感染症診療の原則

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青木編集長@ワシントンDC臨時特派員

2010-08-29 | Aoki Office
編集長はどこに行ったのか?というお問い合わせもチラホラとどく8月の末。
写真がとどいたので少し紹介したいとおもいます。

編集長はワシントンDCで心の洗濯・・・じゃなくて「体力の限界に挑戦」をしているところです。いえ、トライアスロンとかそういうことではありません。(そんなこと想像するだけで不整脈になる体質です)

今までに参加してきた感染症のコースの中で「もっともハードで、体育会系で、容赦ない」という噂のプログラムに参加しています。

今まで、というのは5月のGWあたりに開催されているハーバード大学の成人感染症コース、そして昨年、関谷先生を誘って参加したシカゴのコース、そのほかにもサンフランシスコ、デンバーのTBコース、シンシナティのSTDコースなどがあります。



これがシラバスです。朝8時から18時すぎまでガンガン症例ベースの問題をこなしていくそうです。これはハーバード大学のコースと同じく、専門医試験を受ける人が受けるプログラム。

編集長「すごい体力だ。こんな国とケンカや戦争をしてはいけない」



加齢、時差、その他もろもろのハードルに負けないようがんばっている仲間は中部ろうさい病院の藤田先生と志水先生。
そして現地でお会いした、ミズーリのワシントン大学感染症フェローの谷口先生です。
(同じプログラムの先輩にはワシントン大学で初の日本人感染症フェローとなった本田仁先生がいます)

(^-^)青木編集長が電話でチラリと話したら「あ、ぼくも行きます」とあっさり申し込んだ免許皆伝の藤田先生。
「なんだ~ふたりでずるいな~ぼくもさそってくださいよ~」(いったかどうか定かではないのですが)とジョインした志水先生です。



あら~気の毒なお食事! ですが。なんですか、このハムの厚みは!
(米国は医療保険をどうこうする前に、法律でメタボ食を禁止するほうがよいのではないかと思っています)

製薬会社の関与を避けるため、食事もすべて有料になっています。

自分のために勉強をするのに製薬会社が飲み食いの世話をするってヘンですしね。
こういったことも若手が参加するプログラムで大切なことだとおもいます。

このプログラムには 通信教育、オンラインの速習コースもあるので、日本にいても挑戦できます。

専門医試験を想定しているためかなりマニアックだそうです。
マニアな皆さん。いかがです?

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