三村智保 囲碁blog

三村智保九段オフィシャルブログです

ゆうちょ杯

2012-03-29 | 囲碁の話
ブログをちょこっと書こうと思い編集画面を開くと、gooブログに「ソーシャルテンプレート」というものが出来たと。

ツイッターやフェイスブックとの連携が強化されているというのが興味深く、当ブログ数年ぶりの衣替え!

しかし目指した物にはなってない模様。何度見直しても言われた場所にリンクがないようで、こりゃスタッフさんのミスではないかなぁ・・

元に戻す方法も分からない。ちぇっ、ただの時間の無駄+ストレスか(笑)。



明日から2泊3日の子供囲碁合宿、今日中に準備を終わらせなくてはなりません。

そして、ゆうちょ杯ジュニア本因坊戦 全国大会が昨日今日 東京のメルパルクホールで行われています。

時間が取れれば見に行きたいですが、初日の結果はどうなったんでしょう。情報持ってる方教えて下さい〜
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チョンボ

2012-03-27 | 解説
やってしまいました。

昨日の桐山杯、午前の対局を勝って、午後は大竹先生との対戦でしたが

1,2目のヨセしかないところまで行ってしょうもない見損じ・・・


私が黒ですが、右上の味を全く読んで無かった。

白2と打たれたら流石に分かりましたが、あまりに遅すぎる(笑)

普通は■や▲が来る前に手入れの具合を確信しておくもので 手があるかどうかで周囲のヨセの大きさ、手順が違ってくる訳ですが、全く見落としてたのが信じられない。

盤十以上の勝ちがはっきりしていたのに、頭のネジが取れている様です。
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明日手合

2012-03-25 | 囲碁の話
明日は手合い。桐山杯予選A、村上晶英二段との対戦です。

持ち時間は60分60秒。勝つと午後にもう1局打ちます。







昨日のうちの双子。




2才の晴太がやけに大きく見える・・・
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昨日の碁

2012-03-23 | 解説
大橋拓文五段ー▲三村

黒1を決めて3と封鎖していった。


白1には2コスミ。閉じ込めて白が活きている間に周りの黒が厚くなりそう。

そして先手を取ってAかBに先着、ということになれば黒優勢だろう。



しかしここでピシッと手裏剣が飛んで来た。




この手の狙いはツケコシ。



隅は多少持ち込みでも、下辺の形が整い中央の黒への攻め味が残る。




ツケを私も一応見ていたがそれ程上手く行かないと思っていた。手抜きでケイマの予定。

黒9があるのでそれ程カラくない。




ところが上図は大甘予測。単に渡るのが打たれてみれば当然の好手。

AにはBで困るし、他にもピッタリした受けがない。シビれた感じだ。



黒4コスミでガマンしたが、これにはAツケコシの味がある。

以下白11までカラく治まられてしまった。

黒もBハネが良いので、全局的には悪く無さそう、しかし右下は上手いことやられた感があった。

後も色々あって苦しい場面もあったのですが、黒中押し勝ちでした。




双子が生まれて2ヶ月たちましたが、今日ついに退院して来ました。

俊太、琉太2人とも3キロちょっとになり、元気な声で良く泣きます。

2人揃って泣かれると、やはり大人1人では大変。双子パパの先輩、安藤和繁四段は、2人いっぺんに抱っこしてあやす事が出来ると言っていた。私も練習してみようかな・・
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手合

2012-03-21 | 囲碁の話
しばらく空いていましたが、明日は対局があります。

本因坊戦予選A 大橋拓文五段。

良い碁を打ちたいです。
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ゆうちょ杯

2012-03-19 | こども囲碁
昨日はゆうちょ杯ジュニア本因坊戦の東日本代表決定戦がありました。

ゆうちょ杯と言えば子供大会の三大タイトルの1つ。

東日本予選の代表枠は4つあるものの、小中学生合同の為、小学生にはハードルが高い。


まだうちの生徒が代表になったことはありません。今回小学生5人が挑戦して2人決勝へ進んだものの、わずかに届かなかった。


1人でも抜けたらドーナツパーティーをする約束でしたが残念・・

でもよく頑張った、健闘を讃えてやりたいと思います。


そして代表になった4名おめでとうございます。全国大会でも活躍期待しています。
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勝負

2012-03-17 | 囲碁の話
棋聖戦、張栩棋聖の防衛で激戦の幕を閉じましたね。

黒が苦しい出だしだった様ですが、白もリードしてるとは思いつつ、悩みが多かったと思います。


今日はNEC決勝が行われ、25世治勲先生を破って高尾九段の優勝。

そして他に注目のイベントとして、コンピュータZENと武宮先生のニコ動対局もありました。

これを見るためについに、プレミアム登録しましたよ。これからは囲碁もニコ動中継が増えるんじゃないかな。


9路盤での大橋拓文君との対局は、ハッキリ言って期待はずれでした。狭い盤ほど強いはずなのですが、完敗だったと思います。

しかし本編では、武宮先生に5子、4子と連勝。長い番組だったので、全部ちゃんとは見なかったのですが、守って守って逃げ切った印象です。

技術的に、あんまり冴えた所は感じなかったですが、ZENは対局に勝つ事を至上命令とし、形勢に余裕がある時は最善には遠い手も打つ、勝てるギリギリまで譲歩する。と言うスタイルのせいだと思いました。

つまり勝敗のみが能力を表すのですが、4子でも余裕の勝利だったところを見ると、そんじょそこらのアマは勝てないのでは、と思いました。

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封じ手予想

2012-03-14 | 解説


棋聖戦挑戦手合第7局 張栩棋聖の先番で今日1日目が行われました。今白が▲と打ち、次の69手目を棋聖が封じましたね。

黒は右下隅で、プロがあまり打たない甘くなりがちだと思われていた定石を採用。独自の研究を、この大一番に出して来たのだと思われます。

対して白は右上に入って確実に治まり、右辺にも手を付けて活き、着々と稼いでいる様にも見える進行。

そして次の手を、自分が打ってるつもりで考えて見た




黒1からのコウ仕掛け。


右辺の白に対して損のないコウ立てがあるからですが、このコウはそれほど絶対的な大きさではなく、白も譲って他を連打して充分かもしれない。黒は勝てるコウだとしても、今直ぐ仕掛けずに大場をまず打っておくのが高等戦術です。


ただ大場と言えば左辺ですが、どこに打つのが良いのか全然分からない。しっくりくる手がないのです。

それでエイや!とコウに行く事にしました。


でもやはり、普通の手ではないかな・・・

今シリーズ共通して、高尾九段の実利、張栩棋聖の厚く打って追い込み、という展開がよく見られていますが、本局もそうなっていると思います。
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最終局

2012-03-13 | 囲碁の話
昨日書いた詰碁の話ですが、それらが日本の詰碁だと言うことに、5年前の私なら全く気がつかなかったと思います。

日本の詰碁だけでも凄い数があって全部頭に入ってる訳はないし、囲碁雑誌の懸賞問題をマメに解いてる棋士なんて少ないのです。



現代の日本の若い棋士には名詰碁作家が非常に多く、発揚論などの古典と比べても、形の美しさ、手順が完全に一通りであること、失題の少なさ等、確実にレベルは上回っていると思います。


ハイレベルな問題ほど難易度が高いせいで商品としては売れにくく、本になって無いものが多いのですが、これらについては囲碁界の貴重な財産として是非良い対策がされるべきですね。




さて、明日からついに棋聖戦七番勝負最終局。どうなりますかね〜


兄弟子としてはもちろん高尾君を応援する気持ちがありますが、1プレーヤーとしては、土壇場の大一番でどんな心境でどんな打ち方をするのか、碁の内容を純粋に味わいたい気持ちが強いです。




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天龍図

2012-03-12 | 囲碁の話
子供の囲碁のトレーニングに詰碁は欠かせない。

囲碁道場をやりはじめて、日々膨大な量の詰碁に接するようになった。何しろ毎日20とか30出すと考えれば、かなりのストックが必要だ。


いまや最大の囲碁大国となった中国が、日本の新鋭を応援してくれている。ここ数年、多くの日本の院生、若手棋士が中国へ招かれ研鑽の機会を与えてもらっている。

その一環で、もう2,3年前になるが院生の勉強用に詰碁を贈られると聞いて、私は期待した。


日本の子供達、もっと読みを鍛えた方が良いよ、詰碁のプリントあげるよ!って事ですね。



丁度詰碁集めを始めた頃だった私は、まだ持ってない詰碁を大量にゲット出来るのではと涎を出した。

中国ではもの凄い数の子供達がいて毎日沢山詰碁を解いている、きっと日本で出回ってない、僕らの知らないすごい詰碁が中国にはあるのではないか。




ちなみに韓国の碁の本は日本の棋士でも手にしている事が多いのです。三星杯、LG杯などで訪韓した際に書籍を求め、良さそうな物は皆買って帰る。

私の道場にも、韓国の詰碁本は出来る限り揃えておくようにしている。



そして院生の息子が持って帰った物は、詰碁が500問載っている、分厚いプリント。よく見ると表紙には漢字で「天龍図」と書いてあった。


「へ??」って感じでしたよ。有名な韓国の権道場の詰碁本をプリントした物だったんです。


そんなのうちにだってあるよ、って取りあえず落胆したんです。売ってる本のコピーじゃん。


問題はそれだけじゃない。院生の師範棋士もそれを見て「これ中々良いよね〜」とか言ってるのです。

私だけかも知れないが、どうしてもそれが納得いかない。


「天龍図」は韓国ではとても有名な詰碁の本で、日本でも若い棋士なら必ず知ってる本です。

難易度が高い問題が500問、解説は正解図1図のみで、分厚い本にとにかく大量に詰め込まれている。プロやプロ志望の子供にとって、とても良いものなのです。


この詰碁集が韓国ではもちろん、中国でもまず取り組むべきバイブルになっているそうです。

著者は韓国で有名な権道場の先生、李世ドル、崔哲瀚、朴廷桓、多くの世界チャンピオンを育てた権甲龍さんの顔が表紙になっていて格好いいんですが


実はこの本、日本の作品ばかりなんです。「昭和の詰碁」という棋道の懸賞問題をまとめた本があるのですが、大半はそこからそのまま載っています。他にも著名な日本の詰碁作家の作品が出ている。


詰碁の著作権について私は詳しく分からない。でも表紙が自分の顔写真で中身が全部他作なのは凄いなと思う。でも更に、


それをコピーして中国では使い回している。それはまだ、囲碁道場の事情を思えば私も良く分かる。とにかく沢山詰碁が必要だし、万単位で集めてると、どれが誰の作品か、構ってられなくなる。


しかし、そのコピーを中国棋院からプレゼントされて「これ良いよね、ありがたいね。」って言ってる日本の指導陣の声を聞いた私は


「何なんだよそれ!」
と叫んだのです。心の中でね。


権道場の合宿に行った日本棋士の話では、詰碁テストの際には、採点終了後に問題用紙を回収し、決して持ち帰らせないそうです。詰碁の流出に気をつけての事で、しっかりさんです。

対する日本の人の良さというかおめでたさ、というか無知。がどうも私は不満だったのですが、仲間に言って見ても賛同は少なかったです


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