さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 フエ その5

2013年03月25日 | 海外旅行
フエの最後の見学地として、カイディン帝廟を訪れました。カイディン帝は、阮朝第十二代、最後から二番目の皇帝です。フエ周辺には、この他にもミンマン帝廟やトゥドゥック帝廟などもありますが、今回のツアーでは、カイディン帝廟だけの見学であったのは残念なことでした。

カイディン帝廟は、1920年からカイディン帝の死後六年も工事が続けられて、十一年かけて1931年に完成しました。カイディン帝は新しい物好きであったため、東洋風に加えて西洋風の建築様式が加えられています。さらに無宗教であっため、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教の様式がミックスされています。

カイディン帝廟は、丘の中腹に設けられており、石段を上る必要がありました。中央の門は、皇帝専用です。



階段脇には、龍の像が設けられていました。良く見ると、ドラゴンボールを持っていますね。



一段上がったところの踊り場からの眺め。



もう一段上がった広場に出ると、八角形の石堂が現れました。



皇帝の偉業を讃えた石碑が、石堂内に収められています。



広場の片隅には、ヨーロッパ風の塔が建てられていました。



広場の両脇には、役人や象、馬の像が置かれて、廟を守っています。



文官の像。



文官では、衣服に鳳凰の模様が描かれています。



こちらは武官。



龍の模様が描かれています。



さらに階段を上がります。通常の観光地ですが、階段上りが続くので、足弱な人は辛い思いをすることでしょう。



階段を上りきると、ようやく廟の本殿前に到着します。



中華風の造りです。



壁には細かいレリーフが施されています。



最上段の広場から石堂を振り返ったところ。

カイディン帝廟の完成の1931年というと満州事変が始まった年で、そう昔のことではありませんが、建築資材として使われたのが当時の新しい材料であったコンクリートであったため、風化が進んで黒ずんでおり、見かけ上は古びた感じがします。
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