『バカになるほど、本を読め!』(神田昌典著、PHP研究所、本体価格1,300円)を以前読み、このブログでも紹介しました。
http://blog.goo.ne.jp/idomori28/s/%E7%A5%9E%E7%94%B0%E6%98%8C%E5%85%B8
今回、【新書版】バカになるほど、本を読め!として、本書が刊行されたので早速読みました。デジタルが進み、リアルな本を読むことは時代遅れになるのではなく、これからのAI時代には読書をし、社会の課題を解決する価値創造のための読書をしていくことの重要性を訴えられています。世の中はどんどん自動化され、その過程はブラックボックス化し、考えることが激減している、つまりは流されている自分が「人間は考える葦である」ためには読書が必要となります。価値創造のための読書とは、素晴らしいアウトプットを提案するためのインプットとしての知識蓄積です。それは、
「イン・フォーメーションからエクス・フォーメーション(自分の内にある認識を外へ形創っていくこと)」
という仕組み作りです。
また、読書を独りでするのではなく、読書会を開催して、参加しているメンバーから自分とは違う視点の考え方を共有し、知識創造がしやすくなるだけでなく、自分のコミュニティー形成、そして、自分のリーダーシップ育成にまで活用することにまで視野を広げていることを学びました。社会変革、課題解決に本を通して、関心ある人間が集まる読書会は、書店もその場を提供して行っていけば、書店業を通じての地域課題解決書店になり、書店の価値創造に結びつきますね。
『人もお金も動き出す! 都合(つごう)のいい読書術 [新書版]バカになるほど、本を読め!』(神田昌典著、PHPビジネス新書、本体価格870円)