猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

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防衛庁と施設庁の統合検討―額賀防衛長官が表明

2006-01-26 23:55:37 | 安全保障・自衛隊
 我が国の防衛政策を管轄するのは言うまでもなく防衛庁、その外局として自衛隊および在日米軍が使用する施設の取得、工事、管理、周辺対策などを所管すべく防衛施設庁が置かれている。現在のとこと防衛庁は内閣府の外局という位置づけである。これを「省」に昇格するに当たっては、防衛施設庁を統合してしまうのがよいのではないかという議論がある。基本的には間違っていないと思う。
 額賀防衛庁長官は、25日午前の参議院本会議で、「在日米軍基地などに関する施設行政と防衛政策は一体と考えるべきものだ。(防衛庁と防衛施設庁の)一体化を重要なものと受けとめ、組織の見直しを図る必要がある」と述べ、具体的に両者の統合について明言した。施設行政とは防衛行政(軍政)の一部としてそれに包摂されるものである。近年の米軍再編とそれに伴う自衛隊の編制や基地の見直しを迅速に進めるためにも、施設行政を防衛行政の中で有機的なものとして位置づけることは有益なことである。
 なお、参議院本会議の議論でシビリアンコントロール(文民統制)について云々されているが、これは、我が国で間違っている「文官統制」を改めなければならない。文民統制とは、選挙によって選ばれた政治家が軍事についても最終責任を負うという自由民主主義に由来する概念であって、まかり間違っても背広組が制服組に優越するというものではない。そういう運用は直ちに改められるべきである。


(参考記事)
[防衛庁と施設庁の統合検討、額賀長官が表明]
 参院は25日午前の本会議で小泉首相の施政方針演説に対する代表質問を行った。
 額賀防衛長官は防衛庁の省昇格問題に関連し、「在日米軍基地などに関する施設行政と防衛政策は一体と考えるべきものだ。(防衛庁と防衛施設庁の)一体化を重要なものと受けとめ、組織の見直しを図る必要がある」と述べた。
 公明党の草川昭三副代表が「省になれば、(防衛庁が属している)内閣府という重しがはずれて組織的に肥大化する懸念がある」として、防衛庁と防衛施設庁を統合し、組織をスリム化することや、文民統制の徹底などを求めたのに対し、答えた。
 小泉首相は「(省昇格は)国民の十分な理解が得られる形で論議が尽くされることが重要だ。国防に関する重要事項は、文民統制の確保の観点から安全保障会議を経て閣議で決定しているが、引き続き、文民統制の確保に努めていく」と語った。
(読売新聞) - 1月25日12時3分更新


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「猫研究員の社会観察記:防衛庁と施設庁の統合検討―額賀防衛長官が表明」を拝見して。 (目本国の行方)
私の巡回ブログはとても少なくて、このカテゴリは社会観察記専用みたいな感じになってて、外交・安全保障の専門家に意見するという恥ずかしいカテゴリになってますが、今回は「防衛庁と施設庁の統合検討―額賀防衛長官が表明」を拝見した感想です。 施設(国内地理的な防衛.