さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
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さすらいの風景 ヴィリニウス その6

2015年06月22日 | 海外旅行
ヴィリニュスの旧市庁舎の脇にあるのは、聖カジミエル教会。

1604年にイエズス会によって建てられた、リトアニアの守護聖人であるカジミエルを祀った教会です。



奥にあるタマネギ型の塔が建物のバランスを崩していますが、これは帝政ロシアの時代に正教教会にされて付け加えられたものです。

第一次世界大戦のドイツ占領時にはプロテスタント教会にされ、ソ連時代には「無神論」博物館にさえなったという、時代に翻弄された教会でもあります。



まだ開いていましたので中に入りました。堂内は高い天井を持っています。



主祭壇には大理石の柱が並んで荘厳な雰囲気です。



中央に飾られているのは、聖カジミエルでしょう。大聖堂にも聖カジミエル礼拝堂がありましたが、リトアニアの人々の聖カジミエルに対する信仰心は大きいようですね。



他にも聖人の絵が飾られていました。





聖カジミエル教会を出て、夜明けの門通りを南に向かうと、右手に聖三位一体教会の入り口が現れました。

とりあえず通過しましたが、戻ってきた時に中に入りました。



さらにその先で、聖テレサ教会(左)と夜明けの門(右)が見えてきました。



聖テレサ教会の手前に精霊教会の入り口がありました。





精霊教会は、リトアニアにおけるロシア正教の中心的教会です。

内部は撮影禁止でしたが、祭壇前には1347年に殉教した三人の聖人の遺体が安置されており、大勢の信者が訪れていました。



聖テレサ教会の脇を抜けると午前に訪れた夜明けの門に到着しました。



光線の具合も良くなっており、階上の礼拝堂に置かれた聖母のイコンも眺めることができました。



とりあえず夜明けの門をくぐって、ヴィリニュスの旧市街地の縦断の成功。ヴィリニュスの旧市街地は、歩いて回れる距離にあることが判りました。



少し戻って聖三位一体教会に入りました。



大きな建物ですが、建物の老朽化が目立っていました。



脇には鐘楼も設けられていました。



中に入りました。手入れが行き届かないのか、薄暗い感じでした。



祭壇は、変わった形式のものでした。

聖三位一体教会は、東方正教(ビザンチン)の儀礼を残しながらローマ法王に使えるという、ウクライナ・カトリックと呼ばれる珍しい宗派です。16世紀のポーランド・リトアニアが正教徒の多いウクライナ・ベラルーシに進出した結果、宗教的妥協のために興った宗派ということです。

教会が荒れた感じなのも、信者が少なく、お金も充分集まっていないということでしょう。



ロシア正教とも違った祭壇です。ウクライナに行けば、このような祭壇が見られるのかもしれませんが、今の政治状況では当分無理ですね。



脇の小部屋は信者の礼拝室になっていました。



信者は数名でしたが、熱心に祈りをささげていました。この教会では、ウクライナ語で礼拝が行われています。

残念ながら、効いていて、ウクライナ語なのかリトアニア語なのかの判断はつきませんでした。



再び市庁舎広場に戻ってきました。



夕食の時間も気になって急ぎ足で歩きました。



民家の屋根の上に面白い飾りを発見。大天使ミカエルでしょうか。



ビリエス通りもあと僅か。夕暮れ時になって、人も多くなってきていました。



ビリエス通りの町並みの上に、ゲディミナス塔が見えていました。



最後にゲディミナス塔を眺めてホテルへと急ぎました。

ツアーでの案内と夕方の個人的歩きで、ヴィリニュスの市街地をかなり見て回ることができました。

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