ICT甲府
世の中が左になびけば右に立ち、右に行くなら左を観る、へそ曲がりの天邪鬼




Nousanba493 2008年5月3日、18時から甲府市のマウントピア黒平管理棟の前庭で「黒平能三番と音楽の夕べ」がありました。(くろべら)(のうさんば)と読みます。

荒川ダムから入る道が通行止ですから、私は夫婦木神社脇から入る御岳林道で現地に行きました。先日林道の事をちょっと書いたのですが初体験ということになりました。急坂の上り下りはカーブの連続で路肩には側溝があることも確認しながら走行し、暗くなってからの帰途に心の準備をしました(^o^) 道幅は普通乗用車のすれ違いなら停車・徐行すれば可能な程度です。
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甲府市の林道開設に伴う残土処理(平成19年12月13日許可)の場所には目的地まで3キロと書かれた朽ち果てそうな看板もありました。そこから少し先には天然記念物の「燕岩岩脈」があり、あれはここだったのかと野中一二さんのホームページで読んでいたことを思い出しましたが時間が無いのでパス。

能三番の会には50人ほどの方々が参集しておられました。帰宅して調べてみたら甲府市サイトの「町丁別住民基本台帳登録人口」によれば黒平町は世帯数19、人口29名(男12、女17)ということでびっくりしました。黒平の出身で現在は他所にお住まいの方も多いようです。そして一時途絶えたこの民俗芸能が『下黒平では5年前、「能三番」の保存会が生まれ変わった』と読売新聞山梨版(2008年3月5日)が伝えていました。

「音楽の夕べ」ではギターの秋山登志夫さんとドラムス(岩本さん)、ベース(新津岳さん)のメンバーが揃って18時半から始まりました。最初の曲が「スター・ダスト」でしたが日本語で歌われたスター・ダストは初めて聞いたのでびっくりしました。 Kurobera_akiyama_3 Kurobera_akiyama_4
ジャズアレンジされた美空ひばりや坂本九の歌も交えて、後半にはギターのファンキー・トムさん(ホームページもあります)も加わりとても愉しい音楽会でした。秋山さんは今回が3回目のご出演だそうですが、山梨県内でライブをなさっていることがホームページでわかります。それはファンキー・トムさんも同様で、いつかどこかでもう一度演奏を楽しみたいです。

Nousanba500 能三番は二部に分かれていました。それぞれにご説明があったのですが全く下調べもせずに出かけてしまったので頭に入りませんでした。 Nousanba501 19時半頃から始まった前段は45分ほどありました。15分程衣装替えの時間があり秋山さん達の演奏。そして20時半頃からの後半では鶴と亀の衣装で最後の鈴の舞で終わりました。

Nousanba517 能舞台に比べて狭い舞台ですが、能三番はもともとは家の座敷でおこなわれたものだから動きの範囲が小さいのだと思えます。

何度か観たことがある「能」に比べると能三番の所作は御神楽のような感じもしましたが、田楽、猿楽、能楽などの事をまるで知りません。私自身は世阿弥の書、「風姿花伝」に惹かれていて能の足腰の使い方などにも関心をもっていますが、その程度です。「黒平の能三番」についてはホームページ記事に整理しました(2008年5月6日 補足)
前から気になっていて初訪問できた黒平でした。甲府に来て以来、こんな山奥まで踏み入れたのは初めてです。これで芦川や芦安、早川町にも出かける心の準備ができました(^o^)

今日は行かれませんでしたが、黒平に藤原庵という「ほうとう」の有名店があります。ここを訪ねるのが次の黒平行きになるかもしれません。しかし暗くなってからどんどん冷え込みました。私は既に夏支度でしたから身体がすっかり冷えきってしまい帰りのハンドルは手がかじかんでいた程です。山に不慣れな江戸っ子はだらしないですね(^_^;)



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