さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 グルジア軍用道路 その2

2016年08月25日 | 海外旅行
アナヌリ教会の見学を終えてバスに戻ると、本降りの雨が始まりました。

窓ガラスも曇って、写真撮影もままならぬ状態になってしまいました。

なお、グルジア軍道のツアー観光は、山岳道路の積雪の関係で5月から10月の期間だけで、それ以外の時期はアナヌリアで引き返しになるので、ツアー選びの際には注意が必要です。



カーブを交えながら高度を上げていき、樹林限界も越してきました。



通り過ぎてきた集落が眼下に遠ざかっていました。



ガスが流れる中、雪山も見えてきました。



雪山をバックにして、ロッジ風の建物が並んでいました。



鋭い頂きを持つ峰々が並んでいました。



スキーリゾートになっているグダウリに到着して、昼食をとりました。

気温は下がっており、用意してあった寒さ対策のすべて、長袖山シャツにフリースセーター、マイクロダウンを着込む必要がありました。旅の初日にバクーで猛暑に耐えたのとは大違いです。



ホテルの壁に表示してありましたが、標高2172mとのことです。



昼食をとっている間に雨が止んで、周囲の展望が広がってきました。



周囲の山は3000mを超えているようです。



軍用道路を車が行きかっています。



再びバスは走りだしました。



深い谷が刻まれていました。



車道は、崖際に沿って続きました。



峰々も迫ってきました。



樹木が無い高山帯に入ってきました。



牧畜小屋でしょうか。荒野の真ん中にぽつんとたっていました。



山の斜面を埋め尽くす羊の群れが現れました。



道路脇に、巨大な壁画が現れました。これは、帝政ロシアがグルジアのカルトリ・カヘティア王国を保護化した200年記念として、1983年に建てられたものです。

王様や騎馬隊の絵が描かれていますが、少し荒廃が進んでいます。



残念ながらバスは、停車することなく、通過していってしまいました。

2008年に起きた南オセチア問題へのロシアの介入以来、グルジア人の反露意識が高まっており、グルジアの属国化を記念したこの記念碑に、グルジア人はあまり良い気持ちを持っていないようです。

今回訪れたコーカサス三国において、アゼルバイジャン対アルメニア、ジョージア対ロシア、アルメニア対トルコは領土問題で関係が冷え切っており、紛争の停止期間でもあるので注意が必要です。



氷河によって造られた圏谷が見られます。



標高2395mのグルジア軍道の最高点である十字架峠(ジュヴァリ峠)に到着しました。



峠の脇には、新しく造られたような十字架の記念碑が立てられていました。

十字架峠の由来は、11世紀のグルジア王ダヴィッド4世がイスラム教国オセチアとの境界を示すため十字架を立てたことによるといいます。



道路脇に別な十字架が立てられていましたが、これは第二次大戦の際、道路工事への徴用によって死亡したドイツ人捕虜の墓です。



やってきたトビリシ方向の眺め。



これから下っていくカスベキ方面の眺め。

ジョージア軍道は、未舗装区間があるのかと思っていましたが、全面舗装化されていました。

ガスが流れて寒く、写真撮影を終えて、早々にバスに戻りました。



下っていくと、再び羊の大群が現れました。



カーブを交えながら下っていきました。道路の半測に設けられているのは、残雪期のために使うトンネルとのこと。冬季の積雪がかなり多いようです。



道路脇に、鉄分によるものか茶色に染まった石灰棚が現れました。





道路脇の沢にも残雪が見られました。



再び集落が現れるようになりました。



谷も広がってきました。



川向うに集落が見えていました。



もうすぐカズベキに到着かなと思う頃、トラックの列が長々と続いているのに出会いました。これは、ロシアへの通関に時間がかかってしまうため、ここで待機しているとのこと。国境越えは数日かかりになり、トラック運転手はここで寝泊まりして待つとのことです。



村を見下ろす丘の上に塔や教会が見えました。



別の村にも塔が立てられていました。



グルジ軍道の引き返し地点のカズベキが近づいてきました。
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