数日前、地元の駅で若者に声をかけられた。生徒だった子だ。
彼は院生だったが成績が振るわず、自分の意志で、受験勉強に専念するため碁をやめた。
その後音沙汰も無く2年以上経っていたが、一浪してこの春、早稲田に受かったという。
なんと嬉しい報告だろうか。あれからずっと、予備校に缶詰で猛勉強したらしい。
碁で結果が出なかった頃は、本当に辛そうだった。今はすっかり明るい顔になっていた。
「ちょっと道場よってくか?」 「あれ以来ずっと碁石触ってないんですけど・・」
苦い思い出のつまった道場に、いざ入ってみると、意外なくらい懐かしい気持ちに包まれたと言う。じっと後輩たちの碁に見入っていた。
「一局打ってみても良いですか?」「おお、やってみな」
腕は落ちていない。立派に打って勝っていた。また純粋に、碁を楽しむようになって欲しい。
私の生徒のうち、プロを志して挫折した子は何人かいるが、皆努力家で良い学校に進んでいる。
囲碁推薦で一流大学に入れた子もいるし、県で一番の高校に入った子もいる。
いつか、立派になったみんなと集まって、飲み会をやってみたい。
彼は院生だったが成績が振るわず、自分の意志で、受験勉強に専念するため碁をやめた。
その後音沙汰も無く2年以上経っていたが、一浪してこの春、早稲田に受かったという。
なんと嬉しい報告だろうか。あれからずっと、予備校に缶詰で猛勉強したらしい。
碁で結果が出なかった頃は、本当に辛そうだった。今はすっかり明るい顔になっていた。
「ちょっと道場よってくか?」 「あれ以来ずっと碁石触ってないんですけど・・」
苦い思い出のつまった道場に、いざ入ってみると、意外なくらい懐かしい気持ちに包まれたと言う。じっと後輩たちの碁に見入っていた。
「一局打ってみても良いですか?」「おお、やってみな」
腕は落ちていない。立派に打って勝っていた。また純粋に、碁を楽しむようになって欲しい。
私の生徒のうち、プロを志して挫折した子は何人かいるが、皆努力家で良い学校に進んでいる。
囲碁推薦で一流大学に入れた子もいるし、県で一番の高校に入った子もいる。
いつか、立派になったみんなと集まって、飲み会をやってみたい。
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