の急先鋒。・・・・メンバーを見ると、不信任に賛成しそうな人ばかりだった・・・

地下原発議連の資料によると、全地下式の場合、臨海部の山の地下空洞に、原子炉ヤタービン発電機など主要施設を配置し、そこに取水・放水トンネルやケーブルトンネルがつながっている・・・・

山本拓事務局長は、「地下は地震と津波に強い」と利点を挙げる。「地表に比べて地下の揺れは小さい。福嶋原発も地下式にしていれば、津波をかぶって電源を喪失することもなかったはずだ」
 事故時の放射能対策でも、地下式は優れているという・・・

 福嶋原発事故で明らかになったように、人類は放射能をコントロールする技術を持っていない。原発は一度稼動(臨界)すれば、半永久的に冷却し続けなければならない
 冷却用配管は地震に対して極めて弱い。万一、地下原発で事故を起こせば、放射能の逃げ場がなくなり、地上よりも遥かに困難な作業になるに違いない。作業員は死を覚悟しなければ現場に近づくことさえ困難になる。第一そんな現場に行く作業員がいるだろうか。密閉状態に近い場所で水素爆発が起きたらどうなるだろうか、水素爆発だけでない、もし水蒸気爆発が起きれば、巨大な山をも吹き飛ばして物凄い量の核物質の放散ということになる。

 本ブログ:原発と核武装論でも述べたように、原発は国家の安全保障にも、大きな暗い影を落としている。原発の燃料となるウラン資源は、石油や天然ガス、石炭資源よりはるかに乏しい資源であることを、原発地下議連の連中は知らないのだろうか。原発推進派の産官学に文化芸能人まで巻き込んだ金まみれ垢にまみれた癒着構造を崩したくない気持ちはわからぬでもないが、いい加減にしろと言いたい。

通りがけ:
扶桑の国の叡智で地上のすべての子供たちの未来を守ろう

>原発による電気エネルギーの製造など論外だ、と京大の小出先生は怒りを込めて言った。
>「たかだか電気を作るためのものでしかないのに、子ども達の未来を売り渡して良いのか!」
>>http://kyosukeyamashina.blog62.fc2.com/blog-entry-925.htmlより

子供たちの未来を踏みにじれと命令するものの正体。
原発の原子炉の中で起こっている臨界核分裂は原爆の爆発と同じものである。
日本人を原爆の人体実験対象にしてデータを収集し続けている米軍。福島第一原発事故発生当初から米軍特殊部隊が首相官邸にまで入り込んでいたという。彼らの目的がメルトダウン防止にあったと信じる者は世界中に一人もいないであろう。
このように他国である日本の中枢部まで米軍が何の外交儀礼も手続きもなく好き勝手に入り込めるのは、ひとえに地位協定という治外法権のせいである。

日本の国防は米軍の地位協定治外法権によって薄紙のごとく破られ続けて穴だらけにされておりまったく機能していないのは皮肉な現実である。
米軍に未来を轢殺された沖縄の少女とおなじく、日本の子供たちの未来を踏みにじれと命令するものの正体は、「地位協定」を振りかざした戦争の狂犬病者米軍である。
扶桑の国の平和憲法の力で全世界の子供たちの未来を臨界放射能から守ろう。

いかりや:
小出先生によれば、原発があるから、火力発電所は半分くらいしか稼動していないという。休んだままになっている火力発電所をフル稼働すれば、むりやり節電する必要もないという。計画節電対策を吹聴することで、どうしても原発の必要性をアッピールするつもりらしい。今更、すべての原発を停止、廃炉にすれば、その費用だけがかかり、電気を生まずコストだけが大きくのしかかるので、それを避けたいのが本音だろ?

 


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4 コメント

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国会はただちに地位協定破棄可決せよ! (通りがけ)
2011-06-11 07:00:31
地位協定は米軍の軍服を着たものであれば誰でも日本国内でビザなしで外交官特権並みの治外法権で日本の法律を無視して勝手気ままに行動できるというものだ。

首相官邸に米軍の服を着せた破壊工作員を送り込むことも米国の自由である。

三鷹事件のように米軍人が日本の要人を殺しても治外法権で迷宮入りにできる。

沖縄の少女轢殺のように米軍の軍服を着ていれば日本国領土内で日本人を何人殺しても何の罪にも問われないのである。
米国領土内では合衆国憲法のもとに厳罰に処せられるのにね。

地下式原発は核燃料の最終処理問題を考えるとおそらく人類の叡智の粋を集めた唯一の解決法となるが、核兵器を独占して世界を軍事覇権支配したい戦争の狂犬米軍は核兵器の無力化処理につながるので絶対に妨害してくる。
それは地位協定を利用すればいとも簡単に実現できることであるから。

したがって地下式原発推進派にとっても「地位協定破棄」国会決議が緊急に必要なのである。


国会は直ちに「日米地位協定」を緊急破棄せよ。
馬鹿野郎は辞職即逮捕ね。 (通りがけ)
2011-06-11 15:30:51
松木謙公氏は不信任案否決後辞任を翻して居座りを表明した嘘つきの馬鹿やろうは一国の首相に不適任であるとして、一人で新たな内閣不信任案を提出すればよい。今度は圧倒的多数で可決されるさw

吉田内閣のバカヤロウ解散を応用したバカヤロウ辞任が見られるぜ。
扶桑の国の叡智で地上のすべての子供たちの未来を守ろう (通りがけ)
2011-06-11 21:16:35
>原発による電気エネルギーの製造など論外だ、と京大の小出先生は怒りを込めて言った。
>「たかだか電気を作るためのものでしかないのに、子ども達の未来を売り渡して良いのか!」
>>http://kyosukeyamashina.blog62.fc2.com/blog-entry-925.htmlより

子供たちの未来を踏みにじれと命令するものの正体。

原発の原子炉の中で起こっている臨界核分裂は原爆の爆発と同じものである。

日本人を原爆の人体実験対象にしてデータを収集し続けている米軍。福島第一原発事故発生当初から米軍特殊部隊が首相官邸にまで入り込んでいたという。彼らの目的がメルトダウン防止にあったと信じる者は世界中に一人もいないであろう。

このように他国である日本の中枢部まで米軍が何の外交儀礼も手続きもなく好き勝手に入り込めるのは、ひとえに地位協定という治外法権のせいである。

日本の国防は米軍の地位協定治外法権によって薄紙のごとく破られ続けて穴だらけにされておりまったく機能していないのは皮肉な現実である。

米軍に未来を轢殺された沖縄の少女とおなじく、日本の子供たちの未来を踏みにじれと命令するものの正体は、「地位協定」を振りかざした戦争の狂犬病者米軍である。

扶桑の国の平和憲法の力で全世界の子供たちの未来を臨界放射能から守ろう。
地下原発推進議連の現設計図はお粗末過ぎて使い物にならない。 (通りがけ)
2011-06-13 19:17:52
日本が巨額の代金を支払って購入してきて現在保有する核物質の総量は1万トンに迫るという莫大な量である。福島事故原発の核物質は全部石棺封入廃棄しても数千トンの核物質が残っており、輸出売却はすでに不可能である。

これを発電を主目的にしないで最終処理の安全度を高める目的で地下式原発を設計し、すべて国の事業として建設することが必要であると考えるものである。

日本の土木技術は世界一である。この土木技術者の叡智を結集して、資金は全額国費で建設資金に糸目をつけず投入すれば(例えば米国債を全部売却して資金を作る、つうか他では無理なので唯一の資金作りかw)、世界最高最先端の安全性(建設技術的にも軍事的にも)を誇るまったく新しい地下式原発を作ることは、世界中で日本だけに達成可能なプロジェクトXである、と考えている。

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