Thank you for the music

好きな音楽のこと、あれこれ。その他諸々もあり。

踊り明かそう

2010年11月17日 12時28分04秒 | 

 “I could have danced all night”
 could+have+過去分詞、仮定法過去完了とかいうやつ。“実際にはやらないけど、やっていいならできちゃう”、ということで、「一晩中だって踊っていられる(くらいいい気分)」という意味。
 ミュージカル「マイフェアレディ」で有名なこの歌のタイトル、「踊り明かそう」と訳したのはなかなか素敵。舞台や映画ではヒロインのイライザが歌う。ブロードウェイの初演ではジュリー・アンドリュースが、映画ではオードリー・ヘップバーンの吹き替えでマーニー・ニクソンが歌った。
 ジャズ系のミュージシャンにも好んで歌われている。NHKアーカイブスで広田三枝子が歌うのを見たことがあるが、カッコよかった♪ 近年ではなんといってもJamie Cullumのバージョン。原曲では“I only know when he began to dance with me”のところを“when she~”としているのは、歌い手が男性だから。
 織田信成が今シーズンのエキシビションに使っている。先日のスケートアメリカでも披露したが、スケートカナダのときのほうが出来がよかったので貼っちゃいます

 渋くてカッコいいステップ。こんな大人っぽい滑りができるようになったんだ~。(昔は「スーパーマリオ」とかやってたのに)
 登場の紹介で、“brand-new dad”って言われてる(^^) 終わって戻るときは「織田はリー・バーケルコーチにつくことになってカナダに帰ってきました。お帰りなさい、ノブ」と暖かいアナウンス。いいなぁ
 (dadといえば、お母さんの織田憲子コーチは、grandmaになっちゃったわけですね
 小塚崇彦も2006-2007シーズンにエキシビションで使ってた。まだエキシビション慣れしてない頃の、ちょっと照れてる感じがまたよかったんだけど、映像探しても見つからない(少し振付が違うバージョンしかなかった)。HDDレコーダーや焼いたDVDに残ってないか探したが、これも見つからない。。。残念

<グランプリファイナル後の追記>
 エキシビションで「踊り明かそう」を滑る織田信成に、「僕も使ってた曲なんですけど・・・」と小塚崇彦が言ったところ、「知らんかった~!」だったそうな。
 高橋大輔・織田信成・小塚崇彦で表彰台を独占した2006年NHK杯で滑ってたのに、見てなかったの?と思ったが、考えてみたら、自分の番が終わるまでは、ほかの選手のエキシビションをゆっくり見てはいられない。2006/2007シーズンの小塚選手は、シニアデビューの年。NHK杯以外は、フランス大会6位、全日本6位(意外!)、アジア大会4位と、まだそれほどいい成績もなく、エキシビションを滑る機会も少なかったので、織田選手も目にすることがなかったかもしれない。
 競技で使う曲は、けっこうあちこちで“かぶって”いるけど、お互い気にしてない感じ。よく使われる曲は決まってくるし、ほかの選手のプログラムを見て「あの曲でやりたい!」と希望することも多そうだし。逆にエキシビションナンバーのほうが、選手の個性を強く出して、観客を楽しませるのがメインのショーだから、かぶらないように気をつけるのかも。
 それにしても、小塚版「踊り明かそう」の映像、どうして消しちゃったんだろう…どこかに落ちてないかな…


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