大きなパラダイム転換期には自由の扉が開くものです。
たとえば江戸時代から明治時代に変わった時は
士農工商という身分制から自由になりました。
たとえば昭和20年の終戦の前後では
財閥・貴族・軍部独裁から自由になりました。
いずれも欧米を模範とした自由でした。
2012~13年ぐらいに起こった今回のパラダイム転換も
欧米社会の流れを汲んでいるのではないでしょうか?
あまり日常の生活では感じないかも知れませんね。
それでも金融の自由化や民営化
終身雇用制の終焉や年金制度の改編など
色々と変わっているのが実情です。
社会心理の変化と、個人の自由とはある意味同じもので
離婚や再婚、転職や年俸制、民間個人年金や投資などの
自由の扉が開きました。
自由は選択の責任ですね。
責任を持つ勇気がある人にとっては愉しい選択ですが
精神的な自立や、自分で何事も決められない人にとっては重荷です。
親御さんの経済的援助を受け過ぎている子供の中には
考えたこともない人もいるかも知れません。
あるいは考えてもどうしていいのかも分からないのかも知れません。
自由とはいつの時代も責任を持てる人には愉しいことですが
依存心の強い人には重荷や精神的な負担になります。
2010年代半ばで、自由の扉は開きました。
待ったなしに時代は進んでいます。