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竹中津ね子様(竹中英太郎夫人、竹中英太郎記念館館長さんのご母堂)が2月27日ご逝去になりご葬儀もあって休館されていましたが、3月8日(木)から開館なさるとの日記が掲載されました。
現在ではご葬儀の時に済ませてしまうのが慣習になっている初七日の行事が、本来は5日(月)で、火曜日と水曜日は平常の休館日です。
限りなく降り注ぐお母さまのパワーと、ご訪問の皆さまのパワーも頂いて館長様も悲しみを乗り越え、お父上の生誕百年記念企画展が成功裡に終了する事をお祈りしたいと思っています。会期は4月8日(日)まで、お見のがしなく!


追記・お通夜、告別式で流れていた音楽は、五木ひろしの「千曲川」と、五木寛之原作の映画「戒厳令の夜」の主題歌(アマリア・ロドリゲス)でした。「千曲川」は津ね子さまがお好きだったとのことです。「戒厳令の夜」は労さんがプロデュースし英太郎先生が劇中で使われる絵をお描きになった映画で、その絵は竹中英太郎記念館で拝見することができます。その絵の署名が「英太郎」では無い意味を館長さまからご説明いただけるでしょう。室内にはこの歌も流れていて、初めて聴いた時に私は言葉に表わせない感銘を受けました。これは昔よく聴いていた「ファド」、歌手はアマリア・ロドリゲスに違いない・・・ここにある絵となんとマッチしている事かと・・・ファド総合情報ページ:Casa do Fado「ファドの部屋」

これから五十年、百年を経て、仮に「戒厳令の夜」の絵が「なんでも鑑定団」の持ち込まれた時、そのサインからでは作家が分かる鑑定家がいない、なんてことが無いように「竹中英太郎記念館」は存在するのだ。大きな足跡を残して去って行かれたご夫妻のことを想いながら、この日記を残します。



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