ICT甲府
世の中が左になびけば右に立ち、右に行くなら左を観る、へそ曲がりの天邪鬼




Dual Mode Vehicle(デュアルモードヴィークル・DMV)の事を初めて知りました。27日のTBS筑紫哲也さんのニュースの時間でした。JR北海道が数年がかりで開発したもので、『「鉄道マンとして線路を廃止したくない」という悲願から「路線を残すためには、線路から道路にも出ることのできる2モードの車両があればいい」――JR北海道の坂本眞一会長は、こう考え、その夢と課題を社員たちに投げかけた。そんな中、一人の技術者が通勤途中で幼稚園の送迎バス(マイクロバス)を見て、「これだ!」とひらめいた。 』(線路も道路も走るオフレール列車“DMV”)とは、テレビでも語られていました。その現用線路幅に合うマイクロバスを鉄道で走らせる技術として、鉄道技術には無い油圧制御を除雪車製造会社から導入していったという鉄道技術者の姿に、私は感激しながら画面に見入りました。

1年前には「 JR北海道 “U-DMV”が営業線で昼間走行試験を開始」という交通新聞の記事があり、毎日新聞 2006年11月11日には解説記事がありました。『土曜解説:JR北海道、DMV営業運転へ=北海道報道部・斎藤誠』


◇線路も道路も…全国注目

 線路と道路の両方を自在に走行する新型車両としてJR北海道が開発した「デュアル・モード・ビークル(DMV)」が2007年4月、北海道オホーツク海沿岸のJR釧網線で営業運転を試験的に始める。1年間の運転を元に、さらに幅広い活用方法を探る。乗客の減少に悩む全国の鉄道会社や自治体も成果に注目している。

 DMVは02年に開発が始まった。マイクロバスをベースにした車体は全長7・3メートルで17人乗り。道路では普通のバスとしてナンバープレートを付けて走行。線路上ではタイヤの内側に格納した四つの鉄輪を油圧で下ろし10秒で鉄道車両に変身する。線路上でもレールに接したゴムタイヤの後輪が動力となって最高時速70キロで走行する。

 開発の背景にはJR北海道の経営事情がある。一般に鉄道の採算ラインは「1日1キロ当たりの乗客2000人」が目安。広い面積に過疎地を抱える同社は全営業距離(2500キロ)の実に6割が2000人以下の不採算路線だ。経費節減の期待を担って登場したDMVは製造費が1両2000万円でディーゼル車の7分の1、燃費は4分の1だ。車重も7分の1の約6トンと軽く線路の保守・点検経費も軽減出来る。

 線路と道路を乗り換えなしで走るバリアフリーの特性も改めて注目されている。道路が混雑する市街地ではレール上を定時列車として運行し、線路が途切れた先はバスに変身して自由なルートを移動出来るからだ。

 来春の試験的営業運転はオホーツク海を望む釧網線の浜小清水-藻琴間で始まる。DMVは浜小清水-藻琴間の往路の11キロは列車として線路を12分で走行。復路はバスに変わって、藻琴湖周辺の原生花園など一般道21キロを約30分で周遊する。運行は観光客を対象とした予約制で、土、日曜日と祝日に限って1日最大7便を走らせる。DMV開発を主導した柿沼博彦・同社副社長は「技術的なデータを積み上げて、どんな利用方法があるのかを地域の皆さんと一緒に考えたい」と語る。

 DMVはバスか、鉄道か? 両用車両に適用出来る法律は世界中を探してもまだない。国土交通省は10月末にJR北海道と「DMV技術評価委員会」を設置して実用化に向けた具体的な基準作りに着手。今年中に結論をまとめる予定。車体の軽いDMVが踏切を通過する時に警報機がきちんと作動するようにシステムの改良も進んでいる。


DMVの導入を検討している静岡県富士市は11月24日夜から25日早朝にかけて、富士急行グループの岳南鉄道(9.2キロ)で試験走行をしたと報じられています。この結果を元に、年明けの1月14、21日の両日は市民向けに1日5回のデモンストレーション走行を昼間に市街地で行う計画だそうです。北海道には全国からの視察が続いているようです。

山梨県内、甲府市には線路は残っていないのですが路面電車のような交通システムが検討されるなら、このデュアル(両用)という考え方もあると思います。

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