さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 シルクロード 絲綢之路へ

2010年06月04日 | 海外旅行
シルクロードこと絲綢之路は、中国からヨーロッパの地中海地方に至る交易路です。

西遊記によって伝説化した三蔵法師の旅、十八史略などの中国の歴史書、井上靖による西域小説によって、この方面への日本における関心は高かったものの、一般旅行者が訪れることはできない世界でした。

シルクロードの姿は、1980年4月から1年間放送されたNHK特集「シルクロード 絲綢之路」によって、ようやく目に触れることができるようになりました。2005年には、NHKスペシャル「新・シルクロード」も放送され、25年の歳月を経て大きく変貌した西域の様子も知ることができました。

井上靖の小説「敦煌」あるいは「楼蘭」を読んだのは、大学に入った頃でしょうか。受験勉強の世界史の勉強から一歩横道に逸れて、現れては消えていった辺境の小国の物語に引き込まれました。

「天山のオアシスと砂漠の大画廊 敦煌・莫高窟 8日間」という新潟空港発のツアーが開催されるのを知り、アンコ-ル・ワットに出かけたばかりですが、参加することにしました。

今回の旅では、ウルムチからトルファン、敦煌、西安の順で回っていくので、初日はまずウルムチをめざします。

9時半の飛行機で、新潟空港から韓国の仁川国際空港へ。



離陸してすぐに機内食が出てきます。

韓国ビールをもらって、一杯。昼からビールが飲めて、旅は良いですね。

韓国のビールは味が薄く、濃い味の日本のビールを好む韓国人もいるようです。



新潟からは、2時間15分のフライトで仁川に到着します、



仁川国際空港からは、青島へ。空港で乗り換え手続きを終えると、すぐに出発になりました。



1時間35分のフライトです。

機内食が出てきましたが、これも昼食でしょうか。韓国風海苔巻(キムパプ) は知っているけど、韓国風いなり寿司ってのもあるのですね。



青島(チンタオ)ビールがあったので、さっそくゲット。

青島は、日清戦争のどさくさにまぎれてドイツが租借地とした関係で、ビールの製法技術が入り、青島ビールは中国で一番伝統のあるビールになっています。



40分で青島に到着。

青島流亭国際空港は、新しく建てられたきれいな空港でした。

5時過ぎに出発ですが、登頂手続きをしてチケットに書かれたゲートに行くと、出発便の案内がありませんでした。係員を探してきくと、ゲートは変更になったとのこと。あわくってかなり離れた所のゲートに向かうことになりました。



ウルムチと書いてあるのを見てひと安心。その下のなんたら州というのを良く見ていなかったのが、次のとまどいのもとになりました。



ここからは、中国南方航空にのりました。

ウルムチまでは、5時間45分のフライトになります。



飛び立ってすぐに機内食が配られました。旅行のスケジュール表では、今晩の夕食は機内食とあります。

配られた箱を開けると、茫然。パンにカステラ、クラッカー、モヤシの炒め物。パンにつけるバターやジャムもありません。ビールも配られずに、紙パックの甘ったるい紅茶風飲み物。

ウルムチのホテルに到着するのは深夜になるので、外出や軽食をとるのも難しそうです。

早くも試練が訪れました。

1時間ほど経つと、飛行機が高度を落として、着陸しました。機内整備のため、乗客は一旦下りろということになりました。

ここはどこという状態で、飛行場の待合室に入りました。

結局、ここは、鄭州の飛行場だったようです。添乗員も、この飛行機は、鄭州経由ウルムチ行きということは知らなかったようです。

青島の案内には、簡略した字で鄭州と書いてあったのを、家に戻ってから確認することができました。



再び飛行機に戻りましたが、なかなか離陸せず、到着時間は遅れることになりました。中国の空港では、遅れるのは普通ですね。

再び機内食が出てきました。一応肉の煮たのが入っていましたが、量は少なく、ご飯が残ってしまいました。

もらったビールには、燕京ビールとありました。燕京とは北京の古い別名です。ビールを飲むのにも、歴史の知識が必要です。



ウルムチ空港には、0時を少し回ったところで到着しました。現地ガイドが、すでにホテルのチェックイン手続きを済ましておいてくれて、車内でキーが配られて、すみやかにホテルの部屋に入ることができました。

結局、空港に向かう途中に買った朝食のパンに、4回の機内食を食べて、この日の食事の回数は合計5回になりました。

新潟からウルムチまでは、15時間半かかりました。現在でも、遠い絲綢之路です。
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