さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 アテネ4

2010年10月01日 | 海外旅行
アクロポリスの麓には、ヘローデス・アティコス音楽堂とディオニソス劇場が並んでいます。

このディオニソス劇場は、野外劇を行うために造られました。ディオニソスは、ブドウ栽培と酒の神バッカスの別名で、葡萄の収穫を祝う祭礼と宗教的な踊りを中心とする行事がむすびついて、現在見られるような演劇が発達しました。



悲劇のアイスキュロス、ソポクレース、エウリピデース、喜劇のアリストパーネスの作品が演じられました。



観客席は、1万5千人ほどが収容でき、当初は木造だったものが、陥没事故が起こって石造りに変えられたといいます。



ステージの名残りのバイドロスのベーマ(演壇)では、ローマ時代の美しい彫刻を見ることができます。



ディオニソスの誕生からアッティカの地で崇拝を受けるまでの故事来歴が描かれています。





アクロポリスの丘の上から見下ろしたディオニソス劇場です。



ヘローデス・アティコス音楽堂は、フェスティバル期間中以外は入場できないので、外からの見学になります。



ヘローデスは、アッティカ生まれの富豪で、さまざまな建物をアテネに寄付しています。この建物は、先だった妻の記念のために161年に寄贈したものです。



内部の様子は、アクロポリスの上から覗き込むことができます。



収容人員は、5~6千人といいます。



トルコの占領中は、ここに染料工場が設けられていましたが、1961年に大理石の座席を持つ音楽堂に再建されました。

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2 コメント

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30分のパルテノン (本読みと山歩き)
2010-10-02 15:25:48
アテネ パルテノン神殿 
数年前に仕事で行ったときに30分だけ時間が出来たので、走って駆けのぼったことを思い出します。
歴史の偉大さを感じる瞬間でした。
ひとつひとつの建物にやっぱり深い物語があったんですね。
それにしても、さすらい人さんは、こんな当時からこんなに歴史に造詣が深かったんですね。
改めて感心しております。
ギリシャ文明 (さすらい人)
2010-10-04 18:47:50
今晩は。新潟周辺の山でも、遅れ気味ではありますが、紅葉がはじまってきました。
ヨーロッパ文化を鑑賞するうえで、ギリシャ文明の知識は欠かせませんね。ただ、ギリシャの遺跡を見て回ると、いわゆるギリシャ彫刻は、ルーブル美術館や大英博物館の方が見事なコレクションを持っていることに気づかされます。
訪問は、30年ほど前になるので、リバーサルフィルムでの撮影でした。ひと通りの写真を撮ってはいますが、1日に36枚撮りを一本使うのをめやすにしていたので、現在のデジカメとは撮影枚数が根本的に違っているのが残念です。

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