いか@ 武相境斜面寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distillted Resentment

沼津深海水族館; 駿河湾は深いと知る

2016年09月18日 20時09分58秒 | 日本事情

先週末、箱根から沼津へ。水族館に行った。沼津深海水族館。

1階が駿河湾の魚や、参照展示のオーストラリアの魚など。そして、2階がシーラカンスの展示。

駿河湾、深いんだ。


http://izugeopark.org/izugeomain/

駿河湾、深い。そして、相模湾も案外深い。東京湾は間氷期の水面が下がった時代に浸食でできた谷。所詮は地表の水循環で形成されるので、そう深くはない。

駿河湾や相模湾はプレートが沈み込んでできるトラフ[1]なんだ。プレートの運動で形成されるテクトニクス的海底地形。だから、大規模。

[1] トラフ

今、南海地震の危険が喧伝され、南海トラフという言葉は多くの日本人に届き、認知率も向上中。それじゃぁ、「トラフ」ってどういう意味って聞いてみた(N数=1)。おこたい:「ん~、trafficと関係あるの」。 ブー。

トラフ=troughの直観的イメージはこれだ;

Google画像 [trough]

トラフとは、この細長飼葉桶のイメージを地球科学者が採用して、海底地形に付けた学術用語。日本語訳は「海盆」。 ちょっと、変。

トラフはなじみがなくても、海溝はわかりやすい。日本海溝の海溝。水深7000メートルとかの深さ。この原語はtrench。日常語としてのイメージは→Google画像[trench]。

なお、海溝と同じような海底構造にトラフ(trough、舟状海盆)がある。6,000m以上の深さのものを海溝と呼び、それより浅いものはトラフと呼ばれる[wiki]、とのこと。

駿河湾の海の生き物で知ったことは、地球で一番大きいカニであるタカアシガニがたくさん生息していること。

■ シーラカンス

   

シーラカンスの学名は、Latimeria(ラティメリア)[wiki]と言って、発見した南アフリカの女性の名前から来ていると知る。上図が発見したMarjorie Eileen Doris Courtenay-Latimer(マージョリー・コートニー=ラティマー)[wiki]が描いたスケッチ。そのスケッチのレプリカが展示してあった。

彼女は学芸員だったから「シーラカンス」を「シーラカンス」としてわかったに違いない。これまで人類史上、何人もの人が「シーラカンス」が網に引っかかって迷惑し、そのまま海に捨てていたのだろう。

● まとめ

駿河湾は確かに深海だが、新しい深海だ。シーラカンスが生息しているアフリカ沖の海は古い深海だ。

 

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