税務署の税務調査に法的三段論法で一番親切強い税理士の予防税務アドバイス安心 飯田はじめ税理士03-6265-6349

武闘派元自衛官の税理士がオーナー社長の盾となり不当な税務調査から守りぬきます。

「争わない」生き方のすすめ運の良い人と悪い人がいる良い人の周囲には良い人ばかりが集まり

2017-03-21 12:58:30 | 日記
以下記事転載
弁護士が語る「悪賢い成功者」の悲惨な末路
東洋経済オンライン 2/20(月) 8:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170220-00158541-toyo-bus_all
http://toyokeizai.net/articles/-/158541

1万人以上の「トラブル」を見てきたベテラン弁護士が、「悪賢い成功者」の成功は長続きしないと断言します(aijiro / PIXTA)
私たちは、「成功して、羽振りがいい人」に注目しがちだ。その中には、「悪賢いこと」をして成功を収めた人もいるかもしれない。
しかし、50年近い弁護士生活をとおして、のべ1万人以上の「トラブル」を見てきた西中務氏は、そういった成功は一時的なもので、多くは後に悲惨な末路にいたると語る。近刊『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』を上梓した西中氏に、「悪賢い成功者」の末路と、本当に「運の良い人」の特徴を解説してもらった。

この記事の写真を見る

■運の良い人と悪い人がいる
 私は半世紀近く弁護士をして、本当に多くの人生を見せてもらいました。民事、刑事の仕事のすべてを合わせれば、依頼者はのべ1万人を超えるでしょう。
 刑事事件はもちろん、民事事件でも、法律相談が必要な場面というのは、人生の重大事が多いものです。弁護士として人様の重大事とたくさんかかわりを持たせてもらったおかげで、随分と人生勉強をさせてもらいました。毎年出す年賀状も1万枚を超すようになりました。
 1万人もの人生を見てきた私にはわかるのですが、世の中には、たしかに運の良い人と悪い人がいます。
 たとえば、運の悪い人は、同じようなトラブルに何度も見舞われます。同じ人が同様のトラブルで、何回も私のところに相談に来るのです。何度も同じような争い事を繰り返す人は本当に多いものです。
運のいい人は…
 そうかと思えば、まったく逆の人もいます。別にトラブルというのではなく、商売などに関連した法律相談のために事務所に来るのですが、やはり何度も繰り返していらっしゃる。そして、来るたびに、会社は大きくなっているのです。こちらは、運が良いとしか言いようがありません。
 この「運が良い、運が悪い」は一言でいえば、それまでのその人の生き方の反映です。運のいい人は、運が良くなるような生き方をしているのです。

 皆さんに幸運をつかんでいただくために、このたび上梓した『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』から、運を良くするための経験則をご紹介します。
■良い人の周囲には良い人ばかりが集まり…
 「良い人」と付き合う
 弁護士をして、大勢の人々を見ていて気づいたのは、「良い人の周囲には良い人ばかり」なのに、「悪い人の周りには悪い人ばかり」という不思議な事実です。
 周りに気を使い、当然のように他人を助けている「良い人」がいらっしゃいます。そうした人は、たとえば事業の法律相談などで来るのですが、周囲にはやはり同じような「良い人」が何人もいらっしゃるものです。
 「朱に交われば赤くなる」ということわざがありますが、良い人と付き合っていれば、自然と周りが良い人になります。周囲が良い人ばかりですから自然とトラブルが少なくなります。しかも、困ったときには助けてくれるような人ばかりですから安心です。のびのびとした気持ちで仕事に打ち込めますし、必要なときには必要なサポートを受けやすいので、成功を収めやすいようです。常日頃から気分よく生きていけるだけでなく、仕事もうまくいくわけです。
 つまり、良い人と付き合っていると、とても幸福な人生になるわけです。そんな例をたくさん見てきました。
 「悪い人」と付き合わない
 反対に、依頼者でも相手方でもそうですが、しょっちゅう争い事を起こしている人には、他人を陥れても自分だけが得をしたいという「悪い人」がよくいます。そんな人の周りを調べてみると、やっぱり同じようなタイプの「悪い人」がぞろぞろいるものなんです。
 良い人の場合とは逆に、悪い人と付き合っていると、自然と周りに悪い人が集まってくるのでしょう。そうすると、争いが絶えず、しょっちゅうだまされたり傷つけられたりします。心はすさんで、いつも警戒や不安でいっぱいになります。イヤな気分でずっと過ごしているうちに、ストレスで体を壊しやすくなってしまいます。
一時は大金を得たとしても…
 こういう人は、結局は仕事もうまくいかないようです。他人をだましたり傷つけたりすると、一時は大金を得たとしても、いつかは逆にだまされたり傷つけられたりして、失ってしまうからです。
 つまり、悪い人と付き合っていると、不幸な人生になってしまいます。
 運を良くしたいのなら良い人と付き合う。これが、ベテラン弁護士としての経験則です。

 「争わない」生き方のすすめ
 また、弁護士がこのようなことを言うのは意外に思われるかもしれませんが、47年間にわたり1万人以上の人生を見てつくづくと感じるのは、「争っても、いいことは何もない」ということです。
 なぜなら、争うことで運が悪くなるからです。
 たとえ訴訟に勝って大金を手に入れたところで、運を悪くしては何もなりません。実際、争いで手に入れたおカネはすぐに失うことになりがちです。たとえば遺産争いで大金を得ても、危機を迎えたとき、誰も助けてくれないということにもなりかねません。私は弁護士として、そのような転落をうんざりするほど見てきました。
 また、不思議なことに、裁判で勝った後に不幸になる人が珍しくありません。勝訴を勝ち取った後に会社が倒産してしまったり、不渡り手形をつかまされたり、経営者が交通事故に遭ったりする例を多々見てきました。
 非科学的だと思われるかもしれませんが、恨みを買ったために、運が落ちてしまったのではないでしょうか。冷静に長い目で見てみると、こうしたことは世の中に意外に多いと気づくはずです。
 争いはしないほうがいい。これが私の経験則となったのです。
■良いことをすると運が良くなる
 昔から「情けは人の為ならず」といわれてきました。
 残念ながら今は、「人に情けをかけると、甘やかすことになって良くない」と誤解されていることも多いようです。でも、ご存じのように、本来の意味はまったく逆です。
 「情けをかけるのは他人のためではなく、自分のためだ。なぜなら、他人に情けをかけると、回り回って、自分のためになるからである」
 これが本当の意味です。
長い目で見ないとわからないこと
 「自分のためになるのだから、どんどん、他人に優しくしなさい」ということわざです。つまり、人の役に立つことをすると運が良くなるという意味になります。
 私の経験則からいっても、これはまったく正しいと思います。
 しかし、「それはきれいごとで、現実にはあてはまらないのでは?」と思われる方もいるかもしれません。現実の社会を見ると、人の役に立つどころか悪いことばかりしている人間が、お金持ちになったり出世したりしているように見えることも多いでしょう。
■悪いことをして得た成功は長続きしない

 たしかに、悪賢く立ち回って成功している人はたくさんいます。しかも、そんな人は派手にぜいたくをしがちですから、目立ちます。
 ですから、世の中にいる成功者は、そんな人ばかりなんだと思われるかもしれません。
 けれど、普通の人たちは、「うまくいった」という話ばかり聞かされがちです。その後どうなったかはフォローしませんし、あまり耳に入ってこないから、少々錯覚されていることが多いと思うのです。
 その点、弁護士は逆で、世の中のうまくいっていない人を多々見ます。弁護士が必要になるような争いがあるときは、うまくいっていない場合のほうが多いものです。
 つまり、普通の人は成功した話しか耳に入ってきませんが、弁護士は失敗している人についてよく知っているわけです。そして、悪賢い成功者がその後どうなったかについての話もよく知っているのです。
 結論をいえば、悪いことで得た成功は長続きせず、すぐに不幸になってしまうようです。
 事業で失敗して弁護士に相談に来る人の多くは、実はほんの少し前までは成功者だった人たちなのです。頭を使ってうまくおカネを儲けたり出世したりしたのに、その成功は長続きせずに、しばらくして失敗し、窮地に追い込まれる場合が非常に多いのです。
 そのことを、弁護士はよく知っています。「天網恢恢疎(てんもうかいかいそ)にして漏らさず」ということわざもあります。悪いことをすると、必ず人知の及ばぬところにいる神さまが見ていて、罰を与えるぞという戒めの言葉です。
 悪いことをして得た成功は、長い目で見れば一瞬だけのことです。本当の幸運は、一瞬だけでなく、長い目で見ないとわかりません。
 悪いことで成功を得た人の末路を数多く知る弁護士のいうことです。どうか、参考になさってください。
西中 務


http://ameblo.jp/oda-haruto/entry-12252885709.html

2017-03-01
1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」(その1)
テーマ:コラム春翔
 現在74歳、弁護士生活47年の西中務弁護士が、「1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える『運の良くなる生き方』」(東洋経済新報社)をつい最近出版されています。

 「1万人という膨大な数の依頼者を見ているうち、私には運の良い人と運の悪い人の見分けが簡単につくようになってしまいました。
 もちろん、運とは不思議なものですし、私のような凡人には到底、本当の理屈はわかりませんが、皆さんの幸福をつかんでいただくために、運の不思議なところや、運の良し悪しについての経験則をご紹介したいと思うのです」
 具体的な経験に基づいて経験則を導き出されていますが、沢山の具体例は省略して、エッセンスのみを紹介します。
 法律の専門家(一見運とは関係ないと見える)の経験則であることが、“ミソ”です。

 第1章 「運」

 大変なこと、立派なことには“高慢の罠”がある。
 運を良くするには謙虚さが必要。
 運を良くしたいのなら良い人と付き合う。
 善いことをすると、運が良くなる。
 「情けは人の為ならず」
 争うと運を落とす。争いを避けたかったら、困っている方が気持ちを変える。
 成功には運が必要。「事を謀(はか)るは人にあり。事を成すは天にあり」(三国志)
 第2章 「罪」
 「法律的な罪」ではなく「道徳的な罪」が運を落とす。
 「争わないほうがいい」とは、弁護士の基本。
 私利私欲は運を落とす。
 悪賢い、ズルい生き方には、必ず、不運という結果が返ってきます。
 道徳的な罪に気づき、感謝の心を持てば運が落ちるのを防げる。
 第3章 「恩」
 恩はもう一つの道徳的な負債。
 三大恩人とは、国の恩、親や祖先の恩、教えの恩。
 恩を受けた負債を返すことが、運を良くしていく。
 恩を与えてくれた人に直接返せなければ、別の人に「恩送り」する。
第4章 「徳」
 運は人徳で決まる。
 「天爵(てんしゃく)修めて、人爵(じんしゃく)これに従う」(孟子)=徳を積めば、富や権力などは自然に手に入る。
 運を決めているのは人間性。理由は簡単。
 人間性の良い人は、争いが少ないから。
 争いは不幸の元。
 経営者の品性は企業の運を間違いなく左右する。
 気持ちよく損得を忘れて働くと、運が良くなる。
 財産相続の相談の経験から言うと、大きな財産を引き継がせても、実のところ、あまり子孫のためになっていないことが多い。
 財産よりも徳こそ遺すべき。
 お金はたくさん手にいれたのに、少しも幸せになっていない人が本当に多い。 
 伸びている会社には元気がある。
 特に経営者の元気が運を呼ぶ。元気は人徳。
(会社を創業して50%が3年で、80%が5年で、95%が10年で倒産する)
 心は磨けない、目に見えないから。
 目に見えるものを、まず磨くこと(例えばあいさつ)。
 第5章 「言葉」
 人付き合いを良くし、運を開くのに良い言葉は三つある。
 人を思いやる言葉=人と人との信頼を築く。
 励ます言葉=人の心を明るくする。
 褒める言葉=人を積極的にする。
 コミュニケーションは相手を丸ごと認めるところから始まる。丸ごと受け入れるコツは、ただ話を聴くこと。
 ハガキは心をつなぐから、開運の方法となる。
 運を良くするなら手書き。
 第6章 「善」
 運を良くするには、善いことを積み上げると良い。
 しかし善いことを積み上げるのは難しい。
 善事陰徳を積めば、「易経」という書物に「善を積む家には必ず余慶あり」と書かれているように、必ず運命が改まる。
 運が良い人は、「人の役に立つ」「神さまに好かれる」ことをしている。
 最後に、本書を推薦する鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者、日本を美しくする会相談役)の言葉を紹介しておきます。
 「世の中には『成功本』と呼ばれるものが溢れていますが、どれもがあまりに個人の欲求実現にフォーカスしたものであり、本当の意味で人々の幸福に役立つのか疑問を抱かずにはいられません。
 西中先生はそうした考えとは一線を画し、目先の欲にとらわれず『徳』を積むことこそが幸運を呼び込む秘訣であると語っておられます。
利己的で短期的な利益追求は、自分が歩む未来への道を狭め、長期的に見た場合結局は運を落とすともいわれています。
 私はこれに心から共感いたします」
 鍵山さんは、自社から始まって、素手でトイレを掃除する運動を全国に広めた“掃除の神様”です。
 陽徳陰得をこれほど積まれた方も珍しいでしょう。
 その心は、著書名にもなっている「凡事徹底」です。
 西中弁護士の考えも、奇をてらったものではなく、まさに「凡事徹底」だと思います。
 しかしながら、「凡事徹底」ほど難しいこともありません。それが冷厳な現実です。
 分かっちゃいるけど実行できないからです‥‥


________________________________________
内容説明
*******************************************************
キャリア47年のベテラン弁護士が断言! 

「“争い”をやめて“人の役に立つ”ことをすれば、“神さまが喜び”運が開ける」

……など、数多くの実例をもとに「真実の成功法則」を解き明かす。
*******************************************************

鍵山秀三郎氏(イエローハット創業者)推薦!


◆本書より

○運の良い人の法則
「運が良いとしか言いようのない人がいる」
「運は人徳、すなわち人間性で決まる」
「運が良い人は、“人の役に立つ”“神さまに喜ばれる”ことをしている」
「運を良くしたいのなら良い人と付き合う」
「運を良くするには、善いことを積み上げるとよい」
「恩を受けた負債を返すことが、運を良くしていく」
「縁を大切にすると、運が開ける」
「人を思いやる言葉には幸運を呼ぶ力がある」
……

●運の悪い人の法則
「運の悪い人は、同じようなトラブルに何度も見舞われる」
「悪いことをして得た成功は長続きしない」
「人の迷惑になると運が落ちる」
「強欲は不運を呼ぶ」
「争うことで運が悪くなる」
「道徳的な負債を放っておくと運が落ちてしまう」
……



http://bimoji.at.webry.info/201703/article_18.html
『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える運の良くなる生き方』・西中務著より
<< 作成日時 : 2017/03/21 07:53
ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0
 あなたは運が良いと思いますか?50年で1万人の依頼者の人生を見た経験から、「運の良い人と悪い人の見分けがつくようになった」と著者は言います。もちろん占い師ではないので、鑑定をするのではありませんが、よく争い事をする人には共通点があるからだそうです。ではどうすれば「運が良くなる」のでしょう?弁護士として得た教訓を披露してくれました。(本文より抜粋)

【よい事をしたのに運を落とした人】
≪姑を10年介護した嫁≫
 高齢の女性が寝たきりになって、長男の嫁が10年以上面倒を見たので、姑は感謝してお嫁さんに遺産の大半をあげる遺言状を作りました。ところが実の子供達が猛反対しました。理由はお嫁さんへの悪感情にありました。

 「母の面倒をよく見てくれたのは認めます。でもいつも恩着せがましくされたのは、たまりませんでした。あんたらの代わりに私がやってあげてるんやという態度を取られたら、嫌な気持ちにもなります」と、子供の1人は言いました。「やってあげてる」という高慢な態度を取ったばかりに人間関係が悪くなり、遺産相続に反対される羽目になったわけです。高慢な人は嫌われます。そして人間関係を悪くして運を遠ざけることになるわけです。

≪市会議員に落選した人≫
 地元のために大変貢献した人がいました。自治会長を務めPTAの会長でもあり、無報酬で地域の人のために尽くしていました。ある時、この有力者が市会議員に立候補しました。知名度は十分ありましたし、楽々と当選すると思われていました。

 ところが結果は逆で、全く票が集まらずに大差で落選してしまったのです。「何で落ちたかわかりませんわ」と言っていましたが、私には何となく理由がわかる気がしました。その人は、本人の思っているほどには評判が良くなかったのです。

 その理由は謙虚さがないからです。「皆のために務めてやっている」という気持ちが、口調や態度にありありと出ていました。高慢な心で謙虚さがなければ、せっかくよい事をしても皆に嫌われます。人間関係が悪ければ、争いも起こりますし、信頼や協力を得ることもできません。これでは運が良くなるわけがないのです。

 「やってやる」ではなく、「やらせてもらっている」と思う謙虚な心を忘れない。もし人のために良い事をしていても、運が悪いという人がいたら、ぜひ、謙虚さを忘れていないか確かめてみてください。

【運を良くするコツ】
*良い人と付き合う
 弁護士をして大勢の人を見ていて気付いたのは、「良い人の周りには良い人ばかり」なのに、「悪い人の周りには悪い人ばかり」という不思議な事実です。
 しょっちゅう争いを起こしている人には、他人を陥れたり傷つけたりしても自分が得をしたい「悪い人」がよくいます。そんな人の関係者を調べてみると、やはり同じような「悪い人」ばかりが、ぞろぞろと出てくるものなのです。
 良い人と付き合っていれば、自然と周りが良い人ばかりになります。困った時には周りに助けてくれる人ばかりです。気分よく生きていけるだけでなく、仕事もうまくいくようです。必要な時には必要な援助をしてくれるため、成功をおさめやすいからです。
 逆に悪い人と付き合っていると、自然と周囲に悪い人が集まってくるので、いつも争いが絶えず、騙されたり傷つけたリされます。心はいつも警戒や不安でいっぱいです。嫌な気分で過ごしているうち、ストレスで体を壊しやすくなります。仕事も結局はうまくいかないようです。
 他人を騙したり傷つけたりすると、一時は大金を得ても、いつかは逆に騙されたり傷つけたリされて、失ってしまうからです。運を良くしたいのなら良い人と付き合う。これが弁護士の経験則です。
 いかがでしたか。推薦文を書いてる「イエロ-ハット」創業者・鍵山秀三郎氏の言葉を最後にご紹介します。
 世の中には「成功本」と呼ばれているものが溢れていますが、あまりに個人の欲求実現にフォーカスしたものであり、人の幸福に役立つのか疑問を抱かずにいられません。西中先生はそうした考えとは一線を画し、目先の欲に捉われず「徳を積む」ことこそが、幸福を呼ぶ秘訣であると語っておられます。
 では今日の文字を書きましょう。

http://toyokeizai.net/articles/-/159805
ベテラン弁護士が「離婚はやめろ」と説くワケ
1万人の人生からわかった「幸運」を呼ぶ法則
次ページ »
西中 務 :弁護士
2017年03月01日

弁護士は、争いは避けたほうがいいと教わっている(写真:Graphs / PIXTA)
日本でも離婚が珍しいことではなくなった現在、性格の不一致、浮気、金銭……さまざまな理由で離婚を考えている方は多いであろう。少しでもいい条件で離婚して、次の人生を楽しみたいと考えている方もいるかもしれない。
しかし、半世紀近く弁護士を務める西中務氏は、争いはなるべく避け、離婚も回避することが最善の道だと説く。特に法廷闘争に持ち込むのは最悪で、勝っても負けても決していいことはないという。
このたび『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』を上梓した西中氏が、前回に続き、離婚が勧められない理由を語った。
浮気のやめさせ方を教える変な弁護士

『1万人の人生を見たベテラン弁護士が教える「運の良くなる生き方」』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)
私は大阪でもう47年間も弁護士をやっていますが、ときどき「不思議な弁護士ですね」といわれます。いわれてみれば確かに私は、一般的な弁護士の仕事とは違うことをしております。
たとえば、私のところにはよく、「浮気をやめさせてほしい」と相談される方が来られるのです。
もちろん、離婚の相談なら一般的な弁護士の仕事です。ですが、私のところにいらっしゃるのは、こんなご相談なのです。
「主人が浮気をして困ってるんです。何とかやめさせる方法はありませんか」
私は、「ふん、ふん」と相づちを打ちながら話をじっくり聞きます。考えてみれば、弁護士の仕事としてはかなり変です。
なぜなら、相談者は離婚の相談ではなく、浮気をやめさせる相談に来ているのですから。離婚しないのなら、離婚訴訟も損害賠償請求も関係ありませんから、本来、弁護士の出る幕はないのです。
なのに、「浮気をやめさせて」という依頼者が来て、「それなら……」と相談に乗るのですから、確かに「変な弁護士」だといわれても仕方がありません。浮気の対処は、法律相談ではなく人生相談のはずで、弁護士の守備範囲ではないのですが、いつの間にか、私にはこういう相談が増えていました。
「西中先生やったら、何とかしてくれると思って」
こうおっしゃる方もいらっしゃいます。相談に来る人にとって、私は一種の「何でも屋」なのかもしれません。
「離婚してもいいことはないですよ」
もっとも、最初の頃は、夫婦間のトラブルが持ち込まれるときは、もっぱら離婚の問題ばかりでした。
「主人が浮気をしているらしい。離婚も考えている」
そういった法律相談です。そうすると、普通の弁護士の仕事としては、こんな具合に進むわけです。
(1)まず浮気をしているかどうかを確かめる。
(2)浮気なら証拠をつかむ。
この段階でこんな警告書を出す場合もあります。
「あなたの浮気はわかっている。ここにこんな証拠がある。今すぐ浮気をやめたほうがいい。さもないと、損害賠償を払うことになる」
警告を出して、浮気がそれでも止まらなければ、離婚を求めます。そして、ご主人が拒むようなら離婚訴訟まで進めるわけです。
これが一般的な弁護士の仕事です。離婚を考えて法律相談される方は大抵、弁護士にこうしたことを期待されているのではないでしょうか。
けれど、私は別のことをしてしまうのです。
離婚したいという奥さんが来ると、こう言います。
「離婚してもいいことはないですよ。その前に、ご主人の浮気を止めたほうがいい」
すると、相談に来た人も、「そんな方法があるんなら、そのほうがいいです」と乗り気になる場合が多いのです。
こんなことを繰り返していたからでしょう。「西中先生なら、何とかしてくれる」と、浮気を止める人生相談に来る人が当たり前になったのです。
「わざわざ、カネにならないほうへ話を持っていくなんて、あんたは変わった弁護士やな」と、ほかの弁護士にからかわれることがあります。確かに、離婚訴訟や慰謝料請求などの問題になると弁護士の報酬が出ますが、離婚しなければ報酬はありません。でも私は、「夫婦仲が円満になって、丸く収まるのなら、それでええか」、そう思って、人生相談に乗ってきたわけです。
離婚したかった妻の気持ちが変わった瞬間
弁護士でありながらそうした“人生相談”に乗ってきたのは、私には、「争いは不運を招くが、争いを避ければ幸運が訪れる」という信念があるからです。
争いを避けて、幸運を手に入れた例をご紹介しましょう。
ある年の暑い夏の日、私は、大阪市内に住むある女性から離婚の相談を受けました。その人のご主人は土木会社に勤めているのですが、お酒が好きで帰りがいつも遅く、夫婦仲が悪かったのです。相談者である奥さんは、ご主人が遅く帰ってくるたびに腹を立てて、食事の面倒などを見てあげなかったようです。
私は「離婚はあまりいいことがありませんよ。考え直したらどうでしょう」と勧めましたが、「もう我慢ができません、絶対に離婚します」と決意は固いようでした。
彼女は、私の事務所でひとしきり夫への不満を話した後、1カ月後、具体的な離婚手続きを進めるため再来所する約束をされて帰っていきました。
ところが、1カ月が経ち約束の日に事務所へ来られたとき、彼女の気持ちはまったく変わっていたのです。
「事情が変わったから、離婚はしません」
けろっとして、そう言いました。離婚するものだとばかり思っていた私は驚きました。
でも、それは何よりもいいことだと思い、彼女になぜ気持ちが変わったのか聞いたのです。すると、奥さんが話した事情とはこうでした。
彼女が電車に乗っていたとき、偶然、電車の窓からご主人の姿を見つけました。それは暑い昼下がりのことだったのですが、ご主人は作業服を着て、道路工事の作業をしていたのです。作業服の厚手の生地の色が変わって見えるほど大量の汗を垂らしながら、工事をしていたのです。
「ああ、お父さん、大変やな。あんなんして、毎日、働いてたんや」
そう思ったそうです。
昼間実際に働く姿を目にして、奥さんはご主人の仕事がいかに大変なものなのか、初めて知りました。その大変な仕事のおかげで、自分が生活できているとわかったわけです。
「感謝しないと、ばちが当たる」
奥さんは心底、そう思ったそうです。
その夜、いつものようにご主人はお酒を飲み、酔っ払って帰ってきました。しかし、奥さんは少しも腹が立たなかったそうです。
あんなに暑い中、汗水を垂らして働いたのだから、仕事の帰りに冷たいビールくらい飲みたくなって当然だと、ごく自然にご主人を許せました。
いつもとは違い、帰ったご主人を「お疲れ様でした」と労(ねぎら)い、温かく迎えたのでした。
すると、次の日、ご主人は飲み屋には寄らずに真っすぐに家へ帰ってきました。そして、驚く奥さんにこう言ったそうです。
「いつも遅くなってすまなんだな。これから、なるべく控えるわ」
奥さんがご主人への態度を改めると、ご主人も奥さんへの態度を改めたわけです。離婚訴訟で夫婦が争うという事態はこうして回避されました。
先日、この女性と久しぶりに会う機会がありました。あれから、随分経ちましたが、夫婦仲は円満なまま、幸せに暮らしているとのことでした。
夫婦仲が悪くなると、お互い悪いところばかりが目につくようです。でも仲が悪くなる理由は往々にして、どちらか一方だけにあるのではなく、双方にあるものです。
相手の世話になっているところや、迷惑をかけてしまっていることに気づくと、自然に感謝の気持ちが湧いてきます。そうすると、争いも自然になくなるようです。
「相手に感謝すれば、争いを避けられる」
このご夫婦は、奥さんの感謝により争いを避け、一生ものの幸運を手に入れたのでした。
離婚はあなたの運を落とす
半世紀近い弁護士生活のなかで多くの人の人生を見させてもらいましたが、離婚は不幸の入り口になることが多いというのが実感です。
訴訟になれば、長年、一緒に暮らしてきた者同士が、互いの悪いところを徹底的に攻撃し、なじりあうのですから、気持ちがいいはずがありません。勝とうが負けようが、心に大きくて深い傷を残すことになります。夫婦として暮らしてきたあの年月はなんだったのかと、空しくなる結果になります。
だから私は、離婚したいという相談者が来たら、まず、思いとどまるようにお勧めすることにしているのです。
おカネにはならなくとも、争いを減らして、少しでも幸せのお役に立てるのなら、こんなにいいことはないと思っています。たとえおカネにならなくても、私は心からの満足感を得ることができます。
この文を読んでくださっている皆さんのなかで離婚を考えている人がいらっしゃいましたら、いったん怒りの気持ちを手放して、相手にお世話になっていることや迷惑をかけていることにも思いをめぐらしてみてください。案外、感謝すべきことに気づくものです。
ただし、言わずもがなのことですが、DV(家庭内暴力)に苦しめられているといった場合はもちろん別です。これに対処することは「争い」ではなく「正当防衛」でしょう。
「争わない」は弁護士の基本
弁護士というと、訴訟など「争うこと」を生業(なりわい)にしているというイメージがあるかもしれません。
確かに、離婚にせよ、倒産処理や遺産相続にせよ、争い事が起こって裁判になれば弁護士はより大きな報酬をもらえます。争いを避けてしまえば、もらえるのはせいぜい相談料くらいで、弁護士にとって金銭的な利益にはなりません。
このため、弁護士は依頼者が争うように仕向けていると思われるのかもしれません。
でも、意外かもしれませんが、「争わないほうがいい」というのが弁護士の基本だと私は思うのです。
なぜなら、弁護士は争いは避けたほうがいいと教わったからです。
皆さんご存じのように、判事、検事、弁護士と、法律問題を扱う職業に就くには、司法試験をパスする必要があります。司法試験に受かった人は、必ず司法研修所というところへ通って、法律家としての実地の勉強をすることになっています。テレビドラマなどで司法研修所の様子をご覧になった方もいらっしゃるでしょう。
そして、この司法研修所で私は、ある教官から、紛争処理の優先順位は以下のように考えろ、と教わりました。
(1)話し合いで解決。
(2)裁判しても和解で解決。
つまり、いちばんいいのは裁判を避けることだと、私は教官から教わったのです。
よく、「いつも西中弁護士は、裁判をしてはいけないと言っている」と思われているようですが、そうではありません。裁判は依頼者にとって、実は最も不利な決着だといっているだけなのです。
裁判が不利な決着だという理由のひとつは、勝っても負けても「恨み」が残るからです。
不思議なことに、裁判で勝った後に不幸になる人が珍しくないのです。勝訴を勝ち取った後に会社が倒産したり、不渡り手形をつかまされたり、経営者が交通事故に遭ったりする例を数々見てきました。
「きっと、恨みを買ったために、運が落ちてしまったのだ」というと、非科学的だと思われるかもしれません。でもこれは、47年間の弁護士生活で、民事、刑事のさまざまな事件を経験してきた私の偽らざる実感なのです。
「争いは恨みを残し、運を落としてしまう」
皆さんの幸福を願うベテラン弁護士の心からのメッセージとして、どうか、決して忘れないでいてほしいものです。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 公開された社会的事実は誰が... | トップ | 良い人の周囲には良い人ばか... »

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。