さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ワルシャワ その1

2017年02月20日 | 海外旅行
ワルシャワ中央駅からバスに乗って、ワルシャワ旧市街地に向かいました。

クラクフで別れたバスは荷物を載せてワルシャワに向かって走っている途中のため、別のバスが用意してありました。現地旅行会社は、煩雑な手配を良くやってくれていると思いました。

サスキ公園を通りかかりました。緑地の奥に見えているのは、平和を願って1925年に造られた無名戦士の墓のようです。



手前には、大きな十字架が置かれてました。



続けてワルシャワ大劇場とも呼ばれる国立オペラ劇場の前を通り過ぎました。

国立オペラ劇場は、1833年建築されたポーランド・ネオクラシカル様式の代表的建築物です。1939年のワルシャワの戦いにより劇場は甚大な被害を受けて焼失したましたが、1965年に再建されました。



ニケ像。

ギリシャ神話の勝利の女神である「ニケ」がモチーフですが、第二次世界大戦の際の、ワルシャワ市民のナチス軍に対する抵抗活動を称えて1964年に建立されたものです。



旧市街にバスは入れないので、離れた所でバスを降り、少し歩くと王宮広場に出ました。ここのレストランでまずは昼食をとり、その後に観光開始になりました。



王宮広場から南に向かってクラクフ郊外通りが始まっていますが、その入口にあるのが聖アンナ教会。



聖アンナ教会は、1454年にベルナルド会修道院として建てられ、新古典主義のファサードを持つポーランドの最も著名な教会の一つです。



自由時間に入ってみました。豪華絢爛な装飾が施されています。



昼間に入場したため太陽の光が差し込んで、明るい雰囲気でした。



主祭壇。教会の名前の由来になる聖アンナは、聖母マリアの母親に当たる人物です。祭壇画は、香炉が邪魔して良く見えませんが、聖アンナを現したものでしょう。



豪華なパイプオルガンが設けられていました。



クラクフ郊外通りや新世界通りの数か所に置かれたベンチには、ボタンを押すとショパンの曲が流れる仕掛けが施されていました。この仕掛けのおかげで、ベンチに座る者はおらず、観光客が取り巻く状態になっていました。



王宮広場で目につくのは、右手の王宮とジグムント3世の碑です。



王宮は、ツアーでは外観のみの見学になりましたが、夜の自由時間に入場することができましたので詳しくは後ほど。



ジグムント3世は、1596年にポーランドの首都をクラクフからワルシャワに移しました。



ジグムント3世は、ポーランド・リトアニア共和国の国王に加えてスウェーデン王の継承権を持っていました。ジグムント3世は、イエズス会の手で教育を受けていたため熱心なカトリック教徒になったため、ルター派プロテスタント国家であったスウェーデンには受け入れられずスウェーデン王位を廃位させられることになりました。ジグムント3世はスウェーデンの王位を要求し続け、その結果スウェーデン・ポーランド戦争が引き起こされて、この遺恨は後の北方戦争に受け続けられることになりました。

また、歌劇「ボリス・ゴドゥノフ」で有名な偽ドミトリー1世がロシア貴族を糾合してロシア攻略を開始した際には、自身は偽ドミトリーとは距離を置いたものの、動乱にスウェーデンが介入すると、ロシア・ポーランド戦争を引き起こしました。ジグムント3世はモスクワを占領することに成功しましたが、本来の目的がロシアのカトリック化であったため、ロシア正教会の反発を受けて、結局撤退することになりました。



王宮広場の北側の旧市街地を囲む城壁が残されていました。





旧市街地には、趣のある建物が並んでいました。



窓辺に置かれた人形。意味不明ですけど。



シフィエントヤンスカ通りに進みました。



小路の途中にあるのが、洗礼者ヨハネ大聖堂。れんが造りのファザードが印象的です。



昼はミサかなにかを行っていて入れなかったので、夜の自由行動時に入場しました。



洗礼者ヨハネ大聖堂は、王宮に近いこともあって、ポーランド国王とのゆかりが強く、歴代のポーランド国王のうち、スタニスワフ1世とスタニスワフ2世がここで戴冠式を行っており、ヨーロッパ最初の成文憲法「5月3日憲法」の憲法宣言式も1791年にここで執り行われています。



ステンドグラスは、細かいガラスが組み合わされていました。





堂内には、お墓も置かれていました。



側壁部には、幾つもの小礼拝堂が設けられていました。







洗礼者ヨハネ大聖堂の脇には、聖母教会があります。





聖母教会の主祭壇。すっきりした造りです。
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