さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ミュンヘン その4

2009年04月10日 | 海外旅行
ミュンヘンといえばビール。

市内にあるホーフブロイハウスは、19世紀に建てられ、観光客は必ず訪れるミュンヘンを代表するビヤホールです。

地元の人間は別なビヤホールの方を好むようです。ヒットラーがここでミュンヘン暴動を扇動したことを影響しているのかもしれない。

ミュンヘンを訪れたのなら、是非、いっぱい飲みに入りましょう。1Lジョッキを飲み干せば、幸せな気持ちになります。



ミュンヘンのイベントとして有名なのが、ビール祭りの「オクトーバーフェスト」です。9月半ばから10月上旬に開催され、毎年600万人以上の人が会場を訪れています。

1810年、当時のバイエルン王ルートヴィヒ1世の結婚を祝うため行われたお祭が起源です。

広大なテレージエンヴィーゼ公園に、固定式巨大テントや移動式遊園地が期間内だけ設置されます。

このお祭りに参加したかったのですが、宿が取れませんでした。そこで、夜行列車でミュンヘン入りし、お祭りに参加した後は、再び夜行列車に乗るという作戦を考えました。



会場には、大手のビール会社の巨大テントが並びます。



知名度ということで、ホ-フブロイハウスのテントに入りました。



館内では、長テーブルにびっしりと人が座っています。ビールは、1Lジョッキが基本。タンブラーに入ったライトビールもあるようですが。

みどころのひとつは、給仕の女性です。注文されたビールを両手と胸に抱えて歩き回っています。ビールの正味だけで1kgで、ガラスのジョッキもかなりの重さです。10杯以上のビールを軽々と運んでいます。

この会場で出されるのは、シュパーテン・オクトーバーフェストビールという特別なビールです。アルコール度数が少し高く、完全に酔っぱらっている者も普通にみかけ、外の道路脇でも、ひっくりかえっている者が沢山いました。



天井にはマスコットの酔いどれ天使。



館内は、ブラスバンドの演奏や話し声で大騒ぎです。お隣とは、片言の英語で話してお友達になり、このようなありさまに。テーブルの上に上がって騒ぐのは、普通に見かける光景でした。



外には巨大テントが並んでいますが、2Lのビールで酔っ払ってしまい、それ以上のはしごはできませんでした。



これは、日本でも有名なビールメーカーのレーヴェンブロイです。



公園内には、宙返り系の移動遊園地も設営されて、大賑わいでした。

すっかり酔っ払い、ミュンヘン駅で夜行列車の簡易寝台のベッドに転がり込み、目が醒めたのはハンブルクでした。

ビール好きには是非訪れてみるべきお祭りです。
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