感染症診療の原則

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修正します

2011-08-05 | Aoki Office
再び、FairwindsのDigest版です。

Fairwinds Associates最新のビデオ解説。 
Lethal Levels of Radiation at Fukushima: What Are the Implications?


まず、誤りの修正です。前回の「25万年、Plutoniumを守る。」という決心をした国がSwedenと書きましたが、Finlandの間違いであったそうです。失礼しました。

ところで、2-3日前に福島原発で極めて強い放射能が検出され復旧作業に支障がでる・・といったNewsがありました。(もう興味ないでしょうかね・・) どの位、強い放射能かというと人間が1-2分間曝露するだけで死ぬ量・・という事です。(E官房長官的にはただちに健康に影響はないのですが、「ただちに」の後2-3日で亡くなるほど強いとの事でした。

さて、なぜ今見つかるのか・・? 可能性は以下のとおり・・

可能性#1:放射能のMapping間違い。・・・ではないだろう

可能性#2:何か貯まってきた。スタックという煙突からCesium入りの熱い蒸気が出てきて、それが外界の冷気に触れて液化して、それが煙突の外側に沿って垂れてきたのが貯まったのだろう。

可能性#3:最初の爆発の時に貯まった。しかし測定が非常にPoorであったので見逃した。

いずれにしても、この部分の放射能の量が極めて大きい事を考える時、過去140日間のいかに大量の放射能が環境に放たれてきたかを物語っている・・との事です。

国民、国土、国家に与えた損失の大きさを考える時、責任ある立場にあった方々は、その償い切れない過ちに夜も眠れないのではないか・・・と想像します。

更迭された方々は本当に安堵されているでしょう。一ヶ月もすれば誰が、各該当施設(K/S省、G安全・保安院など)の最高責任者であったのか忘れ去るでしょうから・・。要は次官の問題。(もとい時間の問題)

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2 コメント

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保護者の不安に寄り添い、子どもたちを守るためには (宮原 篤)
2011-08-06 21:40:29
宮原です。昨日投稿しましたが、テクニカルな問題で受理されなかったかもしれないので、もう一度投稿します。一部追加します。
---

 保護者の不安に寄り添うにはどうすればいいでしょう?

 今東京では、発酵した米のとぎ汁というのが一部で流行っていま​す。大人のダイエットではありません。放射線排出のために、子ど​もに点眼し、子どもに飲ませ、スプレーを吸入させたりしている親​が実際にいます。
 ホメオパシーにも通じる話ですが、今大事なのは子どもを守りた​い親の気持ちではなく、子どもを守ることだという当たり前の話が​この親たちの耳に中々入っていきません。

 また、学校や園での処遇をめぐり保護者と行政との折衝もありま​す。あまりにも感情的になるあまり子ども達が不安になり疑心暗鬼​になる例も耳にします。親としてしてはいけないことだと思います​。

 福島から来た園児をいつまで隔離させるべきか、医師に相談した東京の保育園があります。インターネット情報を見れば、園だけを責める気持ちにはなれません。

 一番の責任は原発およびそれにまつわる諸々です。しかし、全て​を東電や政府・役人のせいにするほど私はナイーブではありません​。

 原発もワクチンも産官学民の構造が似ている所があり、今まで目​を覆ってきた私自身への自戒を込めて書いています。

 残念ながらこの状況はすぐには改善しません。その中でどのよう​に子ども達を守ればいいか、私も考えていきたいです。
ありがとうございます (編集部)
2011-08-16 14:37:17
多くのお母さんたちからメールをいただきますが、究極の答えを探しているのではなく、一緒に考えてくれる存在のところで強くなっていくように感じます。
絶対的な回答などない時に、ともに考え続けていくことがまず基本なのだと先生のコメントを何度も読み返して実感いたします。

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