苦楽時雨つれづれ草紙~

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フリーライター・三文コラムニストの夢前孝行です。

ショートストーリー チョットしたホラー

2017年06月10日 21時32分23秒 | 日記
Aさんはつい先週東京に単身赴任した 
最近は単身赴任しても身ひとつで行けばいいようになっているらしい 
布団からちょっとした調理器具も備え付けてあるアパートがあるらしい
その上電話を引かなくていいし 
ましてやテレホンカードなるものもいらない 
携帯電話があればすべてOKなのだ


ある日 
Aさんは単身赴任先で宅配便から携帯に電話がかかってきた 
「Aさんですね。宅配便です。ドアの前にいますので開けてください」と 
ところがAさんがドアを開けてもドアの前には宅配便のお兄さんも 
それらしき人もいない「はて?」首をかしげていると


するとまたまた携帯電話が鳴った 
「今ドアの前にいますけれど まだですか 早く出てきてください」と言う 
「はて!?」 
Aさんは再び
「私もドアの前にいますが?!」 
宅配便のお兄さんも「私もドアの前にいますが!?」
と声を荒げていった 
Aさんいったいどうなっているんだ 
おかしい 
ちょっとしたホラーだ 
なんだか寒気がするのは寒いせいばかりではない 


Aさんは再び部屋に入ると 
また携帯電話がなって再び
「早く出てきてくださいよ
」怒った調子で言う 
Aさんは冷静に考えてみた 
宅配便のお兄ちゃんはひょっとすれば姫路の自宅の玄関の前にいるのではないかと……   

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