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次の時代を、先に生きる

2016-12-31 14:01:07 | 

  『「The消費者」から抜け出そう。GDPを減らそう。経済界と政界には怒られそうだ。でも幸福感は増すのだから。』

 このフレーズが合言葉のようにして、今の生き方を再考してみないかという提案書が本書です。経済成長ありき、そして、社会で良いと思われているステレオタイプになるようにという同調圧力から脱して、

 『「ナリワイ」+「自給」を組み合わせる』

ことを提唱されています。著者である高坂勝さんも、脱サラして、東京池袋でBARを経営し、週休3日の間に千葉で米と大豆を自給しておられます。『経済に必要なのは「循環」』であり、目指すべき社会は『人それぞれが足りないものを補い合う「相互補完社会」』と述べています。大切なのは自分自身で自由にできる時間であり、幸福の追求です。そのためには

 『より小さく、より少なく、よりゆっくり、より非効率に、よりローカルに、より循環に』

という『ほどほど』の足るを知る生活指標を守れば良いということです。まずは現代社会の常識を疑ってみましょう。高坂さんの主張が理解できるしょう。

『次の時代を、先に生きる』(高坂勝著、ワニブックス、本体価格1,300円)

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