さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ハフパプト修道院

2016年09月20日 | 海外旅行
昼食を終えた後、村の上にあるハフパプト修道院に向かいました。

ハフパプト修道院は、世界遺産にも指定されているのですが、地球の歩き方には「ビザンチンの影響を受けたユニークな建築様式が見られる」としか書かれていません。



修道院入口の駐車場に到着しました。

ハフパプト修道院は、10世紀にバグラト朝のアショット3世の二人の息子のために造られた寺院で、13世紀に前室などが増築されました。

アルメニア教会は、アルメニア使徒教会あるいはアルメニア正教ともいわれます。アルメニア王国は、301年に世界に先駆けてキリスト教を初めて公認し、キリスト教を国教と定めましたが、これはローマ帝国においてキリスト教が公認された313年のミラノ勅令よりもさらに10年以上前の出来事になります。



主聖堂(聖ニシャン聖堂)に入りました。



門から入ったところは前室で、洗礼を受けていない人はここまでしか入れません。奥に主聖堂が見えています。

アルメニアの教会は、ジョージアの教会と外観は似ていますが、内部の構造や装飾は東方正教会に属するジョージアのものとは異なっています。一番の違いは教義ですが、「単性論」などといわれても理解できないので、省略。



石の壁は厚く、窓も小さいため、うす暗い堂内に目が慣れるのに少し時間がかかりました。教会は黒っぽい玄武岩でできており、重厚感が漂っています。



玄関廊のドームの上には明かりとりのためか穴が開いていました。



床には、雨水を受けるための穴も設けられていました。また、前室の床は修道僧たちの墓石で敷き詰められています



主聖堂。ジョージアの教会で見られたイコノスタシスはありません。



祭壇は簡素なものになっています。



主聖堂の天井。



ドームにはキリストを描いたフレスコ画が見られますが、損傷が進んでいます。



洗礼盤。



洗礼者ヨハネによるキリストの洗礼図。



一旦外に出ました。



聖母寺院。



聖母寺院入口上部のレリーフ。十字の先が分かれた独特の形の十字が彫られています。



聖母寺院の祭壇。



Hamazasp修道院。



食堂。



500人の修道僧がいたようで、かなりの広さです。



天井から光を取り入れていますが、室内は暗く、食堂としては快適とは思えません。



祭壇でしょうか。



聖ニシャン教会の前室脇には、ハチュカルが置いてありました。

ハチュカルは、十字架石と訳されます。アルメニア正教会独特のもので、主に墓石として用いられる他に、重要な出来事を記念するときにも使用されました。



アルメニアでも一番有名なハチュルカです。上部は天上界で、十字架の架けられたキリストの両脇に天使がいます。



壁に十字が彫られていました。



何やら文字が彫られた石柱。





独特の形の十字が見られます。



ハチュルカが壁際に並べられていました。





外から振り返ったところ。



図書館。



床には多くの穴が開いていますが、これはモンゴルなどが侵略してきた際に本を隠すためのものです。



鐘楼。



聖堂を脇から見たところ。建物が複雑に組み合わさっています。



聖堂周囲の草地には、花も咲いていました。





見学を終えて駐車場に戻ると、土産物屋が集まってきていました。
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