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(2016年)第85回全日本フィギュアスケート選手権女子SP

2016年12月24日 21時52分51秒 | スポーツ

 第85回全日本フィギュアスケート選手権(2016)、女子ショートプログラム。スポーツナビテキスト実況はこちら

<G1>
竹野比奈 SP:47.39(25)
 ショパン「幻想即興曲」♪ 朱色のローブデコルテ風。オーケストラアレンジの曲はゴージャスでいい フリップが2回転になってしまったが、フットワークがしっかりしている感じ。一歩がきちっと伸びていくステップはよかった。

坂本花織 SP:63.36(6)
 「アーティスト」♪ 白と黒、フリンジスカート。全日本ジュニア女王が第1グループに登場。冒頭の3回転ループは珍しくステップアウトしたが、後半のフリップ・トウ3-3、ダブルアクセルは力強い。曲調が変わったところで明るい雰囲気を出して、元気よく滑る。肩や首の使い方がもう少し柔らかくなると、シニアに上がってから大人の表現ができると思う。

<G2>
白岩優奈 SP:54.30(17)
 ガーシュイン「アイ・ガット・リズム」♪ 黒、ピンクの指し色と手袋。いい感じに体が絞れているように見える。ルッツ・トウ3-3、3回転ループがきれいに入り、スピンのキレもいい。活き活きと速いテンポのステップ。アクセルが1回転になってしまい、最後のスピンの途中で手袋がブレードのあたりに引っ掛かるトラブル。はずそうとしたが手袋を落としてしまって減点
 全体の出来は悪くないので、フリーで巻き返してほしい!

<G3>
大庭雅 SP:59.19(10)
 「ミッション」♪ 薄茶にゴールド。振付は安藤美姫。ぴょんぴょんジャンプを跳んでた少女が、すっかり大人のレディになっている。サルコウ・トウ3-3、得意の3回転ループ、終盤のダブルアクセルと滑らか。「スピンの姿勢転換が速やか」と解説・荒川静香さん。しっとりと余韻をもってフィニッシュ。素敵

滝野莉子 SP:59.13(11)
 「火の鳥」♪ 赤系、ひらひらスカート。今大会最年少の14歳。細い体でジャンプの軸も細い。フリップ・トウ3-3、3回転ルッツ、ダブルアクセルとどれも完成度が高い。I字スピンやビールマンスピンの姿勢がしっかりしている。体を大きく使いながらよどみないステップで、観客を惹きつけた。

鈴木沙弥 SP:60.06(9)
 「チャルダッシュ」♪ 緑と白、色とりどりの花。スカートの広がり方が可愛い ルッツ・トウ3-3、3回転ループ、ダブルアクセルとクリーンで、着氷後の伸びもある。テンポの変化が何度もある曲で、アップテンポの細かい足捌きのステップ、スローパートでゆったりと見せる部分、どちらもいい。スピンの姿勢もきれいだった。自己ベスト

<G4>
本郷理華 SP:69.20(2)
 「カルミナ・ブラーナ」♪ 赤に黒など。振付はシェイ・リーン・ボーン。背中と腕を出しているが、鍛えられた体の線がきれいに見える。フリップ・トウ3-3、ルッツ、ダブルアクセルとどれも高さがあって「余裕があります」と解説・荒川静香さん。
 ダイナミックな曲に負けない、大きな動きのステップは感情がこもっていて、雄大なプログラムになった

宮原知子 SP:76.49(1)
 プッチーニ「ムゼッタのワルツ」♪ 水色。おだやかな微笑を浮かべながら滑り出し、すんなりとダブルアクセル。軽やかで随所に美しい所作を見せるステップ。ルッツ・トウ3-3、3回転ループと鮮やか。キャメルスピンを終わるときにレイバックの姿勢を取るところがまた素敵 今の女子で世界一と言っていいレイバックスピン、フィニッシュの瞬間に観客は立ち上がった。
 視線、笑顔、投げキッスも振付として使いこなす、完璧なプログラム。自己ベスト

松田悠良 SP:61.63(7)
 「ピアノ・レッスン」♪ 黒。ピアノを弾く所作でスタート、滑走姿勢の美しいステップから。スパイラルからのダブルアクセル、ただ一人入れたループ・ループ3-3を着氷 3回転フリップも流れがきれい。コンビネーションスピンで終わると、もう?と思うほどあっという間だった。

木原万莉子 SP:50.44(23)
 「さくらさくら」♪ ピンクに細かい花。最初の3回転トウループでステップアウト、単独になった。ループに2回転トウループをつける。フライングシットスピンのジャンプが高い。しとやかな中に激しさも滲ませるステップ。
 今季からカナダに拠点を移し、コーチはブルーノ・マルコット氏。ちょとt口惜しそうにうつむくキス&クライ。

樋口新葉 SP:68.74(3)
 「ラ・カリファ」♪ ブルー、裾と手首に黄色。スタート位置についたときの表情から、プログラムの世界に引き込む。動きの緩急が、感情の動きを氷上に表していく。スピードと力をしっかりコントロールしたダブルアクセル、ルッツ・トウ3-3、フリップ。ビールマンはしないレイバックスピンだが、それでも魅力的。
 ノーミスの演技に終わった瞬間に笑顔とガッツポーズ

村上佳菜子 SP:58.52(12)
 「カルメン」♪ 赤、襟と背中にゴールドのストーン。靴を踏み鳴らす音のリズムで、幅のあるトウ・トウ3-3を決める。フリップが1回転に ダブルアクセルは着氷してそのままツイズル、カッコいい。フラメンコの華やかなステップ、体のキレもよくて
 ダメだったのはフリップだけで、全体ではまとまっていた。得点を見てほっとした笑顔、、、いやいや、喜んでていいのか^^;
 気になったのは、髪のまとめ方。ピンとゴムでお団子にしているだけで、何も飾りがない。衣装がそれなりにキラキラしてるので、ちょっとアンバランスな印象。細かいところまで考えよう!

<G5>
三原舞依 SP:65.91(5)
 サン=サーンス「序奏とロンド・カプリチオーソ」♪ ブルー。振付はマッシモ・スカリ。スピード感のある滑走自体が爽やか。構えの小さい軽やかなジャンプで、ルッツ・トウ3-3を決める。スピン、ステップも丁寧にこなす。プログラムの最後に美しい3回転フリップを決めて、笑顔のフィニッシュ。
 これといって振付がないときの、腕や手の使い方がまだ幼いかも でも今後の伸びしろを感じさせる会心の笑顔

新田谷凜 SP:54.31(16)
 「恋のアランフエス レッド・ヴァイオリン」♪ ビロードのような質感の黒にストーン。フリップが2回転になって転倒 しかしルッツの予定を変えてトウ・トウ3-3を見事に決める。鈴木明子の振付はしなやかさと力強さを表現、この選手のいいところを引き出している。

本田真凜 SP:67.52(4)
 「スマイル」♪ ベビーピンク、胸元に花。振付はマリーナ・ズエワ。空を仰いで笑みを浮かべながら、柔らかに滑り出す。パール姿勢からビールマンのきれいなスピン、フリップ・トウ3-3をふわりと着氷。しっかりとエッジに乗っているステップは一歩がよく伸びて、愛らしい所作とぴったり。3回転ループ、ダブルアクセルと着氷姿勢も美しい。
 笑顔で空を見上げてフィニッシュした瞬間、涙がこみあげていた。今季最高のショート
 姿勢や仕草の美しさは、持って生まれた宝物かな。この年頃の“少女”らしい可愛らしさを振りまいた。

永井優香 SP:53.23(19)
 「ヴァイオリンと管弦楽のためのファンタジア」♪ 紫のワンショルダー。今季はジャンプに苦戦しているが、優雅な滑りは健在。3回転サルコウでオーバーターンが入ったが、2回転トウループをつけた。

廣谷帆香 SP:53.50(18)
 「ティコティコ」♪ 明るいブルー、スカートに飾りいろいろ。おそらく観客は初めて見る選手だが、テンポのいい曲と元気のいい滑り出しにさっそく手拍子が起こる。トウ・トウ3-3を決め、ルッツはオーバーターンしたがこらえる。初々しい精一杯の演技、よかった

浅田真央 SP:60.32(8)
 ファリャ「火祭りの踊り」♪ 黒のレース。きりっとした表情で滑り出す。トリプル予定のアクセルが1回転に フリップ・ループ3-2、3回転ループは着氷。スピンの姿勢転換のスムーズさと姿勢の独自性、簡単そうに見えて難しいはず。そしてステップ、スピードと複雑さと音とのリンクと、他の追随を許さない。
 スケート技術の粋を尽くしたプログラム。アクセルは惜しかったが、この“成熟”はやはり浅田真央だけのもの。もっと点数に反映したいくらい

 結果、貫禄のトップは宮原、2位本郷、3位樋口。4位本田、5位三原、6位坂本と、今季好調な選手たちがフリー最終グループになった。
 7位松田悠良、8位浅田真央。ジュニアの鈴木沙弥と滝野莉子が9位と11位につけた。10位に大庭雅、12位に村上佳菜子。
 明日のフリーはどうなるか、、、ドキドキ

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