さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ルアンパバーン その9

2014年12月28日 | 海外旅行
ラオス旅行の最後の見学地としてワット・シェントーンを訪れました。建立は1560年のルアンパバーンを代表する古刹です。



入り口右手には、霊柩車庫があります。



壁には一面に黄金のレリーフが施されています。



絵のモチーフはラーマーヤナのようです。



ナーガと仲が悪いためラオスの寺院ではあまり見なかったガルーダが活躍しています。



堂内には、1960年に行われたシーサワンウォン王の葬儀で用いられた霊柩車が治められています。ナーガの飾りが施されており、よそでは見られないような姿です。





中庭には土産物屋があって、ガイドの説明はよそに目が引き付けられてしまいました。



風でくるくる回るプロペラ状の尾を持った鳥や象の飾り。面白いので買ってしまいました。



本堂は、湾曲した屋根が重なりあう、典型的なルアンパバーン様式になっています。



屋根の飾り。



壁には一面にレリーフが施されています。





堂内に安置された仏像。







大きなドラが置かれていました。バチも置かれて叩くことができました。日本の寺院や神社で見られる鰐口と同じような役目でしょうか。



柱部に描かれた絵。





壁いちめんにレリーフが施されていました。







本堂の裏の壁には、196年に製作された「マイ・トーン(黄金の木」のレリーフが飾られています。



かつてここにあった高さ160mの大木がモチーフになており、仏教にまつわる物語が描かれています。



北の壁面には、水道管につながったガネーシャ像が置かれており、ラオスの正月には、ここから流れ出る水を求めて人が集まるといいます。



境内には、小さな祠が置かれていました。





これはレッドチャペルと呼ばれ、1957年にブッダ生誕2500年を記念して装飾されたものです。





この寝釈迦像は、1569年にセーターティラート王によってが運び込まれました。



立像堂。



ガラス象嵌が施されています。



境内には、ボート祭りで使われたナーガの飾りが置かれていました。





ワット・シェントーンの見学を終えてメコン川側の入り口から出ると、階段脇には、像が置かれていました。獅子像だろうとは思うのですが、稲荷神社のキツネ像の方に似ていますね。なお、股間の一物によってこれは雄のようです。向かい合うもう一体は雌のようでした。



ラオスにおける見学もこれにて終了し、メコン川も見納めになりました。
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