【人事戦略アドバイザー!】

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☆人材の採用

2005年11月08日 | 人事戦略
 人材を採用するのは、どの様な場合ですか? 中堅・大企業等は新規学卒者を中心に年一回、4月からの採用となることが大半だと思われます。

 近年では、通年採用や中途採用等も観られますが、まだまだ少ないようです。

 一方中小企業・零細企業は、新規学卒者をいっせいに決まった時期から採用するというのは、少ないのでは無いかと思います。中途採用という形の採用が多いのではないでしょうか?

 定着率という面から観ますと、会社の規模が大きいほど、良いように思われます。

 それでは、中小企業はなぜ定着率が大企業に比べ低いのか? 考えてみたいと思います。

 以下に、いくつか原因を挙げてみたいと思います。

 従業員の側からは

 ① もともと、あまり興味も無くとりあえず入社したから

 ② 大企業に就職できなかったので、しかたなく入社したから

 ③ 給料や賞与の面で不満である

 ④ 休日が少ない

 ⑤ 退職金や老後のことを考えると不安である

 ⑥ 福利厚生がきちんと整備されていないので、不安である …等

 会社側からは

 ・退職者がでたので、人員補充の為というのが一番多いのではないでしょうか?
 
 これでは、『いきあたり、ばったり』という感じで、長期的な視野に立った企業経営という面で不安を感じざるを得ません。

 優秀な人材が社内に居て、長期間勤めてもらえる会社にしなければ、厳しい経済環境のなか存続することも危うくなります。

 それでは、どの様な対策を採れば良いのでしょうか?以下に示したいと思います。

 ① 経営理念を示し、将来に向けた経営戦略を会社の内外に示す

 ② 社会保険等はもちろんのこと、退職金を含め社員の将来の為の対策を採る

 ③ 人事制度を整備し、社内体制を固め、安心して長期間働ける会社にする

 まずは会社の体制を整備することが重要かと思われます。そのうえで、具体的に人材の採用方法を示します。

 採用方法
 
 ① 会社の経営理念・経営戦略を達成する為に必要な人材の絞り込みをする

 ② 具体的に担当させる業務を決め、必要な人材を募集する 

 ③ 必要な人材を採用する為に、試験の方法や採用の方法を決定する 

☆これであなたの会社は、優秀な人材の集まる集団になり、将来に向けて目標を達成する基盤が確立することでしょう。ぜひとも大企業に負けない、『小さくてもキラリと光る』企業にしていただきたいと思います。