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『当たり前』の積み重ねが、本物になる 凡事徹底-前橋育英が甲子園を制した理由

2014-06-11 15:11:09 | 

  高校野球の甲子園の優勝チームの選手たちを指導していく野球部監督の手腕、言葉には惚れ惚れするだけでなく、その生き様、そして考え方には学ぶべき点が多いですね。2013年夏を制した、前橋育英高校・荒井直樹監督もその一人ですね。

 書名の通り、ぶれずに「凡事徹底」を貫かれています。

 「誰にもできることを 誰にもできないくらい 徹底してやり続ける」

言うのは簡単ですが、行動するのは並大抵のことではありません。「積み重ねて、積み重ねて、積み重なったものが、いつかきっと大きな財産になる。」とは至言です。

 また、練習を単に練習と捉えずに、「練習を試合だと思って臨み、そこで課題が見つかれば、より早く試合で成果を出すことができる」ように、常に本気で取り組んでいます。

 そして、ご自身の本気度は、「適当な指導者のもとでは、適当な選手しか育たないはず。」というように、自分をより高める努力も惜しみません。監督以下選手も、「人間性を高め、勝つために必要なチームづくりの極意」が本書には散りばめられています。

『当たり前』の積み重ねが、本物になる 凡事徹底-前橋育英が甲子園を制した理由(荒井直樹著、カンゼン、本体価格1,600円) 

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