「明治維新と幕臣 「ノンキャリア」の底力 門松秀樹著 中公新書」を読み終えました。
明治維新では、維新の志士や元勲が注目をどうしても集めてしまいますが、その明治維新政府を徳川幕府の幕臣たちがかなりのウエイトを占めて支えていたということを著した本です。
高校くらいまでは明治維新で、徳川幕府が政権の座を下りると、幕臣たちも職場を離れたものと思っていました。
でも、大学へ入る頃からは、そうでは無いのではと思うようになっていました。
その後、幕臣から明治政府へ仕える者も多くいたことを知り、そこが明治新政府が比較的スムーズに全国統治を出来た鍵なのだろうと思うようになっていました。
この本を読んで、行政の実務を担う、中下級官吏のかなりのウエイトを幕臣たちが占めていたことを知り、長年の疑問が解ける思いです。
どのような組織であれ、実務を担う中下級層がしっかりとしていることが要だと改めて思いました。
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2014/11/102294.html
明治維新では、維新の志士や元勲が注目をどうしても集めてしまいますが、その明治維新政府を徳川幕府の幕臣たちがかなりのウエイトを占めて支えていたということを著した本です。
高校くらいまでは明治維新で、徳川幕府が政権の座を下りると、幕臣たちも職場を離れたものと思っていました。
でも、大学へ入る頃からは、そうでは無いのではと思うようになっていました。
その後、幕臣から明治政府へ仕える者も多くいたことを知り、そこが明治新政府が比較的スムーズに全国統治を出来た鍵なのだろうと思うようになっていました。
この本を読んで、行政の実務を担う、中下級官吏のかなりのウエイトを幕臣たちが占めていたことを知り、長年の疑問が解ける思いです。
どのような組織であれ、実務を担う中下級層がしっかりとしていることが要だと改めて思いました。
http://www.chuko.co.jp/shinsho/2014/11/102294.html