AKB48の旅

AKB48の旅

池上彰の知っておきたい大ベストセラー 6月28日の入山杏奈さん

2013年06月30日 | AKB
入山杏奈さんが出るということで、録画してみた。役割としては現役高校生というところで、振られた話にも無難に答えてたと思う。ちょっと穿った見方をするなら、入山さんのところは、ほぼ台本かなと。

他の出演者が強烈な方ばっかりなんで、たぶんアドリブが入りまくった可能性が高そうだし、そうなるとますます入山さんの出る幕ではなかった、そんなあたりだったんじゃないかと想像できそう。強いて言うなら、衣装がもっと主張する、具体的にはAKBの制服風の奴という選択肢はなかったかなとも思ったけど、イメージしてみて、うーん、番組的に扱いが難しくなりそうかな。

まあなんにせよ、これで優等生キャラで行くということで決まったのかな。となると大学進学が現実味を帯びて来そうだけど、どうなんだろう。高学歴キャラというのも飽和してるわけだしね。

番組自体は、池上彰氏らしい内容で、一言で言って無難。必要最低限は抑えてたけど、石油業界やベネズエラについてのディープな話はかけらもないし、イランの現状にも触れない。そのくせオクタン価なんてネタを解説するんだったら、疾風のこととかにも触れてくれよとか思ってしまう。

リフレ政策にしても、両論併記でお茶を濁した感じ。と言いつつ、例によって「一番イヤなパターン」「最悪ですね」「僕はリフレはヤバいのタイプ」の字幕まで出して、あたかも否定派に与してるかのような編集がなされてたように思う。池上氏が意識して中立であろうとしてるのに、これはないんじゃないか。

それ以前に、アベノミクスの成否は、日本そして世界の今後を大きく変えるかも知れないんだし、池上氏自らがもっと踏み込むべきだったんじゃないかなあ。ここはクルーグマン氏の名前ぐらいは出した方が、むしろ中立にあたるという考え方はしなかったのかな。

小林よしのり氏のスタンス

2013年06月29日 | AKB
https://www.gosen-dojo.com/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=2259&comment_flag=1&block_id=13#_13

微笑ましいという感想しか持てないかな。アイドルの楽しみ方として、正し過ぎるとか言ってみる。「かわいいは正義」の本質は子供属性ということなんで、何よりこうした「父性愛」の表明は、年齢的には当然とは言え、何とも潔いと思う。

既述の如く、AKBムーブメントには、恐らくは意図せざる濃密な「思想性」があるのだけど、小林氏はそこには一切触れない。あれだけ「思想」を語ってきた人だし、気が付いていないということはまずあり得ないわけで、だから意識して避けてると、勝手に深読みさせていただいてる。

まあなんであれ生きるということは「哲学」なんであり、あらゆる存在に「思想」がこびりつくというのは、意識というものが避けがたく持つの宿命みたいなもの。だからそこから意図して遠ざかる、敬遠というのは生き方として正しいとも言える。

こういう見方に立つと、小林氏のさっしーを忌避する姿勢は、「思想」だけでなく、そのよって立つ基礎となっているAKBの「物語」の拒絶ということでもあるのかな。さっしーが纏う分厚い物語は、ケガレのようなものというスタンスということかも。

第4回じゃんけん大会の選抜方法

2013年06月28日 | AKB
http://ameblo.jp/akihabara48/entry-11560697468.html

以下引用

勝抜き数の決め方として,本戦から選抜メンバーに入れる確率、予備戦から本戦に出場できる確率、各グループ研究生予備戦から予備戦に出場できる確率をほぼ等しくするという条件を設定致しました。

以上引用

去年同様、一見もっともらしい条件設定のようでいて、ほぼイミフじゃないだろか。まあ私が理解できてないだけということかも知れないけど、それでも運営サイドにとって、より望ましい結果に近づけるための、後付けの理屈感が半端ない感じ。

ここは深読みして、「隠された」意図なるものを勝手に読み解いて、悦に入るというのも悪くはないだろう。ということで、陰謀論的な乗りで、以下簡単に計算してみよう。

まずは本戦の選抜期待値の算出。本戦参加人数は、AKB:66, SKE:8, NMB:8, HKT3であり、ぞれぞれの選抜期待値は、AKB:12.4, SKE:1.5, NMB:1.5, HKT0.6となる。計算、間違ってないよね。

この選抜期待値を眺めると、期待される選抜の本支店構成比が、本店12人、各支店1人ずつ、その他1人(研究生?)であった可能性が浮かび上がらないだろうか。

そこで次に、研究生の選抜期待値を算出。本戦参加人数は、AKB研のみが4人で確定。あとは本戦参加期待値になるけど、SKE:0.67, NMB:0.52, HKT:0.67となる。ここから算出される、それぞれ選抜期待値は、AKB:0.75, SKE:0.13, NMB:0.10, HKT:0.13となる。これを足し合わせると、研究生の選抜期待値は、0.75+0.13+0.10+0.13=1.11となる。これでビンゴと言ったら調子良いにも程がある?

つまりは、まずは選抜枠を設定したと。初期値はAKB:12、SKE:1、NMB:1、HKT:1、研究生:1だった。ここから逆算した上で、その近似値に落とし込む理屈を考えたという、そういう理解で間違ってないんじゃないか。

B.L.T.8月号中部版

2013年06月27日 | AKB
某所情報をもとに、「B.L.T.8月号中部版」を入手してみて初めて知ったけど、そうか、関東版、関西版、中部版、福岡・広島版、北海道・宮城版の5種類があるんだ。しかもさらに限定販売だけど、NMB48版なんてのまである。知らんかった。

いちおう目当ては、松井Rさんのグラビアと言いたいところだけど、それよりも読んでみたかったのが、「SKE48 GET THE DREAM」の柴田阿弥さんのインタビュー。言うまでもなく今回の総選挙のシンデレラガールであり、ヲタさん達の力で一人の無名アイドルを押し上げた、大げさに言うなら、一人の女の子の人生を変えたことになる。

実際のインタビューの内容については、可もなく不可もなくというか、柴田さんがごく普通の女の子であることが伝わって来る。まあ、これを「普通」と表現するだけで、なにがしかのポジション表明になってしまうのを恐れるのだけど、もうちょっと丁寧に、しっかりとした家庭で育った、真面目で一所懸命な子という印象、と噛み砕いとこう。

柴田さんについてはほとんど何も知らないんで、違ってたらゴメンナサイだけど、それでもこういう「普通」の子、あるいはしっかりした家庭の子が、かつてはあり得なかったであろうアイドルを志す、そして自己実現をして行くことを可能にしたことが、AKBという仕組みの最大の功績の一つじゃなかろうか。

オリコンと数字

2013年06月26日 | AKB
http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2025942/full/

50万枚というわかりやすさを逃したのは惜しかったけど、こうしてアルバムに続いてシングルでも数字を出せたことが素晴らしいと思う。

もちろん、複数枚購入とかモロモロのドーピングとか、販売方法にケチを付ける向きもあるだろうけど、オリコンというブランドは現在なお有効なんであり、その集計には(少なくとも大きな)偽りはない。数字自体は公正なんであり、今なお強い説得力を持つことは言うまでもないだろう。

AKBムーブメントの大きな特徴は、その公正性、透明性にある、そういう主旨のことを書いたのはずいぶん前になるけど、これは現在もきっちり守られていて、AKB界隈の数字絡みには、その特徴が良く現れてることが分かる。

先日の32ndシングルのMV撮影でも、参加エキストラの人数を3800人と発表してた。ほぼオープン参加に近いエキストラの人数を、これ以上刻むのは非現実的なわけで、だからこの3800という数字は、正確な実参加人数そのものと考えられる。

けれどもパブリシティとしては、こういうイベントの参加人数は、多い方が何かと羽振りが良いし、キリ数字に揃えたくなるもんだし、実際、AKB以外の場合、ほとんどのイベントの参加人数がそういう扱いになってるのは、敢えて例示するまでもないこと。なのにAKBの場合、丸めた4000人とか、キリ数字の5000人にしないところが、らしいということになる。

去年の東京ドーム公演でも、初日に大島さんが48521人と、観客数を一桁まで刻んで発表してた。東京ドームの収容人数は、ググってみても意外にも謎で、Wikiを信じるなら、球場モードでは46831人らしい。コンサートモードだとどうなるのかは不明だし、客席の設営状況で大きく変わるんだろうけど、たぶん、この48521人というのが、実際に小石川消防署に届けられた公式の数字なんだろう。

仮にメンバーとスタッフが500人前後だったとして、合わせた49000人あたりというのが、消防法などで許容される、東京ドームの収容上限である可能性が考えられるし、これを大きく超える動員数が発表されれば、それは煽りということになるんじゃないか。とか言いつつ、うーん、嵐でも55000人の発表なのか・・・。