ICT工夫
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2012年暮れの衆議院議員選挙からずっと気にかかっていたことが12月になって遂にはっきりした、そういう2013年、平成25年でした。

その締めは沖縄辺野古問題の決着でした。
「沖縄県の仲井真弘多知事が、米軍普天間飛行場の移設に向けた名護市辺野古沖の埋め立てを承認」(東京新聞記事 2013年12月27日)するかどうかという作業は、「そもそも論」の問題ではなく、既に既定の事業とされている案件について、事業者による環境影響評価を是とするか否とするかという判断に過ぎなかったのだと思います。
沖縄県をここまで追い込んだのは、あの鳩山さんが全国知事会まで出かけて要請したこと(この段階では「そもそも論」だった)を蹴飛ばした46都道府県であるわけです。

おそらく同じことが山梨県も関わるリニア中央新幹線でも生じるでしょう。
そもそも論は既に国土交通省の段階で終っている、環境評価だけの問題になってしまっているこの事業は、既に巷の市民の意見で変るものでは無い段階であり、あとは環境評価を是とする代りにどれだけ国から金をむしれるかという首長の手腕だけの問題です。

一事が万事と言いますが、官僚主権国家である限り、物事の進み方は全て同じことが繰り返される、これまでも、これからも。
そして誰も責任を取る必要が無いシステムが延々と続くでしょう。しかし、その記録だけは整理して残しておきたいと思っています。

月曜日の定期便ですが水島朝穂さんの直言、2013年12月30日 歴史における「2013年」――アベ色(カラー)の朝へ



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