これからのこと（木曜日の続き）

今後、アイアイシーをどうして行きたいかについて。

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木曜日のエントリーで「拡大路線に転ずる」と書きました。
今日は、その具体的な方法を書いていきたいと思います。


①求人戦略の見直し

・求人広告等について、今までコスト（人的にも資金面でも）をかけ無さ過ぎました。
来年に向けて、戦略的に広告を打ち出していこうと思っています。


②採用基準の見直し

・今までは経験者、つまり中途採用をメインに採用してきました。
しかし、現状としては、経験も無く、チャンスを与えられていない若い人材が大量にいるという状況を考えると、未経験者の採用枠拡大を広げていくというのも重要であると考えています。
以前、こんなエントリーを書いていますが、やはり若い世代にチャンスを与えるべきだと。

とはいえ、技術者を大量に教育してというのは無理があるので、まずは出来ることから。

今かなりニーズのあるＳＥ補助等の「セクレタリ（庶務）のプロ」。
この人材を育てていきたいと思っています。

ターゲットは「やる気のある女性」。

実際、オフィス作業未経験の人材を採用して、弊社で教育して、成功した例もありますので、こういった成功例をどんどん増やしていきたいと思います。

当然、技術者に関する未経験者の採用を行っていきます。


②社内組織の見直し

・今は私がトップ、それ以外はフラットという体制でした。
今後は、権限を委譲することにより、組織が膨張しても対応できるような組織体制を確立させます。
当然、各自の責任も重くなろうかと思いますが、それ以上にやりがいのある体制を作りたいと思っています。

・総務・人事部門も見直しを行います。
求人の対応や社員の増加に伴う総務事務のストレス増加を見越して、事務や体制の変更を行います。
今まで間接部門に関して、軽視をしていた訳では無いのですが、管理が出来ていたとは言い切れません。
会社組織として、円滑に業務を運営するためには重要な部署ですので、今後は注目していきたいと思っています。


③給与面の見直し

・福利厚生面については、「退職金制度の導入」「健保組合への加入」「医療制度の確立」など、思いつくままに充実させてきました。
あとは、やはり給与面の見直しだと思います。

現時点でも決して安い給料ではありませんが、魅力のある会社とするためには、この部分を見直しが必要でしょう。

但し、「信賞必罰」が原則で無ければいけません。
人事考課および評価方法の確立について、抜本的な見直しを行う必要性があると思います。


④社内教育の見直し

・先に書いたように「セクレタリのプロ」を育てるため、春先に向けて「ＰＣスクール」を立ち上げます。
このＰＣスクールは「就職、転職に強くなる」ということをテーマに一般向けにも行い、単なる社内教育という枠組みにはまらず、グローバルな視点で「選ばれる人材」という教育コンテンツ（※）を充実させていこうと思っています。
（※ＰＣなどの技術的なスキルだけに囚われず、ヒューマンスキルを鍛えるコンテンツも）

・次に「技術者なサポート」という意味で社内に教育用の環境を作り、いつでも学習できるような状態にします。
現在も環境はあるのですが、不十分であることは否めません。
マニュアル類も環境整備も早急に行います。

・最後にウチの強みである「マネージメントスキル」について、定期講習を開催します。
今まで、何か問題があった際に対処療法的に「マネージメントについての考え」を伝えてきましたが、これではもう限界だと思います。
きちんと知識として、体系化した中で教育していく必要があると痛感しています。
よって、カリキュラムを設定して、行っていきたいと思います。


⑤会社としてアピール方法の見直し

・私自身は技術者として、かなりの実績を挙げていると自負してますし、これは客観的な事実です。
しかし、この部分について、あまり公にアピールすることを避けてきました。
それは私自身の「ええカッコしい」な性格と変なプライドによるものでした。

それは「過去の実績」を語ることにより、「過去の栄光にしがみつく」みたいな印象が個人的にあったということと、「過去のことばっかり話すことは後ろ向きなことなのでは無いか」という思いがあったからです。

でも、その考えは間違えであると思い始めました。

それは「過去のことをキチンと整理して話せば、若い技術者がより上のステージに行けるキッカケを作ることが出来るかもしれない」と考えたからです。

私は、今まで「火の噴いたプロジェクト」というものに多く関わってきました。
しかし、私はひとつとして、それらのプロジェクトを破綻させることなく、終わらせてきました。
これらの成功事例は、多くの技術者に語っていくべき内容であろうと今は思っています。

これからは過去自分がやってきたことをキチンと整理して分かりやすい話としてお話したり、こうしてブログに書いたりする機会を多くしていきたいと思っています。

ですから、色々な媒体でアピールできるように、もっと活動の場を広げて行きたい。
そんな風に思っています。


これらのことを実現させることが出来れば、かなり会社の魅力度は上がっていくと思います。

ただ、実現をするためには必要なことがあります。
「私が現場を離れること」。

やはり、今のように現場をやりながらでは、色々な諸問題に対処していくには限界が来ています。
ですから、私自身は春先を目処に現場は全撤退する予定でいます。

しかし、実はこれが一番難しかったりします。
まだ小さなわが社にとって、売上の柱であったりする訳ですから。

逆を言えば、それだけ今回の方向転換に力を入れているを考えていただいて良いと思います。

また、私の売上に頼る時期では無いという面もあります。
さらなる成長を目指す上では、一時期の売上減は致し方無いと思ってます。
（自分が経営に専念することで、売上はキープもしくは増加に向かえるという自信はあったりするのですが）


来年の春に向けて、会社として、色々なことにチャレンジして行こうと思っています。

私も今まで以上に頑張りますが、やはり社員の皆さんの協力無しには達成できません。

特に「私のパートナーとしてやってくれる言ってくれたメンバー」へ。
それぞれの現場で大変な思いとしているでしょうが、社内の改革になるべく手を貸してください。

みんなの力が必要です。
是非、力を貸してください。宜しくお願いします。


今日は思いっきり内輪向けの内容になってしまいましたが、書きたい内容を書いてしまいました。

すいません。



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