猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

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米軍空爆でザルカウィ容疑者が死亡―イラク首相発表

2006-06-09 01:20:04 | テロ対策・有事法制・核不拡散
 イラクのマリキ首相が8日発表したところによれば、アルカイーダと密接な関連のあるテロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者がバアクーバ近郊の潜伏先で駐留米軍の空爆を受けて死亡したとのことである。いうまでもなく、これは対テロ戦争での極めて大きな進展であり、大ニュースである。(写真は、4月25日にウェブサイトに公表されたビデオ映像のザルカウィ容疑者(AP=共同))
 ザルカウィは、イスラム教スンニ派武装集団「イラク聖戦アルカイダ組織」を率いて大規模な無差別テロを続けていたところであり、彼の死亡はイラクの安定化にとっても大きな一歩になるだろう。折りしも、マリキ首相は8日、空席だった内相と国防相を指名して連邦議会で承認され、新政府が本格始動することになった。イラク情勢は少しずつであれ、好転してきているようだ。英豪と歩調を合わせて夏にも予定されている陸上自衛隊の撤退が確実なものとなると思う。イラクが自らの手で安定化をなしとげることが重要である。もちろん、支援は惜しむべきではない。



(参考記事1)
[ザルカウィ容疑者が死亡、イラク首相発表…米軍空爆で]
 【カイロ=長谷川由紀】イラクのマリキ首相は8日、イラク国内の反米武装勢力の象徴的指導者で、国際テロ組織「アル・カーイダ」と関係の深いヨルダン人テロリスト、アブムサブ・ザルカウィ容疑者(39)が7日、バグダッド北方約70キロのバアクーバ近郊の潜伏先で駐留米軍の空爆を受けて死亡した、と発表した。
 同容疑者はイスラム教スンニ派過激派集団「イラクの聖戦アル・カーイダ組織」を率い、イラク国内で数多くの自爆テロを指揮する一方、2004年10月の香田証生さん(当時24歳)の拉致・殺害事件を含む外国人を標的としたテロを首謀した。米国はその所在の特定につながる情報提供者に2500万ドル(約28億円)の懸賞金をかけていた。
(読売新聞) - 6月8日21時59分更新

(参考記事2)
[ザルカウィ容疑者殺害 イラク中部で米軍空爆]
 【バグダッド8日共同】イラクのマリキ首相は8日、イスラム教スンニ派武装集団「イラク聖戦アルカイダ組織」を率いて大規模な無差別テロを続けていたヨルダン人、アブムサブ・ザルカウィ容疑者(39)が7日夕、首都バグダッド北方で米軍の空爆により殺害されたと発表した。同容疑者は香田証生さん=当時(24)=殺害にも関与した。一方、マリキ首相は8日、空席だった内相と国防相を指名、連邦議会で承認され、新政府が本格始動することになった。
 治安悪化の元凶とされるザルカウィ容疑者を殺害、治安閣僚がようやく決まったことは、治安回復を最大課題とする新政府にとり大きな前進。支持率低迷に苦しむブッシュ米大統領は声明で「(国際テロ組織)アルカイダへの深刻な打撃だ」などと述べ、「対テロ戦争」の成果を誇示した。
(共同通信) - 6月8日22時8分更新


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8 コメント

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アメリカ大統領選 (PJ)
2006-06-09 09:34:39
これでイラクの国情が良くなって、アメリカの共和党が盛り返してくれることを祈ります。

次期大統領と言われるヒラリー・クリントンは夫婦とも中国からの資金を受けていると聞いているので、本当に心配です。
PJさんへ (猫研究員。=高峰康修)
2006-06-10 00:26:04
大統領選挙までは、まだ2年あるので何が起こるか分かりません。しかし、今年の中間選挙で共和党が大敗したりすると、2008年に共和党の大統領が選ばれたとしても議会との関係で譲歩を迫られるので、何とか盛り返してほしいですよ。

ヒラリー・クリントンはどれだけ左派イメージを薄められるかが勝敗の鍵ですね。
小泉首相は・・・・ (tsubamerailstar)
2006-06-10 00:49:26
重要法案やらんならやらんでいいから、中間選挙の応援にでも行ってきなと言いたいですね。(爆)

ヒラリーは似非中間派的な言動がこのところ目立ちますが、仮に戦に出ても南部は厳しいと思います。個人的にはむしろゴアとかの方が嫌だなぁ・・・・
Unknown (猫研究員。=高峰康修)
2006-06-10 01:17:53
>重要法案やらんならやらんでいいから、中間選挙の応援にでも行ってきなと言いたいですね。(爆)



心情的には確かに…。

そういえば、クリントンが初当選した時、英国のメジャー首相がブッシュ(父)大統領の再選を希望すると表明して、その後もクリントンとの関係が冷えたまんまだったことがありますね。



ヒラリーはアンチを抱え込んでますから難しいのは間違いないでしょう。共和党の候補が誰になるかにもよるんでしょうけど、ゴアとかこの前の相手(顔は覚えてるけど名前忘れた)とかの方がやりにくいかも。
一歩ずつ安定化の道へ (閑話ノート)
2006-06-10 10:19:24
こんにちは。TB&コメント有難うございます。

ご指摘のとおりザルカウィ容疑者の死亡は、イラク民主化の工程の大きな第一歩と考えます。

ザルカウィの殺害は第二第三のザルカウィを生み出すという論調が一方にあります。

武装勢力が聖戦という名のもとに他国の地で殺戮を繰り返す。どんなイデオロギーや理由があれ道義に反します。

本質を見失ってはいけないと思うのです。

それでは又。

閑話ノートさんへ (猫研究員。=高峰康修)
2006-06-10 23:13:28
コメントありがとうございます。



>ザルカウィの殺害は第二第三のザルカウィを生み出すという論調が一方にあります。



よくそのような論調がありますが、ザルカウィを生かして野放しにしておけばテロリストは減っていくのかと反問したいところです。



テロリストは明確に新生イラクの敵であることを、イラク人も認識しているのではないかと思います。宗派的・党派的対立が根強く混乱しているにせよ…。
UKの新聞が面白いですね (tsubamerailstar)
2006-06-11 21:27:35
日本の新聞とかは、ザルカウィを「反米・反植民地主義的なレジスタンス」みたいな捕らえ方してますが、イスラムに詳しい論者によると彼流のイデオロギーというのは異端なようで、その後継となる有力なジハーディストの出現には疑問符を付けていますね。

即楽観視は出来ないが、米国に取っては大きな転機であり、引き続き怯んではならないといったあたりがUKの新聞の主要なところで、ブレア首相もそげなこと言ってましたね。どちらかと言うと英国の視点が個人的には興味深かったです。

APの「虐殺説」はどうも誤報ではないかと。時事あたりが早速裏も取らずに飛びついてましたが。(汗)
tsubamerailstarさんへ (猫研究員。=高峰康修)
2006-06-14 01:11:33
どうも、専門家の意見を聞いていると、イスラムの教義からすれば、テロリストの論理は異端以外の何物でもないらしいですね。世界中の多数の敬虔で平和的なイスラム教徒にとっても迷惑な存在でしょう。

私も英国の新聞などの論調におおむね賛成です。米国当局からも米軍を10万人までなら削減できるなどと、具体的な数字が出始めたようですね。

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