㈱イイダアックス 相談役日記

長野県は南信州の自然豊かな下伊那郡高森町から日々の経験、感じた事、気が付いた事などを日記として発信しています。

豊丘工場、使わなかった一部屋を使えるようにと…

2013年11月05日 | 日記

昨年豊丘工場稼動の為にと、廃材やらごみやらをおもっきり片付けしたのですが、その廃棄するごみの多さに驚き、使う場所のみの片付けに限定して行って来たわけです。
つまり、昨年から使っていない部屋はまだごみ溜め状態のままな訳でして、何部屋か有るうちの一部屋は製品一時ストック場所にと今年の夏に社員達が片付けしてくれて有りました。



今回は簡易真空プレス機械を増設する為に設置場所の検討を行った結果、機械の設置とあわせて真空接着の為の前段取りに機材に接着剤を塗布する場所やその接着剤の霧を吸い出すブースに乾燥させるスペースと、一連の作業スペースを考えると新たに一部屋は要りそうである。
そこで使っていないごみだらけの残った5部屋の内の一部屋を今回片付けて、その部屋を専用に使う事に決定しました。



スケジュール的には、その使うべき部屋を先週末までにゴミだけは社員に片付けをしてもらい、今週は天井から突き出た骨材の撤去とか、ブース周りの不要な設備を撤去したりして電気工事業者に不要な照明器具等の撤去をしてもらった上で新たに照明設備の設置、真空接着機の電源工事、更には設備屋さんに床に空いているピットの穴と排水溝をコンクリートを打ってもらいフラットな床に。
そのコンクリートの乾燥を待って来週からは機械の試運転をして、再来週からは本格稼動させる予定と成ったわけです。



そして本日、ゴミの片付いた部屋の床張りリノリュームをはがす事から開始しまして、私の受け持ちとなった天井から突き出た骨材の撤去作業を行うことにしたわけなんです。
天井から突き出た骨材撤去はおおよその予定通りで終了出来たのですが、ブース周りの不要物がやたらと溶接して有り、しかも周りは塗料粉がぎっしり、ディスクサンダーで切り落とそうにも火花が引火しはしないだろうかと心配が…
さすがにこれには往生しましたししっかり時間が掛かってしまいました。



朝から始めて丸一日、ディスクサンダーで鉄を切ったり削ったり、それを上を向いて天井際でずっと行うってのはなかなか辛いものが有りますよ。
予定していた作業が終わり、片付けに入る頃には陽がとっぷりと暮れて辺りは真っ暗、気が付けば社員は課長しかいない状態と成っていました。



今日は一日じゅう頭の中から身体中に火花を浴びて居たので味も臭いも鉄臭い感じがしてしまい、作業が終わったらとにかくお風呂に入りたくって仕方がなくて、帰るなり次男坊に付き合わせてゆっくり暖まることが出来ました。
それにしても結構辛いものが有る作業だったかと思われます。
この先はそれぞれの業者の方にお任せしたいと思います。