さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ペルセポリス その2

2014年01月20日 | 海外旅行
続けてアパダーナ(謁見の間)に向かいました。アパダーナ(謁見の間)は、ダレイオス1世の命によって建てられた宮殿で、属国からの使者との謁見、ノウルーズ(新年)の祭儀のために用いられました。



ここでの見どころはレリーフが良く残されている東階段で、保護のために屋根が設けられています。遺跡の景観としては違和感がありますが、保護のためとあっては仕方がありませんね。



アパダーナ(謁見の間)は、高さ2.6mの床の上に設けられていますが、側面にレリーフが施されています。



有名な「牡牛を襲うライオンのレリーフ」

ライオンが夏、牡牛が冬を現し、季節の移り変わりを示しているという説が有力です。同じ図案のレリーフは、いくつか置かれていました。



ペルシャ人とメディア人の要人の行進が描かれています。



ペルシャ人が「縞の帽子」、メディア人は「丸い帽子」を被っていることで、両者を区別することができます。



階段脇の装飾。



植物をモチーフにした装飾。



クサビ状文字で、いわれかなにかが書かれています。



衛兵たちの行進。



アディダスの靴の三本線マークはこのレリーフに由来します、というのは冗談。



この東階段には、王に贈り物をする23の属国の使者の様子が描かれています。それぞれの国は、糸杉のレリーフによって仕切られています。

23か国のレリーフを以下に並べます。中には、損傷が進んでいるものもあります。

メディア アケメネス朝のおひざ元。



エラム 子供と母ライオンを携えています。



アルメニア  グリフィンをかたどった壺を持っています。



アーリア イラン東部の民族で、フタコブラクダを従えています。



バビロニア 牡のコブ牛を連れています。このレリーフでは、牡の牛や馬は、股間の一物が必ず描かれています。



リディア 小アジアで流行の靴を履いて入場。



ブーツのように見えますね。



アラコシア  アフガニスタンの現在のカンダハールのある地方。



アッシリア 羊をつれています。



カッパドキア 布や種馬を携えています。



エジプト レリーフの上部にあって損傷が進んでいます。



スキタイ 武装状態で入場しています。





イオニア 布やトウモロコシを持っています。



バクトリア



ガンダーラ コブ牛を連れています。



パルティア 二種類の鉢を持ち、フタコブラクダを連れています。(なお、地球の歩き方の写真では、バクトリアとバルティアの写真が入れ違っています。)



サガルティア 現在のヤズド付近にいた民族。



ソグティアナ 弓や短剣、斧などの武器を身に付けています。



インド ヒンドゥー教徒の正装をしています。



スクドリア 小アジアのエーゲ海沿岸部の民族。



アラビア ロープをまとって、ヒトコブラクダを連れています。



ザランジュ アフガニスタン南西部の民族



リビア 動物たちを引き連れています。



エチオピア 黒人の風貌をしています。

博物館できちんとした照明を当てた方がレリーフが見やすくなるとは思いますが、遺跡の本来にある場所で見られることの方が大切だと思います。

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