京都で暇つぶし

そのまんまです。時間ができたときの京都市内の徘徊記です。

どっちの看板ショー

2007-08-07 18:52:57 | その他
常々気になっていたものを撮ってきました。
そのいち。

堀川北大路の交差点です。
右の写真は普通のバージョン。交差点にある通りの看板って
ちゃんとクロスしてますよね、(北東角)。
左の写真は南西角。どっちが北大路だ?堀川だ?観光客は
悩むに違いない。

高月・観音の里ふるさとまつり

2007-08-05 21:14:00 | その他
えー、私かなりの仏像(&寺)フェチでして。もともと割合好きではあっ
たんですが、ハマったのは、みうらじゅん・いとうせいこう著『見仏記』
との出会いが大きかった気がします。それ以来、ブログにものっけて来
ましたが、三十三箇所拝観して回ってみたり、近畿圏の色んなお寺さん
で仏像や庭園との出会いを楽しみに回っております。

さて、今回、仏像フェチにはたまらないスポットである湖北に行ってま
いりました。以前上野で「仏像展」を見る機会があったのですが、あれ
で初めて高月にある渡岸寺の十一面観音像に会いまして、衝撃を受けま
した。みうらじゅんが思わず「この人なら誘惑されてもいい」と言った
のが本当に分かりました。

その高月で、普段は予約しないと拝観できない数々のお堂を一斉に開い
た上に、思いっきり見て回ろうと思ったら健脚を自慢するかタクシー
借り切らなきゃいけない地理的条件に対して循環バスまで走らせること
で、一般の人たちに広く仏さん達を見てもらおうというのが、毎年八月
第一日曜に行われる「観音の里ふるさとまつり」です。普段中々行く機
会のない湖北、これは絶対行っておくべきでしょう、ということで、行
って参りました。

対象になっているお寺はなんと20以上、町内各集落ごとに点々と存在す
るお堂をほぼ回れます。何故か朝に弱い僕が遅めにセットした目覚まし
の前に目覚め、割合早い時間から回ることができました。対象外の隣町、
木之本町の己高閣、世代閣にも寄って、結局13のスポットを回ることが
出来ました。

晴天+蒸し暑い天気の中、30分に一本の巡回バスを待てずに結構歩きまわ
ったために腕はすっかり焼けて真っ赤になっていますし、汗ダクで帰り
の前にTシャツ着替えなきゃいけないほどでしたが、もう大満足。
基本的に仏像は撮影不可ですし(可能と言われても撮るのは出来るだけ
控えようと思っております)、ほとんど写真ありませんが、周辺の風景
だけでも少しだけつけておきます。
なんせ素晴らしいイベントです。遠方から巡回バスを頼りにこられる方
もいるので、バス運行の融通の仕方などもっと利用者が便利になるよう
な方法はあるかも知れませんが、地元の方々にご協力いただいているお
陰で、普段は予約しないと決して見れないし、移動費、拝観料などもっ
と高くつくお堂を手軽に見せてただけるこの企画、本当に素晴らしいと
思いました。


左上 イベントののぼり。拝観できるお堂にはあります。
右上 最初に行った石道寺。井上靖が絶賛するほど本当に美しい十一面
   観音さまですが、僕は渡岸寺を推すみうらじゅんに一票。
   その後足を伸ばした己高閣、世代閣、素晴らしいです。特に世代
   閣、地元の方が資金を出して建設し守っている収蔵庫です。お話
   もかなり丁寧にして下さって、ずっと何も書いてなかった朱印帳
   の表紙部分にもお願いしたら一筆書いていただけました。
左下 みうらじゅん絶賛、国宝十一面観音さんがある渡岸寺。地元の人
   たちの夏祭り状態でもありました。この辺もいいイベントだなと
   思いました。
右下 西野薬師堂。重文の薬師如来・十一面観音さんに会えます。
   この後に行った正妙寺の千手千足観音さんも素晴らしい。もひと
   つ言うと、その次に行った松尾寺も良かった。

追伸 若者、もっと来い!