ICT工夫
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「福島第一原発は今も深刻な状態であることに改めて思いをはせる。報道が少なくなってきた今だから、なおさら忘れてはならない。」(2015/11/24 村野瀬玲奈の秘書課広報室)から引用しておきます。

ここにある動画がいつまで保存されるのかわかりませんが、同行者たちも含めて皆放射性物質から身を守るための重装備。大量の放射性物質が福島第一原発から今でも出続けているのですね。その重装備の写真をここにメモします。福島第一原発から今も出る放射性物質漏れは風評被害ではなくて現実の被害であり汚染なのだということを示しています。福島第一原発の深刻な惨状は今後何十年も続いていくのだと改めて思い知らされます。

さらに丸川氏、とんでもないことを言っています。福島の甲状腺がんの激増について、「知見が積み重ねられていく必要」なんて言うなんて、被害者を人体実験の被験者扱いしているようなものです。こういう発言がもはやマスコミでも批判されず問題にもならないというのは、日本の政治と報道界の深刻な腐敗と退廃と劣化を示しています。

放射能汚染地域に住む人たちは自民党・日本政府によって人体実験の対象者扱いされていると、この丸川発言のおかげで改めて知ることができました。改めてはらわたが煮えくり返ります。日本人はなんでもっと怒らないの?

今でも続くフクイチの惨状、やりたい放題の自民党・日本政府、批判精神を実質的に忘れているマスコミ、無気力に支配される日本社会、これらすべてが悲しい。だからといって無気力になって黙ってはならないので、こうして記録を続け、人々の自覚に訴え続けるしかありません。

丸川珠代環境大臣の視察ニュースは私もテレビでちらっと視ました。バカバカしいので記事にしなかったのですが、原発人災を忘れているわけじゃないのです。仕事に追われているので無駄な時間を割きたくないだけ。
この村野瀬玲奈さんの記事のように多数のネット情報も参照して記録を続けておられる方々は多い。

子供たちの甲状腺問題や各地のキノコ汚染、魚のこと・・・マスメディアが正確に報じ論じない情報がネットには多数あります。
キノコ汚染があるなら、その地域の土壌測定もやるべきだと自分は思っていますが、山梨でそんな話は読んだことがない。

2011年11月11日に山梨県の航空機モニタリング結果が文部科学省から発表されたのですが、文部科学省サイトでは記事が消えているようです。その後の担当は原子力規制委員会ですが 航空機モニタリング結果 からは当該記事が見つかりません。
長野県は 長野県における航空機モニタリングの結果が公表されました(PDFファイル 1,857 KB)(長野県(環境部)プレスリリース 平成23年(2011年)11月11日)を残しています。
山梨県でこの当時に公式発表があったことは記憶にありません。この頃は情報にピリピリしていたので見落とすことはなかったと思いますが・・・手元に保存した 文部科学省発表のPDFファイル(4,038 KB) を念の為アップロードしておきます。
当時私が書いた記事は、山梨県の航空機モニタリング結果発表、11月11日(2011-11-11) と 東日本全域における空間線量率の平均値とは(2011-11-14) でした。

早川町でリニア中央新幹線のトンネル工事が始まり、発生土(残土)は早川・芦安連絡道で使われる計画です。

見ている人は分かっていると思いますが、各地行政が発信する給食食材の測定情報など、決められたことを言わば惰性で続けているだけでしかないと思えます。セシウムだけでストロンチウム測定は未だに行なわれていない。
原発人災に関する地域記事を私は書かなくなりました。自分の食事には無頓着ですが、身内の子育てママ達には食事に注意して子供だけは守るように折りある毎に伝えています。

落選運動を支援する会 2015年11月24日から公式サイトが始まったとのことです。「安保関連法賛成議員の落選運動を支援する・弁護士・研究者の会」(略称 落選運動を支援する会)
ネティズンとしては無視できない、今後の成行きに注目です。



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