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日本一めんどくさい幼稚園

2017-06-14 15:39:25 | 

 『ごめんなさい、もしあなたがちょっとでも行き詰まりを感じているなら、不便をとり入れてみてはどうですか? 不便益という発想』(川上浩司著、インプレス、本体価格1,500円)

http://blog.goo.ne.jp/idomori28/e/25de720a3f261068d7e403d5f385a26b

同様、書名からして「めんどくさい」幼稚園になんか不人気に違いないと思いきや、4000人超を卒業させた、20年もの実践保育で、子供の成長のためにをモットーにして、「めんどくさい」ことを丁寧に行っています。

 脳科学の知見をベースに、脳の発達段階に従った保育をし、、「目に見えない根っこを太らせる教育」を行っています。その根っことは、

「困難なことでも挑戦できる」「努力し続けられる」「最後までやり抜ける」

という認知できないものです。年少では、自分で食事、着替え、トイレができるように、「身辺自立」を目指し、年中では、「努力すれば結果が出る」ことを知るために、4段の縦の跳び箱に挑戦させます。年長では自己肯定感を高め、主体性を育て、自分で考え、課題に対して、仲間と相談し、決定できる所を成長の着地点にしています。年長のレベルは会社での人材育成に匹敵し、めんどくさいことをやることが将来の自分の姿を形作っていきます。

 人間の心を育てることはやんごとなきことであり、近道はありません。神戸の国民教育の師・森信三先生が、「教育とは流れる川に字を書くようなもの」とおっしゃているように、教育者や親がめんどくさいと諦めるのは簡単ですが、子どもの未来にはつながりません。

『日本一めんどくさい幼稚園』(原田小夜子〔武蔵野幼稚園・柚木武蔵野幼稚園 園長〕著、三五館、本体価格1,300円)

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