さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 カイロのモスク

2011年01月24日 | 海外旅行
エジプトの宗教は、イスラム教スンア派が90%、コプト・キリスト教が7%になっているため、いたる所にモスクがあり、その付属の尖塔のミナレットが目に入ってきます。

カイロ考古学博物館見学の後、モスク見学ということで、ガーマ・スルタン・ハサンに向かいました。

その途中、ガーマ・ムハンマド・アリを車窓から眺めることができました。

このモスクを造ったムハンマド・アリは、オスマントルコのサルタンからエジプト太守に任命されました。イスタンブールのモスクをまねて1857年に造られたため、ミナレットは細く先が尖った形をしています。ツアーでは、このモスクに案内されることが多いようですが、この建物は、エジプトを代表する様式ではないといいいます。



ガーマ・ムハンマド・アリは、シタデルと呼ばれる城塞が置かれた丘の上にあります。

シタデルは、十字軍を破ったアイユーブ朝の創始者サラディーンが、1176年に対十字軍の拠点とした城塞で、その後19世紀まで支配の中枢として機能してきました。

強固な城壁が築かれています。

こちらのモスクも見たかったな。



めざすガーマ・スルタン・ハサンです。最大級のイスラム建築になっています。ガーマ・リファーイーという同じような巨大な建物が向かい合っています。



ガーマ・スルタン・ハサンの入り口です。



入り口から見上げると、ミナレットの頭が見えてきます。ミナレットとは、この上から礼拝の時が来たことを知らせて礼拝を勧める詠唱を行う塔です。声を遠くまで届かせるため、高い塔になっていきました。

この詠唱は、アザーンといいます。一日に五回ないしは三回流されるのですが、夜明けに流されるアザーンは、イスラム世界を旅行しているという気分を高めてくれます。



エジプトのミナレットは、円形、四角形、六角形など、各層で異なる複雑な形をしているのが特徴です。



遠くに見えるガーマ・ムハンマド・アリと比べると、ミナレットの違いが判りますね。



ガーマ・ムハンマド・アリも美しいですね。



靴を脱いで中に進むと中庭に出ます。中庭には、礼拝のための沐浴を行う水飲み場のハウズがあります。



元は泉のようになっていたようですが、水道の蛇口が並んでいます。



礼拝堂には、沢山のランプが上から吊るされていました。



礼拝堂は高い天井を持っています。



礼拝堂には、ミンバルと呼ばれる説教壇が設けられています。



また、説教壇の脇には、ミフラーブと呼ばれる窪みがありますが、これはメッカの方向を示しています。



イスラム建築では、偶像は禁止されていますが、その代わりに壁はアラベスク模様の浮彫で飾られています。



礼拝室に座って、礼拝の仕方の説明。一度聞いただけでは覚えられませんでした。



中庭を振り返ったところ。



床のタイルも美しく飾られていました。



カイロでは、多くのモスクが目に入ってきました。

ガーマ・スルタン・ハサンから出た広場からは、ガーマ・ムハンマド・アリと別のモスクが並んで見えています。




車窓から見た死者の墓地。中世からの墓地で、モスクが並んでいます。



車窓から見たガーマ・アズハル。創設970の今に残るイスラム世界の最高学府であるアズハル大学付属のモスクです。



次の見学地のハーン・ハリーリは、フセイン広場から歩き出しました、ここにもガーマ・ホセインのモスクがありました。


最近では、イスラム過激派のテロがニュースを騒がせることが多いですが、イスラム教についての理解を深めることも大切でしょうね。

カイロの街歩きの余裕があったなら、もっとモスクを見て歩きたかったです。
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