高山 (巨摩山地の)
ドノコヤ峠のことを調べていたら、少し先、奈良田の方へ通ずる高山がありました。
ドノコヤ峠にも興味がありましたから、南アルプス市芦安の桃の木温泉から登ってみることにしました。
桃の木温泉の先にある林道はすぐに大雨のため途中で寸断されています。
渡渉して再び林道歩き。
もう一度渡渉して、尾根取りつきからザレ易い山道をジグザグに登っていく。
何箇所か鉄の標識があります。ドノコヤ峠、芦安などの字が見えます。
きわどいトラバースなどを交え稜線に出ます。細尾根もあります。
少し下った鞍部がドノコヤ峠です。左 奈良田、 右 芦安とあります。
その先を登って、稜線を行くと、通過が困難な岩峰。
右側の斜面を大きく下って巻きのトラバース。これも怖い。
再び稜線に出て小ピークを巻きながら高山方面へ向かいますが、左手はカラ松の植林地です。早川町側からのか?
チョッと尾根通しが面倒な所もあります。
左右が崩壊などで切れ落ちた痩せ尾根もあります。
目もすくむような大崩落地の横を登って行きます。
山頂と紛らわしいピークも越えて、これが三角点のある高山山頂です。
(1801m甲府ワンドラーとありますが、2014年に約0年の幕を閉じた山岳会のです)
かなりの時間オーバーですが何とか登れました。
帰りの危なっかしい所を思うとチョッと気が滅入りますが、時間を気にせず慎重に下山。
十分に日の明るいうちに、雨に降られることもなく車止めに着きました。