武闘派法律家の真実ブログ 飯田はじめ03-3984-2333公益性と事実の表現の自由意見

専門家責任税理士・司法書士が弁護士から損害賠償請求される危険な時代・余り過ぎた弁護士が同じ下位の資格者へ襲いかかる 

公開された社会的事実は誰が参考にしてもいい、という当たり前のことが確認された

2017-03-20 10:07:16 | 日記
http://big-3.jp/bigoriginal/news/091225.html

平成21年12月24日

小学館広報室コメント

平成20年(ワ)第5534号 著作権翻案物発行禁止等請求事件
原告  内田雅敏
被告  小学館 井浦秀夫
『弁護士のくず』に著作権を侵害した表現は一切なく、内田氏による一方的な 「盗作」との主張を退けた裁判所の判断を評価します。
内田氏の主張は、調査して漫画を描く井浦氏の創作姿勢を曲解し、実在の事件の骨格を参考にすることも許容しないものであったことを残念に思います。

                              以上

平成21年12月24日

経緯説明及び弁護士コメント

被告代理人弁護士
骨董通り法律事務所
弁護士 福井健策
「人気漫画『弁護士のくず』(小学館ビッグコミックオリジナル連載中)中の4話分について、弁護士の内田雅敏氏が、作家である井浦秀夫氏及び発行元である小学館に対して提起していた著作権等侵害訴訟(東京地裁平成20年(ワ)第5534号)について、本日、地裁民事第47部は、被告らの主張を全面的に認め、本件漫画は著作権・著作者人格権の侵害などにはあたらないという判決を下しました。

 今回の訴訟は、内田氏が2008年2月、「本件漫画は同氏の著作した小説『懲戒除名』(太田出版)などの盗用である」と主張して、記者発表と共に出版差止の仮処分を申し立て、仮処分が発令されなかった段階で損害賠償などを求めて本訴提起したものです。

 井浦氏及び小学館は当初より、「内田氏の著作は小説ではなく、当時広く報道された社会的事件を克明につづったドキュメントである。本件漫画はこうした実在の事件を参考にしたに過ぎず、著作権侵害などにはあたらない」と反論していました。本日の判決は被告側の主張を全面的に認めたものです。

 著作権は、あくまでも作品の「創作的表現」を守るものであり、そうした創作的表現を真似しない限り、先行する文献から実在の事件を学んで作品に利用することは許されます。そうでなければ、いかなる社会的事件でも、最初に報道した記者やライターが独占できることになり、報道機関の活動は根底からくずれ、社会の自由な文化活動は著しく阻害されてしまいます。

 今回、裁判所がこの基本的ルールを明言したことは、「小説からの盗用」という誤った情報で著しく名誉を傷つけられた井浦氏の名誉回復になるばかりでなく、今後の報道・文化活動にとって極めて意義深いものであったと考えます。」

                              以上

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