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2012年6月26日、代表質問-自民党・県民クラブ 髙野 剛 議員の 「2.  東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う風評被害に対する取り組みについて」・・・6月定例会質問項目一覧

髙野議員は震災がれき(災害廃棄物)の広域処理受入れを山梨県においても推進するように要望された後に質問に入りました。
質問の内容は修学旅行で山梨県への来訪が減少していることや海外からの観光客の減少状況、海外での輸入規制には今も山梨県が含まれていることなどを取り上げて対応を質問されました。
◇ 関連記事-2011.04.14 食品の輸出と福島原発人災の関係、2011.07.03には、放射線検査機関一覧と輸出補助スキーム

横内知事は放射性物質が検出されない放射能測定結果なども直ちにホームページで公表している、トップセールスに尽力していることなどを語られました。
録画は近日中に、山梨県議会インターネット送信ページで確認できます。

山梨県公式サイトの英語版ホームページFAQは、Under construction. (Webページ title タグで「山梨県」はおかしいでしょう)

富士の国やまなし観光ネットの英語版ホームページ

山梨が放射能汚染については安全であると謳う記事に、海外からネットを使ってどのようにアクセスできるか、私には不明です。日本語版記事のサイト構造は私はよく分かっていますから、更新状況の確認も容易ですが、髙野議員が言及される「風評被害」に関連して情報を得ようとする海外からのお客様に対して分かりやすい発信がされているとは思えません。
そもそもが昨年、県議会で決議された「山梨安全宣言」 と胸を張れる記事が既にどこかに出ているのでしょうか。

私は3.11以後、日本語版観光ネットを時々確認していたのですが、山梨県の原発震災対応施策と安全性について説かれた記事に誘導するリンクに気付いたことはありませんでした。今回の質疑応答を聞いて英語版ページを開いて見たのですが、状況は同じだと思います。ふと気が付いて「FAQ」なら何かあるかと思ったのですが、工事中では意味が無い。

髙野剛議員のスタンスは矛盾しています。震災がれきを引き受けることを強調し、その一方で風評被害をなんとかしろというのは自己撞着です。
「フクシマは世界にショックを与えました。世界の原発事情、原発政策、そして大きく広がる反原発運動などの情報を提供します。」というホームページなど多数の情報もご確認の上、震災がれき問題もあらためてご検討ください。

「放射能を拡散しない」 と 「被ばく最小化」 は原子力発電所事故への対応で世界の共通認識だろうと私は思います。日本政府が発表する放射能被害の状況よりも海外機関が出してくる測定、予測などの方が海外では信頼されているようだとも思っています。
そういう情報戦争の中で山梨県はどのように対応すべきなのか、その対応によってこそ、いわゆる「風評被害」は防げるはずだと私は思っています。
県民はもとより国内・海外のお客様に対しても、「知らしむべからず、しかし、由らしむべし」 の山梨県になる事が望ましいのです。「ご理解いただきたいと存じます」 は通用しません。

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