さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ヤズド その1

2014年01月28日 | 海外旅行
ヤズドでは、街外れにあるSAFAYIEH YAZDに泊まりました。長時間のバス移動で、すっかり暗くなった7時過ぎに到着し、ホテルのレストランで夕食をとって後は寝るだけになりました。



新しくできたホテルのようで、部屋もきれいでした。



朝になってから見たホテルの外観。アラブ的な造りになっていました。



5日目は、まず沈黙の塔から見学を始めました。沈黙の塔は、ダフネと呼ばれるゾロアスター教の鳥葬(風葬)を行うための墓場です。

街外れの砂漠の中に沈黙の塔の小山が二つならんでいます。

ヤズドは、イラン中央部にあって、ササーン朝ペルシャの時代からゾロアスター教の中心地になってきました。



左の塔の方が少し高くなっています。



右の少し低い方に上がることになりました。



沈黙の塔の麓には、葬儀に使われた施設が並んでいます。



塔を備えたドームは、アーブ・アンバールと呼ばれ、ガナートと呼ばれる地下水路で運ばれた水の貯水槽をドームで覆い、周囲に冷却のための塔を立てたものです。





近くに、地下に下りる階段がありました。信者は礼拝の前に身を清めるために使ったといいます。



こちらはトイレ。



トイレの内部。



集会場



礼拝室



中からは、沈黙の塔を望むことができます。



こちらは、高い方の沈黙の塔。



丘の上をめざして歩き始めました。



結構急で息が切れてきましたが、一気に登りつめました。



丘の上は、リング状の土壁がめぐらされ、入り口が設けられていました。



中央に穴が開いている円形の葬祭場が設けられていました。ゾロアスター教では、火、水、土を神聖なものとしたため、遺体を安置して風化させる方法をとりました。本来は風葬であったものが、鳥が寄ってきてついばんでしまったため、鳥葬に変わったようです。



最後に残った骨は中央の穴に入れ、満杯になると酸でとかしたといいます。



斎場の外に出ると、雪をまとった山が見えていました。



ヤズドの郊外には、シルクロードが通っています。ゾロアスター教もシルクロードを伝わって、中国ではけん教あるいは拝火教と呼ばれました。



丘の麓の眺め。

本来は砂漠の真ん中にあったのでしょうが、市街地が迫ってきて神秘性が薄まってきています。



現在のゾロアスター教徒の墓。

1930年に鳥葬が禁止され、現在では土葬が行われているようです。



ヤズド市街地の眺め。



バスに戻って移動を始めると、標高4000m級のシール・クーフ山脈の眺めが広がりました。
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