さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 クンジュラブ峠越え その1

2013年11月25日 | 海外旅行
第8日目は、パスーを出発し、クンジュラブ峠を越えてタシュクルガンまでの移動になります。パスーの標高は2600mで、クンジュラブ峠は4733m、タシュクルガンは3100mなので、体験したことのない標高の体験になります。

クンジュラブ峠越えは、今回の旅のハイライトではありますが、陸路でのパキスタンから中国への国境越えということで、最大級の難関が待ち構えています。

朝日に輝くシスパーレ峰を後にして、国境の村スストに向かいました。



パスーからスストまでは、40分ほどフンザ川沿いに進みます。



スストは、国境の村ということでトラックが多く、砂埃が舞っていました。



周囲には、名も無き岩山がそそり立っていました。



パキスタンの出国手続きは、スストで行われます。道の右手にあるのが、出入国手続きを行う事務所です。すぐ脇のホテルでトイレを済ませ、事務所が開くのを待って、出国手続きを行いました。



出国手続きは、一人あたりの時間はかかりましたが、特に厳しいこともなく行われました。荷物検査は12名中2名がオープンさせてのチェックで、後はX線検査のみでした。

西遊旅行社の「パミール高原大縦断9日間」のグループが、フンザからカシュガルまで同じ行動日程になっていました。我々グループは総勢12名の小人数でしたが、こちらは20数名のグループであったため、並行して手続きを行っていたものの時間がかかり、我々の方が先に出発することができました。この人数の差が、国境越えで大きな差を生むことになりました。

パスポートに押された出入国スタンプ。いつもの空港での出入国では気にしていないのですが、今回は特別です。入国イスラマバード・エアポート、出国ススト・チェックポイントと押してあります。



再びバスに乗っての移動が続きます。出国スタンプをもらったといっても、まだパキスタン国内です。



スストからクンジュラブ川に沿って30キロを過ぎるとクンジュラブ国立公園のゲートに到着します。



国立公園への入場料として、外国人は8ドルを払う必要があります。パキスタン価格としては、結構な金額です。



トイレを借りて、一息つきました。



フンザ川も幅が狭くなってクンジュラブ川と名を変えています。



標高が上がったため、河畔の木立の紅葉も進んでいました。



荒涼とした風景が広がってきました。



黄色く色づいた灌木が余計に鮮やかに見えます。





標高は次第に上がっていき、富士山の標高3776mも越していきます。これまで登った山では富士山が最高峰なので、これからは未体験の高度になります。



標高4000mを越した付近から体に異変を感じました。車窓から写真を撮るためにシャッターを切るために息を止めますが、その後に深呼吸を続けないと、息苦しさが消えなくなりました。普通に呼吸をしているだけでは次第に息苦しくなって、意識して深呼吸を行う必要がありました。

高山病予防として、「水分をたくさん摂り、トイレに行きましょう」とありますが、この後の中国入国に問題があって、この方法はとれません。



立派な山が見えてきましたが、名前が判らないのが残念です。



谷の出会いで昼食になりました。標高はおよそ4000mほど。車道から水辺までの僅かな距離を歩くのも、深呼吸をしながらゆっくり歩く必要がありました。



昼食は、サンドイッチ、ローストチキン、ポテト、お菓子、ジュースのランチボックスです。高山病の症状として、「食欲減退、吐き気」が挙げられますが、美味しく食べることができました。



谷奥の山の眺めを楽しみました。



最高の昼食場所です。先を急ぐ必要があったのは残念です。



この先のカラコルム・ハイウェイは、九十九折で一気に高度を上げていきます。



カラコルム・ハイウェイの周囲は、次第に高原状になっていきました。



川の流れもせせらぎといった感じになってきました。





来た道を振り返ると、白い山並みが広がっていました。



ヤクの大群が草を食んでいました。



山の稜線も低くなり、クンジュラブ峠も近づいてきたようです。
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