さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
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さすらいの風景 ケチャ その1

2016年07月06日 | 海外旅行
パトゥカル寺院からウブドに戻ってきて夕食をとった後は、ケチャの見学になりました。

ウブドでは、レゴンやバロンなどの様々な伝統舞踊が演じられていますが、その中でもケチャは特に見たいものでした。

ケチャとは、インドネシアのバリ島で行われる祖先の霊を招いて加護と助言を求める呪術的な儀式がもとになっていますが、現在では、「ラーマーヤナ」の物語を題材とする舞踏劇の様式で演じられています。上半身裸で腰布を巻いた数十人(百人を超えることもある)の男性の「チャ」の掛け声で物語が進んでいきます。なお、バリ島では「k」を発音しないため、現地ではチャと呼ばれています。

会場はウブド王宮近くのダレム・ウブド寺院で、KRAMA DESA UBUD KAJAによる公演を見学しました。

寺院の中庭が演技場で、割れ門の奥から演技者が登場します。



配られた日本語の解説によれば、演目は「クンバカルナの死」ということでした。

中央のかがり火がともされ、まずは祈りが奉げられました。

会場の灯りはかがり火だけで暗いため、動きの早い場面や灯りの届かない場面の撮影には、ストロボを一部使いました。



上半身裸で腰布を巻いた男性合唱団の登場。



かがり火の周りに円陣を作って座り、チャッ、チャッという合唱が始まりました。



体を揺らして歌いながら、次第にトランス状態に入っていきました。



しばらく、合唱が続いた後に、ラーマーヤナの物語が始まりました。物語を再現していきましょう。

魔王ラーヴァナによって妻シータを攫われたラーマは、弟のラクシュマナと共に探索の旅にでました。



右がラーマで、左がラクシュマナ。



ラーマ一行は猿王になるスグリーヴァと出会って親交を深めます。スグリーヴァは各地の猿を召集し、全世界にシーターの捜索隊を派遣しました。



風神の子であるハヌマーンは、捜索のために、海岸から跳躍してランカー島に渡りました。



ケチャの音楽が、物語を盛り上げていきます。



ランカー島に潜入したハヌマーン。



一方、魔王ラーヴァナの王宮では、シータが悲嘆にくれていました。





シータを戻すようにラーヴァナを説得したものの受け入られずに王宮から追放され、今はラーマと共にいるラーヴァナの弟のウィヒサナ王子の娘のトリジャタが、なにかと慰めていました。



そこへ、ラーヴァナが、ラーマの偽首を持って登場。



ラーマを諦めて、結婚するように迫ります。



ラーマの死を信じたシータは、死のうと思います。



トリジャタは、必死にシータを説得します。



ラーヴァナの退場後、ハヌマーンが登場します。



ラーマは生きており、猿の軍団を率いて、助けにやってくることを告げます。



ランカー島での戦いが始まります。



ラーマとラクシュマナが登場。





弓の名手であるラーマは敵を倒しました。

物語は、佳境に入っていきます。
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