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素粒子物理学の世界と人間の自然認識

2016年10月11日 14時47分56秒 | 日記
人間の自然認識の歴史は、此処3000年頃から急速に発達し、特に17世紀の世界認識は宗教的な強制から隠れる事により、18世紀に至って漸く今日の世界認識に近付いて行った。然し自然科学が現代の様な形式に、つまりパラダイムが形成されたのは、19世紀の半ばから終わりに掛けてである。自然科学では、原子論が大勢を占め、力学が自然科学の土台となり、数学がその道具となった。この様な方法論と認識の枠組みを形成するまで、人間は様々な誤謬と迫害に晒されねばならなかった。20世紀に入ると自然科学は、過去の如何なる時代にもまして、その力を発揮するに至り、20世紀の初期に量子論、と、相対論、中期に原子爆弾が現れて、その圧倒的な破壊力に依る力を誇示して見せた。それ以後、自然科学は権力と戦争に勝利する為の基本的な鍵となり、独裁者は科学的な探求に莫大な資金を投ずるように成ったのである。

そして20世紀の半ばには究極的な物質の根源を把握する為に、素粒子物理学が探求されていった。物質の究極の状態を把握する為に、電気的な或いは磁気的な装置によって、物理学は実験的な事実のより、その実体を明らかにすることが出来た。それは物質は原子で構成されているという事実であった。このモデルは、残された文書的記述によれば、遠くギリシア時代に始まるが、明らかに厳密な数値的原子の世界観が確立されたのは、ここ近代に至ってからであり、古代の原子論は単なる想像上の類推でしかない。我々を含めた、この世界の物資は、すべて原子で出来ている。そして原子は元素を形作り、その元素は現在100以上の物が確認されている。現代の物理学は、物質の究極の存在の探求に向かっており、それの最新の知見は、超弦理論という呼び名で認識されている世界像である。素粒子物理学は、この超弦理論や超重力理論に象徴される様な分野で呼ばれている。そして、この究極の世界を明らかにする道とは別に、この宇宙の果てを探求する天体物理学という分野も同様の発展を遂げていて、ここからは我々がその小部分として大きな集合体の要素として存在する宇宙に付いて、根源的な認識に向かいつつある。

20世紀後半の生物科学は、それと同時に、生命の複製と生殖と複製の為のDNAのような基本的遺伝物質の構造が確定されて爆発的な生命の理解に至る扉が開かれた。
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