ICT甲府
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない




東電の計画停電、月内「廃止」 夏場は大口25~30%制限 経産省が電力需給対策案 家庭にも15%節電目標 日本経済新聞 2011/4/6 2:00 記事が出ています。この記事は全文を読むには読者登録が必要な設定ですが、内容は経済産業省の方針を伝えるものですから、日本経済新聞記者の努力により官僚から聞き出した特ダネという意味かと感じました。それに敬意を表してポイントのみ引用します・・・

電力需給対策 経産省案の骨子
▽需給見通し
 ○ピーク時の電力不足は東電管内で1000万キロワット、猛暑なら1500万キロワット
 ○4月中に計画停電を原則廃止

▽供給増加策(東電管内500万キロワット)
 ○火力発電所の復旧・立ち上げ
 ○ガスタービンなど緊急電源の新設
 ○自家発電設備を持つ企業からの購入

▽需要抑制策(同1000万キロワット)
 ○大口の事業者に「電気の使用制限」を適用。
  夏場の平日10~21時に瞬間最大電力を25~30%削減
 ○小口の事業者は20%の削減を目標
 ○家庭は15%の削減を目標

2011/4/6 2:00 日本経済新聞記事、企業の節電、壁高く 操業短縮など具体策で難航も はこの経済産業省がまとめた夏場の電力需給対策の原案について書かれています。こちらはすぐに全文が読めます。
既に、政府、企業節電促進へ規制緩和 輪番操業カルテル容認 日本経済新聞 2011/4/4 1:30 という記事が出ていましたので、無計画停電のだらしなさにやっと官僚も気が付いたかと思っていました。
産業界の問題はこの日経記事にいろいろ書かれていますが、『ピーク時の使用電力を抑えるため複数の企業が調整して操業日をずらす輪番操業は、独禁法上は企業間で生産量を調整するカルテルにあたる可能性がある。公正取引委員会はカルテル事件の担当部署に、節電目的の輪番操業は違法なカルテルと認定しないよう徹底する。』 という点はなるほどと思いました。
もうひとつの問題はおそらく60ヘルツ地域と50ヘルツ地域(東京電力、東北電力、北海道電力)の格差が生じることでしょう。主力工場が50ヘルツ地域にある企業は苦しい立場になります。60から50へ周波数変換して送電できる電力について調べてみたことがありますが、2011年4月1日の中日新聞記事、電力融通に周波数の壁 少ない変換設備、増設計画もなく で100万kW と書かれていることでも確認できました。

2011.04.02 計画停電と電力需給 で書いたことですが、経済産業省や電気事業連合会では供給力と需要全体の明細データを持っているはずです。どこかで公開されているのかも知れませんが、電気事業連合会-電力統計情報とか、電力需要実績 2010年度からは全国数値しか見えないような気がします。
それで私は、「無計画停電」を「計画停電」にしていく仕事は誰がやるべきか、誰ならできるかということです。と書きました。

「輪番停電」という造語に始まった無計画停電でしたが、2011/03/26  【共同通信】の自動車業界、輪番操業を検討へ 計画停電を回避 が、「輪番操業」の初出かと思えます。横内正明山梨県知事は3月30日に経済産業省を訪問し(3/30 17:39 山梨放送)、計画停電について、国母・甲西・釜無など工業団地については企業の操業日を順番にずらす「輪番操業方式」や特例除外地域として企業が自主的に電力使用を削減する「総量規制方式」を提案されたのです。産業界の動きを察知して地域としてどうするかという素早い行動を起されたものと思います。

Peakcut15 地域産業界にとどまらず、地域全体としての行動を 2011/4/1 日本経済新聞、「計画節電」新潟県が実験 ピーク時15%削減目標、13・27日に から知りました。
新潟県庁サイトには、2011年04月04日 「ピークカット15%大作戦」を実施し、その第一弾としてトライアルを行います と広報が始まっていました。
60/50の地域格差問題は産業界が解決すべきことでしょう。「ピークカット15%大作戦」は一般家庭もその気になるべき問題です。今回の知事の功績を踏まえて県庁さんも的確綿密な計画をもってお仕事いただきたく思います。東京電力情報垂れ流しもこれで終りました。これからは真に地域力を発揮することになります。

横内正明知事の中央との太いパイプが見事に活用されたことを喜びたいと思います。引き続き国土交通省への太いパイプからは北部、東部の環状道路などは凍結して、この大戦、非常時国難に全国的な目線をもって対処するように中央官僚に働きかけていただきたいと思います。
人災を含む大震災被災地域の皆さまへの「山梨県おもてなしの心」発揮を阻害するものを叩きつぶさねばなりません。

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2011.04.02 山梨県議会議員選挙、甲府市を書いていましたが、その続編になります。
2011年統一地方選 山梨県議会議員選挙候補者-甲府市選挙区を更新しました。山梨県議会のことはほとんど知らずに来たので、県内全てのリストは作成できません。

甲府選挙区で候補者は12名おられますが、半数の6名の方のホームページ、ブログがあることは確認できました(というか、既に時々は訪問もしていました)。以前訪問していたホームページが二つ消えているのですが、訪問の間隔があいていたので以前のブックマークから入って繋がらず、検索でもヒットしないので諦めました、残念です。仁ノ平尚子さんと臼井成夫さんのサイトをご存じの方がおられたら、コメントでお知らせいただけるとありがたいです。
6名の中でツイッターをお使いの方も3名あります。Twitter について私はアカウントは取っていませんので現在は閲覧のみです。

ちょっと驚いたのは、甲府市議会議員名簿 【平成22年6月16日現在】でお名前が消えている方があり、甲府市議会議事録 「2010.06.14 : 平成22年6月定例会(第4号)」で確認していたのですが、相川地区デマンド交通の質問をなさった直後の6月16日に議員辞職されたのでしょうか。甲府市議会ページをPDFファイルの「議会たより」も含めて全て閲覧したのでは無いので、私が誤解しているのかも知れません。
この相川地区デマンド交通実証実験は成功とは言えなかった(成功しなかったという結果も実験の一つの成果です)、明確な報告が甲府市ホームページに公開されるのをお待ちしたいと思います。

東日本大震災は福島原発人災を含めて、まさに国家の非常時という状況になりました。私はネット記事から重要な情報を得て、それがマスメディアではどのように報じられ、行政ではどのように対応しているかを確認しています。
Twitterも含めてWebページというツールを駆使して発信されている人々に敬意を払い、感謝する毎日です。

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