白石勇一の囲碁日記

囲碁棋士白石勇一です。
ブログ移転しました→https://note.com/shiraishi_igo

四谷大塚こども囲碁教室

2019年08月14日 23時59分59秒 | 囲碁について(文章中心)

<本日の一言>
「囲碁のプロは休日でも対局がありますか?」という質問を時々受けますが・・・。
年末年始の一週間ほどを除き、常に対局が行われています。
土日や祝日だから休みという感覚は無く、対局や他の仕事などが入っていない日が休みということになります。
どれだけ働いているかは人それぞれでしょうが、世間の人とはだいぶ時間の流れ方が違うのではないでしょうか。



皆様こんばんは。
先日、学習塾の四谷大塚で囲碁入門教室が3日間に渡って開催されました。
6つの校舎が会場になっており、私は横浜校舎を担当しました。
今年で4年目になります。


ホワイトボードはこんな感じです。
上の方の下手な字は私が書きました(笑)。
身長より高いところなので難しい・・・と言い訳してみたり。


時間は1コマ1時間半で、それが1日2回の計6コマありました(1人1コマ参加)。
連休ということもあって、参加人数は日によってまちまちでしたが、1コマ平均30人ぐらいでしょうか。

囲碁の基本ルールは実は簡単で、5つだけ覚えれば十分です。
15分程度で教えることもできるでしょう。
ただ、話を理解できたからと言って、身に付けられたということにはなりません。
やはり実際にやってみることが大切ですから、練習時間も必要です。
そのためには、やはり40分ぐらいは欲しいところですね。

今回の1時間半という時間は、大学の授業時間に匹敵します。
しかし、小さい子供でも、夢中になっていると案外集中力はもつものです。
練習時間が多く取れるので、より理解が深まるでしょう。
もっとも、流石に残り10分ぐらいになってくると限界を迎える子も出てくるので、それまでにしっかりと終局までの流れを身に付けてもらうことを意識しています。

また、最初の頃はとにかくしっかりと教えなければならないと思い、大盤解説の時間を多く取っていましたが、今は解説をなるべくシンプルに済ませて実戦練習の時間を多く取るようにしています。
スタッフが多いので、子供たち全員に目が届きますからね。
やはり実際の対局中にアドバイスした方が効果が高いでしょう。
むしろ私が話している間はスタッフの皆さんは暇なので、勿体ないのです(笑)。

ただ、指導の効率だけ求めても子供たちはついてこないので、遊びの時間も作るようにしています。
クイズを出題したり、前に出てきて問題を解いてもらったり、といったことですね。
なんと言っても、楽しんでもらうことは大切です。

ちなみに、スタッフは日本棋院だけではなく、四谷大塚の先生方にもご協力頂いています。
会場整理などの他にも、子供たちに囲碁のアドバイスをしたり、対局相手を務められる方もいらっしゃいます。
先生も初心者のはずですが、流石に教え方は上手いですね。
色々とありがとうございました。


次回は「ななろのご」のレビューという形で、囲碁のルールの解説をしてみたいと思います




☆各所で指導碁を行っています。皆様のお越しをお待ちしています。

日本棋院有楽町囲碁センター・・・JR有楽町駅前の交通会館9Fです。毎月1回、指導碁当番を担当しています。今後は7月12日(金)、8月5日(月)、9月2日(月)に指導碁を行います。

永代塾囲碁サロン・・・武蔵小杉駅徒歩5分です。毎月第2土曜日に講座と指導碁を行っています。

白石囲碁教室・・・五反田駅徒歩4分です。指導碁や個人レッスンを行っています。

New!上達の約束・・・上達の約束は、お客様の都合に合った会場を選べる回数制のレッスンを行っています。私の担当する五反田教室が新たに始まりました。毎週水曜、19:00~21:30です。
 
 
☆「やさしく語る」シリーズ、好評発売中!
 
やさしく語る 碁の本質」 「やさしく語る 布石の原則」 「やさしく語る 碁の大局観」 ・・・現在、「やさしく語る」シリーズを3冊出版しています。4冊目は8月13日に発売予定です。
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囲碁の才能

2019年02月26日 23時59分59秒 | 囲碁について(文章中心)
<本日の一言>
花粉症が酷くなり始めました。
目、鼻、喉と全部ダメです・・・。
花粉症を完治させる薬があったら、全財産出しても買いたいぐらいです(笑)。
</本日の一言>

皆様こんばんは。
本日は才能についてお話ししたいと思います。

囲碁の才能には様々な種類があると考えられますが、私は主に3つに注目します。
それは「センス」「理解力・吸収力」「集中力」です。
4つじゃないかと言われそうですね(笑)。
理解力と吸収力に関しては近い分野であると考えているということです。

「センス」の意味を一言で表すことは難しいのですが、「直感で答えを出す力」と言えば比較的近いでしょうか。
普通の人が、ああでもない、こうでもないと一生懸命に考えるような場面でも、センスのある人はパッとそれらしき所に石がいきます。
あるいは、普通の人がどれだけ考えても思い付かないような所でも、センスのある人は真っ先に目が向くいくという場合もあります。
一般的には、センスは後天的に磨くことができますが、天才に関してはその限りではないと思います。
常識レベルを超えた発想は、持って生まれた才能によってもたらされると考えます。

「理解力・吸収力」とは、学んだことを身に付ける能力ですね。
例えば、囲碁のルールを教わってすぐに、終局までスムーズにこなせるようになる人がいます。
あるいは、新しい考え方を知り、すぐに実践できるようになる人もいるでしょう。
また、生き死にの形をあっという間に覚えてしまう人もいるでしょう。

「集中力」も大切です。
人間、ぼんやりとした頭で考えたことなど、何も覚えていないものです。
集中力次第で、学習効率は何倍も変わってくるでしょう。
もちろん、学習だけでなく、その場で答えを出せるかどうかにも大きく関わります。
次の1手を決めるのに30分、1時間考えなければならない場面だってありますからね。

人の才能を計る際には、主にこういったところを見ます。
その時点での棋力は、必ずしも重要ではありません。
棋力そのものは、それまでの勉強量や環境次第というところも大きいですからね。

プロになるような人は、程度の差こそあれ、全てを備えているものです。
ただし、理解力・吸収力と集中力に関しては、心身の成長度合いとも大きく関わってきます。
早い話、5歳の子が1時間勉強するのと、10歳の子が1時間勉強するのでは、成果が何倍も違ってくるということですね。
ですから、私のように9歳で囲碁を覚えた人間でも、なんとかプロになれたわけです。

ところが、世の中にはとんでもない天才がいるもので、その代表が仲邑菫新初段です。
5歳の時、既に毎日集中して7時間勉強に取り組んでいたとか・・・。
普通のプロは4歳や5歳で碁を覚えたとしても、最初はただ遊んでいるだけで、本格的に取り組むようになるのは7歳とか9歳になってのことです。
大袈裟に言えば、幼少期の数年はあっても無くても大きくは変わらなかったということになります。
ところが、彼女の場合はその数年が丸々アドバンテージになってしまったのですね・・・。

ところで、山下敬吾九段や井山裕太五冠も、幼くして頭角を現していましたが、彼らよりも仲邑新初段の方が成長スピードが速いです。
では仲邑新初段の方が才能が上かと言えば、それは分かりません。
なにしろ、全員大天才ですからね。
少なくとも、それほど大きな差があるとは考えにくいでしょう。
では何が違うかと言えば、始めた年齢と環境です。
仲邑新初段の碁を始めた年齢は他の2人より早く、そして囲碁の入門法、上達法は昔より進歩しています。
その結果、歴史上例を見ないほどのスピードで成長したのでしょう。
そう考えると、同時に入段する上野梨紗新初段や福岡航太朗新初段らも、色々な記録を塗り替えていく可能性は十分にあると思います。

ただ、これはごく一部の例外の話です。
プロとして活躍するためにはなるべく早く覚えた方が良いのは確かでしょうが、それは多くの人に当てはまるものではないと思います。
多くの人は、3歳かそこらで囲碁をスムーズに覚えることはできませんからね。
難しくて嫌になったり、年上に勝てなくて嫌になったり、そして最終的には囲碁自体が嫌いになってしまうリスクが大きいです。
ですから、無理に教えるようなことは避けなければいけません。
まだ理解力や集中力が足りないなら、それが身に付くまで待てば良いのです。

囲碁の世界は英才教育志向が進んできており、今後もその流れは続くと思います。
ただ、棋力が高ければ囲碁を楽しめるというものではありません。
囲碁があくまでゲームであることは、忘れないように気を付けたいですね。
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棋士の採用について・その4

2019年02月05日 23時59分59秒 | 囲碁について(文章中心)
<本日の一言>
明日は有楽町囲碁センターにて指導碁を行います。
皆様のお越しをお待ちしております。
</本日の一言>

皆様こんばんは。
今回は正棋士と特別採用棋士の違いについてお話ししたいと思います。
なお、正確な情報はここに記載されています。

そもそも、日本棋院の棋士になることは、プロの公式戦に参加する資格を得ることを意味します。
実際、入段試験が「大手合参加予選」という名前だった時代もあります(今や大手合は存在しませんが・・・)。
では、正棋士と特別採用棋士に、公式戦への参加資格において違いがあるでしょうか?
実は、全くありません。
棋聖戦のような一般棋戦、新人王戦のような若手棋戦など、棋戦の種類は色々とありますが、特別採用棋士だからといって出場できないようなことはありません。
それは非公式棋戦でも同様です。
むしろ、女流棋士なら女流棋戦がある分、参加棋戦が多くなるぐらいですね。

では何が違うかと言えば、それは待遇です。
代表的なものの1つは、毎月の固定給です。
正棋士になると、毎月いくばくかの給料が支給されるようになり、その金額は毎年の成績によってほんの少しずつ増えていきます。
特別採用棋士にはそれがありません。

もう1つは、対局料です。
現在、対局料は対局者の段位による差は一切無く、またその対局の勝ち負けによる差も基本的には無いと思って良いです(リーグ戦などは別ですが)。
しかし、特別採用棋士には一点において差があり、それは「 棋戦で最下位の予選に参加する場合、初戦の対局料を基準の1/2の金額とする。」というものです。

もっとも、これだけではプロの棋戦のシステムに詳しくない方には分かりづらいでしょう。
プロの棋戦は、一番下の予選Cで2局、予選Cを抜けたら予選Bで2局、予選Bを抜けたら予選Aで2局、予選Aを抜けたら・・・(以下略)といったトーナメントになっていることが多いです。
もちろん、1局でも負けたらその年は終わりですが、翌年のシード権が存在します。
例えば、ある棋戦の予選Aの1回戦に勝ち、2回戦で負けたら翌年は予選Aからスタートできます。
しかし、予選Aの1回戦で負けてしまったら翌年は予選Bスタート、といった具合です。
ですから、新入段者は当然予選Cスタートになりますが、翌年以降予選Cで打つかどうかは成績次第ですね。

仮に、予選Cの対局料は1万円、予選Bは2万円、予選Aは3万円という棋戦があったとしましょう(具体的な数字に意味はありません)。
この場合、もし正棋士が予選Cから2回ずつ対局したとすれば、対局料は順番に1万円、1万円、2万円、2万円、3万円、3万円となります。
特別採用棋士の場合、5千円、1万円、2万円、2万円、3万円、3万円となります。
また、特別採用棋士が予選Bの1回戦から4局打った場合、2万円、2万円、3万円、3万円となります。
違いはあくまで、予選C初戦(1回戦シードでも同じです)の対局料だけなのです。

これがどの程度大きいかですが、棋士によって大きく変わります。
毎回C予選の1回戦で負ける人なら、対局料の合計は正棋士の半分ぐらいになってしまうでしょう。
逆に、滅多に予選Cで打たない強い棋士なら、影響は極めて少ないです。
あるいは、対局以外の収入が多い棋士もあまり気にしないかもしれません。

いずれにしろ、特別採用棋士は待遇面では不利ですが、実は採用後に正棋士になることも可能です。
代表的な方法は段位を上げることです。
女流特別採用棋士と外国籍特別採用棋士は三段、女流特別採用推薦棋士は四段、英才特別採用推薦棋士は男子七段、女子五段、に達すると正棋士になることができます。
また、別の方法として、棋戦優勝などの大きな成果を上げるというものもあります。
例えば、上野愛咲美女流棋聖は二段ですが、おそらく正棋士になっているでしょう。

このように、後から正棋士になることもできるので、「どうしても正棋士として入段したい!」と言って特別採用枠の利用を拒否した人はあまり聞いたことがありません。
なにしろ、どれだけ実力があっても、一般の入段試験をパスできる保証はありませんからね。
女流試験でもそれは同じですが、やはりチャンスは大いに越したことはありません。
ちなみに、過去に一般枠で入段した女流棋士は4人いますが、いずれも女流タイトルを獲得しているので、特別枠で入段したとしても正棋士になっていたと考えられます。


さて、長々と説明してきましたが、正棋士か特別採用棋士かはあくまで内部の事情であり、盤を挟めば常に対等です。
アンティ初段、辻新初段、五藤新初段、森新初段、大森新初段、仲邑新初段、そしてもうすぐ決まる女流試験の通過者・・・。
皆、それぞれの目標に向かって邁進することでしょう。
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棋士の採用について・その3

2019年02月04日 23時59分59秒 | 囲碁について(文章中心)
<本日の一言>
花粉の季節がやって来ました。
既に目の調子がおかしい気がします・・・。
しっかり対策して乗り切りたいですね。
</本日の一言>

皆様こんばんは。
ずいぶん間が空いてしまいましたが、本日は棋士の採用シリーズの第3回です。
なお、第1回はこちら、第2回はこちらです。

<外国籍特別採用>
文字通り、外国籍の棋士が特例で入段できる制度ですね。
採用基準はその時々で変わってきたと思いますが、制度自体は昔からあったはずです。
現在の基準は、一言で言えば長期間院生Aクラスに定着できるぐらい、ということになるでしょう。

この制度の目的は、もちろん諸外国への囲碁の普及です。
よって、中国や韓国、台湾といった、既に囲碁が盛んな国の出身者は対象外です。
最近ではフィンランド出身のアンティトルマネン初段がこの制度で入段しましたね。
彼は兵役でしばらく祖国に帰っていましたが、最近復帰したようなので、今後の活躍が期待されます。

<英才特別採用推薦>
前回ご紹介した女流特別採用推薦と同様に、新しくできた制度ですね。
小学生の超有望株を、特別に入段させるというものです。
小学4年生の仲邑菫新初段は、この制度によって入段が決まりました。

この制度には色々と疑問の声もあるようです。
例えば「それだけ有望なら、一般枠で入段すれば良いのでは?」というものですね。
確かに、強い人が入段することは道理ではあります。

しかし、入段レースは熾烈な争いです。
例えば、東京本院の冬季棋士採用試験で、入段できる可能性が少しでもある人は10人を超えるでしょう。
その中での争いとなればどうしても運が絡んでくるので、実力1位、2位の人が入段枠を勝ち取れる保証は全くありません。
実際、10代半ばから入段候補と目されながらも5年、10年と入段を果たせず、ついに入段レースから脱落してしまうような人も少なくないのです。

もちろん、仲邑新初段の場合は才能が飛び抜けているので、1~2年あれば入段する可能性は高かったです。
ましてや、最終的に入段できない可能性は極めて低かったと言えるでしょう。
しかし、3年や5年足踏みしてしまうことは十分あり得ます。
そうなると仲邑新初段の棋力向上にブレーキがかかり、世界一という夢へのハードルも高くなってしまうことになります。
プロ入りが早い方が棋力向上に有利ということは、多くの棋士の共通見解です。

特定のプロ志望者を優遇すること、またごく一部の棋士がそれを決定していることには疑問の声もあって然るべきだと思います。
ただ、世の中理想論だけで回らないことも事実です。
このまま日本が世界の争いに加われず、世界一になるのが中国や韓国ばかりになってしまっては、日本だけでなく世界の囲碁界もつまらないものになってしまうでしょう。
数で勝負することは不可能ですから、天才の育成に力を入れることは有効な手段だと思います。


さて、今回で棋士の採用について一通り説明しました。
次回は正棋士と特別採用棋士の違いについて説明したいと思います。
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棋士の採用について・その2

2019年01月16日 23時59分59秒 | 囲碁について(文章中心)
<本日の一言>
稀勢の里が引退しましたね。
横綱になって以来、ずっと無理をしてきたのでしょう。
人気横綱が短命で終わってしまうのは残念ですね。
</本日の一言>

皆様こんばんは。
だいぶ間が空きましたが、今回は棋士の採用方法を説明するシリーズの第2回です。
前回は一般枠のお話でしたが、今回は特別枠についてのお話です。
私の勘違いや見落としが無いとも限りませんので、正確な情報を求める方はこちらをご覧ください。

<女流特別採用>
いわゆる「女流枠」ですね。
採用時23歳以下の女性が受験可能です(年齢制限は一般試験と同じです。)。
一般試験の終了後に行われるので、まず一般試験を受け、直後に女流試験にも参加するという人が多いですね。
人によってはかなりのハードスケジュールになることもあるでしょう。
現在の採用人数は年に1人です。
形式や採用人数の変化はあっても、昔から行われてきた試験です。

女流棋士の歴史は古く、江戸時代には既に存在していたようです。
性別による有利不利があまり無いゲームですからね。
ただし環境の差は大きく、プロアマ問わず平均棋力には大きな差がありました。
情報化などの恩恵で、現在は強い女流棋士も珍しくなくなりましたが、全体的にはまだ差があります。
ですが、藤沢里菜女流三冠や上野愛咲美女流棋聖、仲邑菫新初段らの活躍次第では、後に続こうという子供たちが沢山出てくるかもしれませんね。

<女流特別採用推薦>
名前が紛らわしいですが、こちらは「推薦」です。
今年新設された制度で、実力のある女子院生を試験とは別枠で採用するというものです。
具体的な条件も記されていますが、簡単に言えば院生Aクラスに定着するぐらいの実力があればチャンスはあります。
ただし、現在は院生のレベルが高いですから、そう簡単なことではありません。

この制度の誕生理由ですが、一言で言えば女流棋士が少ないということにつきるでしょう。
女性が一般枠で入段することも可能とは言え、それが実現できた女流棋士は歴代で4人しかいませんからね。
女子院生のレベルはずいぶん上がりましたが、男子院生もまたレベルが上がっているのです。
囲碁ファンからの需要は明らかに女流棋士>男性棋士ですが、現実には男性棋士の方が圧倒的に数が多いです。
個人的には、このバランスは是正する必要があると思います。
もちろん、頭数だけ増えれば良いというものではありませんが。


さて、特別採用は他にもありますが、長くなったので今回はここまでにします。
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