このところマスコミで取り上げられている
相撲の問題を観ていて思うのですが
横綱の品格とは何でしょうか?
品格の「品」の「口」は
もともと神様に祝詞を書いたものを入れる器だそうですね。
その祝詞の器を並べて「品」だそうです。
つまり品=感謝や思いやりの形や態度ではないでしょうか。
「格」はレベルですね。
「品格」とは感謝や思いやりを現す、形や態度のレベルではないでしょうか。
また人間は不完全なので
一生を通じて品格を上げる努力・精進が大切なのではないでしょうか。
現役の力士の頃は、個人的には僕は好きだった理事会の方々に
あまり品格が無いように見受けられるのは僕だけでしょうか。
もっと言うと仕方がないことですが
最も下品な人達は、マスコミや
したり顔で話している多くのコメンテーターなる人達には
品格なる感謝や思いやりが無いように感じます。
異国の地にやって来て
がんばって来たモンゴル人力士たちの方が
少しずつでも相撲界に馴染んで
品格を学んでいるように見えるのは僕だけでしょうか。
繰り返しますが人間は不完全な生き物なので
失敗しながらも一生を通じて品格を上げるために
努力・精進することが大切です。
言葉尻を捉えたり、自分の立場を守ろうとしたり
不必要に事実関係がどうだこうだと騒ぎ立てたり
力士に気に食わないからと挨拶ひとつも出来ないなどの態度は
感謝も思いやりもない下品なことのように感じます。
横綱が示すように相撲は神事だと言われます。
それぞれに色々な意見があると思いますが
今回の問題も神の計らいと感謝して
品格とは何かを考え、自分自身の品格を向上させる機会にしたいと思いました。
相撲界の発展をお祈り申し上げます。